書道家Syuunの忘れ物

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節分間近で思うこと・裸の王様の政治世界

2011-01-31 23:38:46 | 雑感・どうでも良いこと

節分間近で思うこと・裸の王様の政治世界

1月もあっと言う間に月末になってしまった。いつも1月の内に済ましておこうと思っていることが、気がついてみれば何もやっていない。
歳をとるごとに急速に体力が落ち、仕事をやる気にならないと言うのは仕方がないことでもある。そうしていつもながら1月も中旬になると「今年はどんな年」と言うことが見えてくる。
それで、多少良い年になると思えば歓迎だが、昨年のように「疫病神」に取り憑かれる年だと「良い年」だとしても満足度は半減である。
この節分を前にして、そう言う疫病神ともおさらば出来そうだと思えば余計気が楽だというものである。少なくとも「疫病神」とはおさらばしたいものだと願ってもいる。
そうして将棋の米長邦雄の言う「幸運の女神」の示す「今年の運勢」が正しいものかどうかは今後の楽しみというものである。
実はこの米長邦雄氏の「署名入り」本を随分前に手に入れたことがある。もちろんラジオの抽選で当てたものだか、この内容が「幸運の女神論」だったような気がする。
こういう勝負師というのは、ジンクス、因縁、迷信や超自然的なものを信じることが多い。それは、より人間的と言うより動物的な本能というものを多少たりとも残しているかもしれない。
そういう動物的な本能で政治の世界を見ると何やらきな臭い雰囲気がするものの、影の薄い人達が新聞を賑わしている。
街には、ポスターが目立つ。
それは、この前の衆議院選挙で当選した新人の国会議員の顔写真と若い女性候補の写真。誰だって今更、民主党でもないだろうと言う前に、あんなに「私に任せてください」と選挙では言ったような新人議員は今まで何をしていたのかというほどの影の薄さである。
それで、その一年生議員の顔に例の鳩山、菅、仙谷と顔を重ねてみれば、今度誰が投票してやるものかとも思う。
しかし、この民主党と言うのは日本の民主主義国家の欠陥をいやがうえにも示してくれた。それは一旦政権を取ったら有権者という国民などは一切関係なく独裁が通せると言うものだった。
そう言う国民の政府不信というのは、福田(康夫)政権で長野に赤い旗が舞ったときであった。そこには治外法権どころか、本来国民を守るべき警察が無法な赤い集団を擁護して国民を排除をする姿だった。
そう言うリベラルな自民党というのは、国民から忌避されて民主党政権になったが、民主党は政権を取った途端に化けの皮が剥がれる為体(ていたらく)。
それどころが、自民党が嫌われた理由さえ分かっていない。
自民党が賞味期限を迎えてしまった理由というのは、田母神空幕長を更迭したような自衛隊の忌避、危険視による国防意識の希薄さ。
官僚統制による社会主義化、それに伴う増税路線。その社会主義化とは、不景気なのに官僚とそのOBだけがうまい汁を吸い、規制強化による天下りを助長すると共に民間企業を制限。
そう言う国民とは別の利益集団が国民の生活を蝕むことへの忌避。その他いろいろあるとはいうものの種々の既得権益でもあった。
その民主党は、官僚政治打破とは言ったものの政策が貧弱で党内民主主義も保てない有様の上自民党を忌避する用件を「全部入り」。
自衛隊は「暴力装置」(仙谷前官房長官)。消費税増税その他増税路線などなど。
オマケに、その昔自民党が「国民総背番号制度」と言うものを発案して、財務省はPCまで発注したのに野党が反対して廃案。
小生など必要に応じて「住基ネット」は使うが、住基ネットにはリベラル派には未だに反対がいる。
この住基ネットのより以上、住所だけでなく「税」その他を含めた「共通番号」制度を作るという。元々住基ネットというのは、「国民総背番号制度」に移行する一歩手前だった筈なのだか。

国会論戦をみれば、民主党は常に「木で鼻をくくる」論戦しかしない。自民党政権時代の方が遙かに野党の意見を聞き、国民の反応を気にして国民としても民主主義が生きていると思われたものである。
そして、民主党の国会対策委員長が安住淳衆議院議員というNHK出身で、あの「自衛隊行事での民間人による政権批判を封じる事務次官通達を出した問題」の張本人であるから民主党というのも妙な組織である。


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