書道家Syuunの忘れ物

趣味のパソコンやカメラの実機レビュー、書道展の情報発信、CyberLink MVPなのでYouTube配信をしています。

そろばんの効用の疑問‥過度なそろばんは学力低下

2007-04-15 12:36:10 | 世の中妙な??事ばかり
「そろばん式脳トレはやりたい人はやった方がよいだろう。
しかし、最近「そろばん」をすると「頭が良くなる」と言うような風潮が増えて、小生の女房殿もその口だ。
だから、「そろばん」の効用に疑問詞を付けた途端10倍もの反論がある。
しかし、「頭が良くなる」などのことはつい最近言われてきたことで、実際本当なのか実証的な研究はない。

端的に言えば、そろばんの有段者に数学者は皆無であることは確かだ。
この筆者も「IT企業でシステムエンジニアやコンサルタント」を職業としたようであるがどうも大成しなかったようだ。

実は、小生が大学の時に、そろばんと数学の関係について当時の卒研生と議論したことがある。

元々の発端は、中学生の家庭教師に行っていた卒研(4年)生が、数学の問題の解法を他の学生に問うた事による。

結論は、そろばんをしすぎると「数学」が出来ない。‥‥だった。
理由は、数学の論理的思考と「そろばん」の数値計算的思考イメージとが旨く共存できないらしいと言うことに落ち着いた。
但し、「そろばん」影響が出ないのは3級ぐらいまでなどという結論まで出した。

頭の頭脳というのは、何にでも使えるようだが、ある一点に特化すると他の思考回路を受け付けないようだ。
何をするにしても過度なものは良くないようだ。

サンフランシスコ講和条約の真相・なぜ宮沢氏は黙するのか

2007-04-15 12:34:54 | 世の中妙な??事ばかり

いつだったか、、東京の出光美術館かどこかでやっていた白洲正子の遺品展を見たことがある。
当然、遺品の中には、白洲次郎のビトンのブリーフケース(アタッシュケース「コトヴィル55」型 定価は¥369,600(税込))が買った時のままのような状態で展示してあった。
今この価格なら当時幾らしていたのだろうと、全く庶民とは違う人物であると‥‥

さて、サンフランシスコ講和条約。
「調印式で、吉田茂首相が読む受諾演説の原稿は当初英語で書かれていた。」
と言う真相は、講和条約そのものから、受諾演説原稿まで全て米国側で準備したからである。
その証拠は、講和会議でのスピーチ。
「"It will restore the Japanese people to full sovereignty, equality, and freedom, and reinstate us as a free and equal member in the community of nations."」‥‥米国公文書館の資料によるとアメリカ人によって書かれたものとのこと。

実は、サンフランシスコ講和条約というのは、MacArthur体制の継続を望み、独立を躊躇していた吉田茂に対して、米国が強制的に行った政治ショーである。
従い、吉田茂首相とその随員が密かに(極秘裏に)軍用機に押し込まれて渡米したのである。
会場は広い倉庫のようなところで、兎に角署名しろという強制的なものだった。
そして、調印が終わると直ぐに車で移動して他の場所で安保条約が結ばれたのである。
この事情の概略は既に、米国で明らかになっている部分があるが、日本では一切伏せられている。
だから、この種の情報について、秘書官として同行したであろう宮沢喜一元首相は明らかにすべきではないかと常常思う。
しかし、この吉田茂の占領下での秘密は、吉田学校と呼ばれた門下生の官僚総理によって守られている。
宮沢氏も泉下(冥途)のでその秘密を明かさないのであろうか。

「サンフランシスコ平和会議直前、ソ連や中国共産党政府を除く国々との単独講和を進める吉田政権に対し、東京大学総長南原繁がこれらの政府を含めた全面講和を主張した。
これに激怒した吉田は「これは国際問題を知らぬ曲学阿世の徒、学者の空論に過ぎない」と発言。「学者風情に何がわかる」とばかり、南原の意見を一蹴したのであった。」‥
とWiには書いてある。
しかし、実際は、サンフランシスコ講和条約締結後に、国会に是非を説いたのである。
即ち、サンフランシスコ講和について明らかにしたのは、締結した後だったのである。

このことは、なんと昔の社会科教科書に載っていた。
サンフランシスコ講和条約の調印の有無を示すことも出来なかった日本の立場を考えると、吉田茂の言葉実に良く理解できる。
やはり、日本の歴史というのは講和条約をも含めて再度検討する必要がある。