京料理 道楽のブログ

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《案山子》

2011-08-17 | Weblog
‘山田の中の 一本足の案山子…’
稲が実った田んぼに、麦藁帽子をかぶった案山子が立っている風景は、日本の牧歌的、ユーモラスでノスタルジーを感じます。

稲刈りが終わったあとの立ったままの「捨案山子」が、風雨に打たれ朽ちていく姿を目にすると、秋の寂しさがよりいっそう漂ってまいります。

案山子の謂われは様々あって、 ある禅僧の住む案山(低い山)の耕地にある‘鳥おどし’のことを案山子と称したという説もあり、「かかし」と読むのは、肉や魚の焼いた臭いを「かがし」鳥を追い払うことからきているとも言われてます。