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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LEFE1261. “iPhone7”

2016年01月29日 | Shinkansen commuting
 今日の画像は、パノラマで霞み漂う襖絵的関ヶ原の風景。といっても上下に架線や金網が入ってきたのでカットしただけなのだが。風景に対する人間の両眼の空間認識は、実際にこれぐらい横広がりだと思ったりする。
 さてWEBサイトを徘徊していたらオリンパスから”PEN-F”という20世紀銘機の名前を復活させて、新しいデジタル一眼レフが発表された。デジタルファインダーを内蔵させたこの種の小さな機材としては完成形に近づきつつある。単焦点レンズが手元にあるから、PEN E-P5の更新でもしょうかと思ったが値段がOM-D E-M1と同じ位に高いので、まあ飛ばそうという気分だ。
 いつも思うのだけど、写真っていつも撮影機材がポケットに入っていて、だからイルカが来たなんてときはすぐ取り出して撮影できて、その画像をあとでみんなで共有できるところに面白さがあると私は思う。そういう点では、いつもポケットに入っているスマホのカメラが最適な機材だ。
 いま写真は、アーティスティックな作品を撮ると言うよりもコミュニケーションの媒体であり手段なのだ。そのコミュニケーションに様々な人間達の息吹を感じる。それは、通り過ぎる人達がたまたま茶席に居合わせた一期一会のドラマである。こちらの方が辛気くさい能書きを並べるマニアックな世界と比べれば、画像としてははるかに意味深いしドラスティックに動いている世界そのもので大変面白い。
 最近の私はそんな考え方なので、新型機材が登場しても心躍ることはない。せいぜい水中とフィールドのためのシステムを考える位だ。手元のiPhone5もそろそろデータ容量が一杯になるぐらいに写真がたまっているのではないか。そう思っていたら今年はiPhone7が登場する。こちらの乗り換えの方が私にとっては大切だ。このブログも”iPhone”で撮影した新タイトルを設けようかと考えている。

新幹線 京都-米原
OLYMPUS PEN E-P5,LEICA Macro Elemarit45mm/F2.8
コメント
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