活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

タミフル 製薬会社から2教授に多額研究費

2007-03-22 22:49:00 | Weblog
タミフルの研究班から外して 寄付の2教授、遺族らが要望(共同通信) - goo ニュース

今朝のテレビで、横浜市大のY教授は輸入販売元の中外製薬から1000万円振り込まれたことについて、「そのカネで研究に影響はない」と声を荒げて釈明していましたが、世間一般の常識では、こんな大金受取っていながら影響ないと思う人ほとんどいないでしょう。

すでに昨年10月に患者2800人調査したところ異常行動の現れ方に差は見られないと、厚労省と中外製薬側に沿った報告をしていることからでも分かります。

岡山大のM教授も600万円をやはり中外製薬から受取っていることから、Y教授と同様の立場といえます。とても公正な研究を求めることは無理でしょう。

厚労省としてはタミフルの販売を許可した手前、なんとしても異常行動との因果関係を2教授に否定してもらえることに期待して2教授を任命したことでしょう。

中外製薬は新薬の販売許可に携わっていた厚労省元課長をどういう理由か役員待遇で、この課長の天下りを受け入れています。

官・民のこの胡散臭い癒着ぶり。このような状況でまともな研究は期待できないでしょう。早速、2教授は研究班から辞退するべきでしょう。

中外製薬からカネをもらうということは、限りなくウラがありすぎるからです。厚労省もなぜ、2教授にカネが流れたのか解明する必要があります。世間は疑惑の目で成り行きを見ていますから。