活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

ゴーン流で圧力 ルノー自殺相次ぐ

2007-03-05 19:18:45 | Weblog
ゴーン流開発ラッシュでストレス? ルノーで自殺相次ぐ(朝日新聞) - goo ニュース


日本でも最近の日産車販売不振で、ルノー同様事例に近い圧力がないかと心配します。一時、日産の業績は急回復、マスコミ各社もゴーン氏の経営手腕を高く評価していました。ゴーン氏も有頂天でした。

それもそのはず、東京・武蔵村山と神奈川・座間の基幹2工場を閉鎖し、何の責任もない労働者、数千人をいとも簡単に放り投げてしまったのです。これではゴーン氏でなくてもどんな経営者でも利益を計上することは可能でしょう。

私が望むのは日産ばかりでなく労働者を犠牲にしての利益追求は、いかがなものかということです。そのような企業は成長してほしくないからです。人を大切にしない企業は内部から滅びます。

小江戸 川越よいとこ

2007-03-05 14:26:40 | Weblog
昨日4日、埼玉県川越市を訪ねて来ました。正直なところこんなに賑やかで、活気ある街とは川越の皆様には申し訳ありませんが、思ってもいませんでした。川越駅を降りると、自然に人の流れは幅6mほどの「クレアモール通り」に向かいます。

若い人が大勢で両側の商店街は、気軽にしかも入りやすく活気に満ちています。「丸広百貨店」を中心に前も後も人の波は絶えません。この通りを北に歩を進めると、「大正浪漫夢通り」です。

左手に「牛窪商店」さんがあります。通りの名前のとおり大正時代に建てられたのでしょうか、立派な造りです。玄関ガラスには電話674番と書かれていました。店先におばーちゃんがいましたので、声をかけて写真を一枚撮らせていただきました。このあたりは駅から少し離れるせいか、雑踏から開放され少し落ち着くところです。

さらに北に歩を進めると「蔵の町並み」です。片側1車線で広くはないですが、昔なつかしい暮らしの道具や、おみやげ品が蔵造りのお店で、販売されています。この通りも観光客でごった返していました。

沿道には国の有形文化財「りそな銀行川越支店」やその先右手奥に入ったところに川越のシンボル「時の鐘」を見ることができます。毎日6時、正午、15時、18時に市民の皆さんに時を知らせるそうです。残念ながらタイミング悪かったせいか聞くことができませんでした。

蔵の町並みに戻り北に進んだ右手に国の重要文化財「大沢家住宅」があります。一階は店員さんがいませんでしたが、民芸品などが陳列されていました。

大沢家を後に札の辻交差点(都心にも同じ名前の交差点があります)を左に折れ、150メートルぐらい左に20軒以上の駄菓子屋さんばかりの一角があります。通称「菓子屋横丁」です。子供のころ口にした懐かしいお菓子にお目にかかれます。どのお店も千客万来の感じで、客足が途絶えません。

最後は「喜多院」と「東照宮」です。喜多院は徳川家ゆかりの寺院と書かれていますが、拝殿で綱を振りドラ?を鳴らすのがよくわかりません。家光誕生の間や春日局の化粧の間が、どこにあるのかもさっぱりわかりませんでした。

境内の五百羅漢は、日本三大羅漢のひとつに数えられ538体の羅漢さまが、いろいろな表情で鎮座していました。東照宮は家康の遺骸を日光に移すときに喜多院で4日間安置し法要を営んだ縁で、1633年に天海僧正が創建されたとパンフレットに書かれています。喜多院に比べ階段の上り、下りが急で訪れる人はまばらでした。

都心から電車で1時間程度で小江戸といわれる川越ざっと見て回りましたが、歴史と文化を少し知ることができました。いつかまた訪ねてみたい川越の旅でした。