活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

アベノミクスの根幹は非正社員の給料を搾取して経営者が儲かるシステムづくりが中心になっている

2017-03-06 23:06:10 | Weblog
アベノミクスとは経営者や株主・富裕層を儲けさせるいんちき経済政策を言います。厚生労働省が2月22日発表した2016年における給与所得者の平均給与は正社員が月321700円で、非正社員は月211800円でした。この金額には賞与、残業代が含まれていませんから、これらを合算すると給料格差は、非正社員は正社員の50%程度の収入しかないことがわかります。

企業が大もうけできるのは非正社員を踏み台にしているわけですが、大もうけした後には株主への目いっぱいの配当と、残りの儲け分は内部留保に回ります。現在は非正社員ばかりではなく正社員も給料アップが望めないのですから、いかに従業員を粗末にしているかがわかろうというものです。

安倍晋三首相はこの格差を改善するつもりは全くありません。なぜならばアベノミクスが格差を拡大させる政策だからです。アベノミクスを維持するためには、経営者に使い勝手のいい非正社員がなんとしても必要なのです。

アベノミクスを維持させる構図が以上ような内容ですから、いかに国民だましの政策を推進しているか、ここで理解できます。長い間、だまされていたわけですから、さっさと退場させてしまいましょう。