書道家Syuunの忘れ物

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庶民感覚と官僚・為政者・マスコミの感覚のズレは何か

2008-03-29 11:22:34 | 読み解けば‥‥

近年非常に妙に思うのは、国民というか一般大衆と‥政府、中央官庁の官僚、東京・大都市圏に住むマスコミなどが、何やらずれているのではないかと言うことだ。
簡単に言えば、既に国民はいろいろな世界情勢の変化、金融不安、中国などのチベット弾圧、北朝鮮の拉致などを通じて意識防衛に入った。
しかも、サッカー、オリンピックなどのスポーツを通じて国旗や国家に対しても日本の誇りとする風潮も醸成された。
要するに、日本国民は世界とかかわると否応もなく現実に直接さらされ、意識は世界水準に次第に近づいているように感じる。

一方、国民の意識に大分近い観念を持っていると思われた、昨年の安倍政権。
この安倍政権に対するマスコミの総攻撃と言える異常な感覚は、正に日本の病履を暴き出すものだった。
政界を取ってみても、未だに「道路族」という過去の利権を振りかざして、国民からの税金を蝕む政治屋。
そして、その金に同じく群がる官僚たちの闇。
道路特定財源というのが、実際ところ官僚の都合の良い「小遣い」と道路族国会議員の選挙対策による無駄使い。
そして、県知事からの要請は、週間プレイポーイ誌と東国原知事との問答で、暴露してしまったように、道の整備が必要なものを作ると言うより地方の土建屋の救済事業だったこと。
いろいろと納得の行かないことばかりだ。
そして、暫定税率が廃止されることについて、マスコミは一斉に「混乱する」と主張して維持を標榜する。
ならば今まで通りで良いのか、というと何も論調していないのに等しい。
言うのは、一般財源化。
しかし、特定財源だったから色々なおかしいことが明らかになったのであって、一般財源なら全く伏魔殿だ。
それならば、一旦税はなくして、必要なものを取ればよいというのが国民感情だろう。
なんと言っても、昔のように国民に情報を隠して、政府・官僚だけで上手くやりくりしていた時代は終わったと言うことを理解すべきだ。

取れるところから取る、使うのはどう使っても勝ってと言うようなことに対して、国民は反発して米国並みに情報開示が求められている。

そして、官僚は、ここのところ国民を規制しようとする何やら訳の分からぬ法律をやたらと作りたがる感じがある。
一種の、民主主義に反する官僚統制の拡充で、その一環として建築基準法の改正があった。
本来、「悪いヤツ」がいれば、その悪いヤツに厳罰を施せばよいのに、その人達は全て悪いと全く信用せず「規制」を施したのか、国土交通省による確認申請の厳格化だ。
その根幹にあるのは、中国でチペット弾圧となぜか同じ感覚であるというのは、末恐ろしいことだ。
要するに、官尊民卑。
自分たちと違う低能な高卒出身者の姉歯などが持っている一級建築士などの人々は、高学歴の中高官庁の役人に比べて「馬鹿ども」だと思っていることがありありだった。

目に見えることは、端的にはそうだが、実はいろいろと妙なことばかりではないか。

そして、裁判官も未だに戦後のマッカーサーギルトプロク゜ラムに染まっている人達が多いのには驚かされるというものだ。
そればかりではなく、その根っこにあるのは国民不信だ。
一般国民などは信用できない。
信用に値するのは、官僚や政府、警察、そして一見名声がありそうなノーベル文学賞作家だったりする。

「沖縄集団自決訴訟」などは、この権威主義そのままで一般民間人は信用できず、ノーベル文学賞作家は信用できるという観念に基づいたものであるように思える。
同じ事は、あの九州の選挙に絡む冤罪の検事たち。
そして、週刊誌に載っていた、白バイがスクールバスに衝突してスクールパスの運転手に実刑が言い渡された訴訟。
目撃者がいて、バスが止まっていたと証言しても無視して、明らかに証拠のでっち上げと見られる黒々としたブレーキ痕を根拠として有罪という。
‥‥‥最近の車はアンチスキットブレーキだからブレーキ痕は着かないしね。

その他、色々調べると裁判官のいい加減さがなぜか見られる感じがする。

世の中、最近MacArthurによる洗脳世代が世の中の中心に座ったのか、全く妙なことばかりだ。
だから、今国民の意識が国際水準に近づくにつれ、自分たちが時代遅れてしまったのに気づかず、国民が「悪い」「信用できない」と過去のシガラミにしがみつく日本の知識層というのは、非常に不気味に見える。


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