Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

2006-10-19 19:14:35 | 憲法・非戦・平和
僕は、足を洗ってもらって、朝の散歩が終わりました。
何時ものように、彼が彼女に散歩の様子を話します。

彼、「散歩の犬とかウォーキングの人とか、まったく会わないんだ。鳶までいないんだ。」
彼女、「寒いから、皆遅くなっているんだね。」

彼、「牧草畑が霜で真っ白、初氷を期待したけどなかった。」
彼女、「まだ、早くない?」


僕、朝の「おやつまだなんだけど視線」を2人に投げ掛けました。
2人は、取り止めもなく話しています。



教育基本法改悪

タカ派の「頭のからっぽの総理」は、「美しい国へ」で、サッチャーの教育改革を絶賛していると。(孫引きです。読んでいません。)

サッチャーは、日本の公立学校制度を目指していたとのこと。
サッチャーの教育改革の評価は、英国内では散々で、推進した保守党内でも教育改革は失敗だったとの声が出ています。

スコットランド、ウェールズ、北アイルランドにおいても否定する動きが出ています。
「読み書き、計算の学力は上がったが、思考能力は上がっているのか。」と、論争になっているとのこと。

昔、ロンドン効外のPPPで設立されたジュニア・スクールを訪問したとき、施設管理者と校長が「父兄には評判が良いです。」と話していました。
子供にとってどうなのかは、聞きそびれました。
サッチャーの教育改革の一端に触れたことがあります。

英国は階級社会で、貧富の差はインド以上に激しいとの説もあり、子弟の90㌫以上が公立学校へ、残りがパブリックへ(学費が2~3百万円)。
パブリックスクールは、進学校で、ここを出なければ大学に入るのは難しいです。

労働者階級と中流階級の下層の子弟は、公立に行かざるを得ません。
結果的に、底辺の再生産が行われています。

ちょっと横道にそれましたが、タカ派の「頭のからっぽの総理」がサッチャーの教育改革をまねるのは、思考能力のない市民を大量生産し、権力の言いなりの市民を望んでいるのでしょう。
抵抗すれば「非国民」とレッテルの貼れる社会を望んでいるのでしょう。

さてと、これから夜の部の商いです、貧乏暇なしです。