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21日の散歩 ( 妙心寺の塔頭、大法院 )

2011-04-21 16:43:11 | sanpo
 明日は昼から下り坂で雨になり、土曜日も雨になるそうです。
晴れ間があるのはきょうだけ。という事できょう散歩へ行かずに何時行くんや!と相成ります。
きょうは円町でちょと買い物もあるので散歩は西へ向かって。

 今、妙心寺の大法院が新緑の「路地庭園」を公開しています。昨秋の紅葉の時期にも公開していました。
残念ながら紅葉は見損ねましたので、今年の秋は見てみたいと思っています。

で、きょうがその下見をかねて新緑を見に。
取り敢えずは北野天満宮を北門から入って御土居から西大路へ抜けました。

北門からの石畳の参道脇の木漏れ日の中に落ちていた椿。

椿の花はあまり撮ら無い花です。落花になった方が面白い?
天神さんの御土居も新緑の季節ですが写真は無し。

新緑の一枚目は大龍院のもみじ。

昨秋に土塀と紅葉を撮った木です。
この大龍院はきょう行く大法院の隣の塔頭です。

大龍院の前の石畳を奥へ行くと大法院。
ここは真田信行の菩提寺。佐久間象山の墓所だそうです。

このお寺のキャチフレーズは「且座喫茶」
且座喫茶 ( しゃざきっさ )とは → 「まあ、座ってお茶でも召し上がれ」という禅の言葉。
だそうです。

入り口で拝観料金を払い客殿へ。
下の写真は廊下と茶室の間にある壺庭と井戸。

右の暗い所が井戸。手前の竹組みは水汲み場といった所でしょうか。
奥に見えている壁の中が茶室になります。

茶室の中は下の写真。

四畳半に床の間ですね。茶の嗜みは有りませんので縁の無い空間です。

更に奥へ進んで客殿?へ通ります。

緋毛氈に座っていると抹茶と饅頭が運ばれてきます。
ゆっくりお茶と饅頭のおいしさを味わいながら、庭の新緑も味わって下さい。
という事でしょうね。

お茶も饅頭も大好きですので美味しく頂きましたが、さてゆっくり味わったか?と聞かれると、なんとも???
一つ言えるのは、拝観料が安く思える美味しさでした。


次は石の写真。石が好きですねー!

茶室への廊下の脇に据わっています。
苔むした具合やなにかがとても魅力的で、なんとも云えない味わいを見せてくれています。
奥の椿は茶室横ですので詫助かと思いますが?


肝心の庭も一枚。

ここでいう路地は茶室に付随する庭の事だそうです。
したがって茶室横のこの庭園が「路地庭園」。
東屋、枝折戸、燈籠、飛び石などが絶妙に配置されています。
と、ど素人が言っています。秋には是非もう一度行きたいですね。


最後に蹲を一枚。水が好き、石が好き、となると外せない一枚です。

これも苔の具合やシダの伸び具合など趣があります。
出来ることなら柄杓がアルミで無く、竹ぐらいで出来ていたらと、残念です。

この後、妙心寺を南へ抜け円町で買い物をして帰ってきました。

21日の散歩は妙心寺大法院。新緑と美味しい饅頭の散歩でした。

カメラ  PENTAX K10D
レンズ TAMRON zoom 17-50 F2.8
     TAMRON SP 90mm F2.8 MACRO

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コメント
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