《六道まいり・陶器まつり》

毎年８月７日から１０日まで、六道さん(六道珍皇寺)さんで六道まいりが行われます。お盆におしょらいさん(先祖の精霊)を迎えるための「迎え鐘」を打ちに、ものすごくよおけの人が来はって、長蛇の列となります。幽霊飴を買うて帰らはる人もぎょうさんいたはるでしょう。
この辺りは、平安時代の鳥辺野の葬送地に近く、六道の辻は現世と冥土の境目とされてます。

また、六道まいりとおんなじ日程で、陶器まつりが開催されます。五条通りの川端から東大路までの陶器市で、たんとお店が並びます。

六道まいりと陶器まつりは、近いんでどちらも寄らはる人が多いと思います。京都で一番暑い時期、日中歩きまわるのはけっこうしんどいので、朝か夕方のいずれかに行くようにしてます。

《京焼》

昨日は、京都らしい器のデザインに関するご依頼を賜り、本日は某料理店より、京焼にまつわるご相談がありました。

雅やかな意匠の仁清、大胆な意匠の乾山。四、五百年の年月を経ても、時代時代の陶家が写し、今なお絶大なる人気です。

本日は、古美術商を巡り、勉強させていただきました。