6月。旭岳(北海道最高峰)・姿見の池周辺では、もうじき赤雪発生シーズンを迎える。太陽の日射が強くなり、紫外線も。雪解けの頃に観察できる生き物による現象。主に緑藻の仲間が雪上で繁茂して、細胞内にロチノイド色素のアスタキサンチンが多く含まれている。その色が赤い。赤雪は英語で「ウオーターメロン・スノー(スイカ雪)」とも呼ばれている。確かに赤玉スイカの色に似ているが、赤雪の匂いもスイカのそれと酷似している。
<旭岳で観察される赤雪現象。環境省からの特別な許可を得て調査>
夏至まで一月弱。日によっては急に暑くなることも。そんな時のオヤツは、やはり「ウオーターメロン(スイカ)」。その色と匂いから、旭岳の赤雪を思い出してしまうのは、とてもマニアックか?
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