Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

酔生夢死 その10

2006-10-07 07:06:14 | 酔生夢死
外では、雨が降っています。
こんな日の彼は、ちょっと気合いが入っています。

彼女、「本当に、天変地異が大好きなんだから。」とニコニコしています。
僕も,嵐、吹雪のお散歩は大好きです。

雷のときの散歩は、遠回りをしません。
きっと彼も雷さんは怖いのかな。

彼女がバスタオルを用意しています。
帰ってきたら、バスタオルでゴロンゴロンだ。

僕は彼女に最高の笑顔で、尾っぽを一杯振って、
「さあ、朝の散歩だ,行って来ますー。」



酔生夢死とは関係無く

共同体の裡の事象に「外」から対峙して、意味ある意味はありません。
この表出故に、共同体に「外」はありません。

単調に繰り返される労働をせざるを得ない人々、また腐肉を食べざるを得ない人々にとって,「外」からの注視は、まして発語は誰の許しを得ているのでしょうか。

彼の人々の憎悪の視線を、非難を浴びるだけです。
淵からの、ともに腐肉を食べ、異臭に汚れた口元からの発語だけが、意味あります。

ただ、共同体に「外」の領域はありますから、日常の営みの位相に静かに向かい合います。