Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LEFE1253. 桜坂・松山・旭橋・本部

2016年01月10日 | Okinawa
 昔は桜坂界隈も混沌とした飲食風俗街だったらしいが、今は道路も拡幅されハイアットリージェンシーホテルが進出して桜坂界隈の環境も激変したのではなかろうか。
 だから私は当時の姿を見ていないので混沌とした世界は想像がつかない。僅かに残る提灯と幾つかの古い店が道路を挟んでホテルの筋向かいにある空間の対比は面白い。今でも桜坂は、古い映画を上映する映画館やライブハウスがあるので一寸したカウンターカルチャーの空気を留めている。夜の退屈なときに訪れるのに調度良いと思っている。
 ハイアットリージェンシーホテルは、全館禁煙という割り切りのよいところだが、桜坂劇場の手前の細い階段をあがると喫煙コーナーにたどり着くことを発見。それを除けばとても居心地と立地が良く、すぐに牧志の市場へ出られるホテルであることに私は好感を持っている。
 もう一つ松山にある老舗ソルヴィータホテルは、表通りから少し奥に入ったところが落ち着くし、なんといっても繁華街の中だし、下にコンビニが入っているのが便利だ。部屋は古いが最近いつも満室だというのが悲しい限りである。駐車場も広く値段が手頃なので中国人旅行者がレンタカー共々数多く泊まるようだ。
 そんなわけで私は最近旭橋の東横インが多くなった。まあ安いし特に不満はないので、ここでよいか。それにダイビングショップから歩いてこれるところがお気楽だ。東横インは東急系のビジネスホテルかと思っていたら実はそうではなく、東京と横浜の中間の蒲田に1号店を開業したので、東横インと命名し、東急とは全く無関係なホテルであることを備え付けの本で始めて理解した。
 昔は、仕事で沖縄に来たときは、那覇のホテルなんかつまらんぜと思っていたが、市内の街歩きをしたりレンタカーを停めたりするのには、やはり那覇市内が便利なのである。
 それに本土より料金が安い唯一の高速道路があるので、
北部の本部のあたりまで軽く日帰り圏だ。それまでは、本部にホテルやダイビングショップもあったとダイビングの先生から聞いた。今は本部も那覇市内からの日帰り圏なので地元ホテルも閑散とし、ダイビングショップは沖縄そばのお店に変わってしまった。
 昔の姿はほとんどわからないが、沖縄が激変したことは確かなようだ。まあ岡村太郎が撮影した復帰前の沖縄の写真集でもみるほかないか。太郎自身のWEB画像をみると、機材はどうもオリンパスペンFTのようだし、岡本太郎記念館にOM2とおぼしき機材が展示してあるようだ。オリンパスは昔からフィールド調査に多用されていたというどうでもよいところに眼がゆき、今日はお終い!!。

沖縄県那覇市
OLYMPUS EM-1,M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO1600,露出補正-0.3,f2.8.1/15
コメント
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