どこの会社でもコンプライアンスの徹底が叫ばれて久しいですが、名だたる企業の不祥事が毎日のように新聞・テレビに取り沙汰されています。記者会見でもトップが責任を曖昧にし、それどころか開き直りともとれる発言をしばしば耳にします。会社トップの「辞任しないで信頼の回復に努めたい」と聞き飽きた弁明は、トップは自己においてほかに代わる人材は、いないと言いたげにも聞こえます。ワンマン的経営で取り囲む役員も、イエスマンばかりの企業ではないかと容易に想像できます。
いまの世の中「企業は人なり」、「世のため人のため」を規範とするトップは少なく「カネのため、会社のため」としか考えていないトップだけのような気がします。このトップに共通しているのは、数字ばかり気にしていて、社員をいつも悪く評価し、その上、人員の過剰感を常に抱いてヒト減らしに熱心なことです。自己の立場や地位の確保に一生懸命で、残念ながら職員の生活レベルの向上まで考えが及ばない厄介なトップと言えます。
そういえば財界の大御所の工場で、違法な「偽装請負」があり行政指導を受けましたが、「法律が実態に即していないのが原因」と悪いのは法律にあるとして、厚生労働相に改正を要請したとの報道がありましたが、財界トップがこの調子では、不祥事が収まるどころか、いっそう助長に一役買っているような気がしてなりません。
いまの世の中「企業は人なり」、「世のため人のため」を規範とするトップは少なく「カネのため、会社のため」としか考えていないトップだけのような気がします。このトップに共通しているのは、数字ばかり気にしていて、社員をいつも悪く評価し、その上、人員の過剰感を常に抱いてヒト減らしに熱心なことです。自己の立場や地位の確保に一生懸命で、残念ながら職員の生活レベルの向上まで考えが及ばない厄介なトップと言えます。
そういえば財界の大御所の工場で、違法な「偽装請負」があり行政指導を受けましたが、「法律が実態に即していないのが原因」と悪いのは法律にあるとして、厚生労働相に改正を要請したとの報道がありましたが、財界トップがこの調子では、不祥事が収まるどころか、いっそう助長に一役買っているような気がしてなりません。