書道家Syuunの忘れ物

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会員賞受賞作家による揮毫会・長澤幽篁先生揮毫・卯中恵美子先生刻その3

2008-07-28 18:23:47 | ちまたの噂・雑記事
会員賞受賞作家による揮毫会2人目は、長澤幽篁先生揮毫。
解説者の説明によると、1作品の揮毫と言うことであったが‥‥‥



こんな感じで、淡々と揮毫。



周りの感じは、こんなもので揮毫会という感じがする緊張するもの。
1作品と言うことだったが、司会の強引な都合で二作目のもの。
どうやら、傾向の違う作品を二つ書くと言うものが設定されていたようだ。
ここで、筆は「明石」先生の墨、筆を借りたようである。



そして、書き上がった作品。




多字数の紙が緑色をしているのだが、これは「竹」を使った紙だそうだ。

次は、卯中恵美子先生の篆刻による刻。



中央に、テーブルを設置して印を刻している。
写真では、引き刀、押し刀とかで刻していると「稲村先生」が説明する。
兎に角、印を刻する方法というのは、人によってやり方があって、一概にこうすると言うことは出来ないと説明。
尚、白文の半分を仕上げてきてあって、あとの半分をここで刻するという。



こんな感じで、カメラが寄っている。実際どんな感じなのかよく分からないと言うのが本当。
又、周囲が見えているとおり、観客は半分程度に減り最前部の椅子にも空席が出来た。



鈐印(けんいん)しているところ。
印辱は使わず、下に硝子板を置いているという。
印泥は何を使っているかとの主催者側の質問で‥‥‥。
印泥の種類は答えなかったが、箱を見せて明るい色が最近の傾向であるとのこと。
印泥の箱を見るところ、紺色の箱に「高式熊印泥」と書かれていたように見えたが、なぜ「式熊(しきゆう)」と言わなかったのか不思議なものだ。



印面を割ると言うことを結構していたようだ、仕上げるにはあと補刀が必要とのこと。



印を刻するときは、結構静かなところで刻すると稲村先生は説明していたが、実は稲村先生は雑談的に話し続けだった。

すると、正面の席から結構お年の人が「声が割れちゃってうるせえんだよ」と突然発言。
言い方も驚いたが、その声の調子が書道関係に係わるものとして聞いたことがないような「いやな」感じだった。
稲村先生は、直ぐ後ろを向いてボリュームを多少落としたようだが、大して変わらなかった。

毎日書道展の席上揮毫など大方書道に興味があるか、書道関係の人が多いと思うのだが、色々妙なことがあるものだ。

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