活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

菅総務相 光熱水費で珍説展開

2007-03-19 23:10:19 | Weblog
また理解できない発言をしたものです。菅総務相が、きょう19日午前の参議院予算委員会で民主党議員の松岡農水相の資金管理団体事務所の光熱水費費についての質問でこのように答弁しました。「ミネラルウオーターは光熱水費、お茶、ジュースは消耗品費」であるというのです。

つまり、お茶やジュースとはミネラルウオーターは明らかに違うから、光熱水費に計上しても問題ないということです。なんというこじつけでしょうか。

国会とは、こんな詭弁が通じる世界なのです。ミネラルウオーターとお茶、ジュースは同じ費目でしょう。それとも、1本5000円もするから光熱水費ということでしょうか。素人目に見ても大体そんな高い水を飲んでないでしょう。

分からないのは、松岡氏の説明が不十分で国民に理解されていないのに、なぜかばい続けるのでしょうか。どうも論功行賞内閣といわれるように、大臣ポストが不適任といわれてる理由がよく分かりました。

民主党議員の食い下がりに、こんどは「総務省は個別の費用をどの項目に当てはめるか判断する立場にない」と。いかにも権威をカサに着ている菅総務相らしい発言です。

国民が問題にしているのは、松岡氏も中井元法務相もウソをついていて、真相がヤブの中にあることなのです。首相にも言いたい。「ウヤムヤにしておいて、どこが美しい国か」と。