書道家Syuunの忘れ物

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国難の時に必要なB型の「謎解き秀才」とは何か

2012-09-13 20:26:56 | 雑感・どうでも良いこと
国難の時に必要なB型の「謎解き秀才」とは何か



●近年若いくせに処世訓を述べているSOHOの住人のブログがあって、そうではないだろうと突っ込みを入れたくなる心境もあったりする。
しかし、それも最近では世代間格差なのだろうと思うことしきりである。但し、たとえ話として地獄を見ないのに地獄へ行った話をされるとやはり「それはないだろう」なのである。
小生などの歳になると、既に人生の勝者敗者というものは決まっていて、昔の上昇志向から見ればあの時の学年トップは世界的大企業の役員になったかとも思えば*******
*****昔の暴れん坊の「ジャイアン」の様な劣等生(?・昔の基準でいえば)が今や先生と呼ばれる存在になっていて、小生などの病気の治療にもお世話になったりする。
本当に、学校を卒業してから数十年経ってどんなことになっているか分からない。

そこでどんなタイプの人が出世をするのか、又、その出世と言っても社会的な地位とは関係なく頼りになる人物なのか。
別の言い方をすると絶体絶命の時に誰が頼りになるのかと言うことが見えてくる。
人は「名刺で見る」肩書きでは判断してはいけないというのは、本当は常識の部類である。しかし、大会社の役付き名刺を出されれば大人物と錯覚するというのはこれも常識である。

●まず自分のタイプはどんなのかを見分けることが大切である。
単純に見るには、パソコンソフトを使うときにワープロも表計算も全てエクセルでこなして他の一切のソフトも使わないという様なエクセル名人はA型とする。

その一方で、ワープロはワードか一太郎、エクセルも使えば、DTPソフトとして花子も使う。
画像編集はAdobe Photoshop Lightroomを使ったりPhotoshopを使ったりとあらゆるソフトのいいとこ取りで、ソフトの熟練度としては普通程度に使う人はB型とする。

普通は、パソコンに入ってるOfficeソフトのワードとエクセルしか使わずその他は、たとえばWindowsの基本性能をもっぱら使う人というのもA型の分類。

又は、自転車に乗っていて、変速機など要らないとたとえば5段変速機が付いていても変速をしない人というのはA型。

こんな風に見てみると、実は日本人にはA型の人が多い。
書道の世界などは、まさにA型の人が多くてこの職人気質がなければ伝統書という分野では「先生」と呼ばれるまでには到達しない。

世の中の「何々名人」というのは全てA型、専門バカというのもA型に多い。
だから、近所そのまわりの世の中を見渡すと、ある分野では何でも仕事を引き受けていつも忙しがっている人物というのがいる。そういう人は不思議とA型の「何とか名人」と呼ばれている人が多い。

その何々名人の典型が書家、書道家であることは前に述べた。だからこの人達がたとえば何か専門外をことを決めようとする、何かのマネージメントをしようとすると全く妙なことになる。
早い話、ゼロをいくらかけてもゼロにしかならない結果になって、マネージメントが出来る人に頼もうということになる。

こういう問題は、少し前に大病院がばたばたと倒れた例などもあった。医者である院長は名医だが、病院経営と医業とは別という話。

こういう事からして、やはり日本人にはA型の人が多い様に思える。

実はそれが日本の政治から、外交問題、今苦境の企業の体質などに部分密接に絡んでくる様な気がしている。

さて、このA型人間というのは、本来どの程度までの出世が望ましいかと言えば精々課長(グループリーダー)止まりである。良くて部長と言ったところであるかも知れない。
しかし、実際はこのA型の人が出世して重役になっているというのが日本である。

●ところで元々貴族社会だった欧州や新貴族というのが存在する米国などはどうなのだろうかと言えばまずB型。
貴族とはどんなものかと言えば、16世紀から中近世ヨーロッパではクラシックバレーは、立ち振る舞いの基本。音楽は必ず楽器の何かが出来て少なくとも演奏家並み。
語学はフランス語を基本として、その他スポーツもプロ級。

実を言えば、日本の皇室も欧州貴族同様に音楽は楽器が弾け、冬はスキーなども堪能。

このB型というのは、パソコンの操作という少し穿った言い方をした。
正確には、複数の用件を同時に並行して処理する能力である。
そして、常に同時進行する案件を総合判断してYes、Noの決定をすることである。
ここで重要なことは、「YesかNo」であって、日本人の様な曖昧決着はしないと言うことである。
そして、あらゆる分野に於いて同時に仕事をさせると言うことは、管理職に必要なことである。
実を言えば日本ではこういう人は割合と勉強嫌いで、余り出世が出来なくて、埋もれていると言うのが現状である。

だから昔の海軍さん、陸軍さんを見ても兵隊は優秀だが将軍は無能と言われたことからも分かる。海軍では佐官までは適材適所でも、一端提督になると年功序列。
失敗しても返り咲き司令官にまで上り詰める。

●欧米では、B型の人が多いと言った。
しかし、それは日本に比べてのことであってこのA型とB型を超える上に、「学校秀才」と「謎解き秀才」という分野がある。

日本の官僚は、「学校秀才」の典型だが、近年官僚出身の政治家が多くなったから政治家もほとんど「学校秀才」になった。

だから、国難の時にはB型の「謎解き秀才」が必要なのだと思う。

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