福井 学の低温研便り

北海道大学 低温科学研究所 微生物生態学分野
大学院:環境科学院 生物圏科学専攻 分子生物学コース

エゾシロチョウの舞いの季節

2007-06-12 06:39:58 | 低温研のことごと

07061201昨日ご紹介した、ライラックの花に止まっている蝶の写真ですが、低温研のある方から、『エゾシロチョウ』であることを教えていただきました。そのチョウを眺めていたときは、モンシロチョウに似ているなと漠然と思っていたのです。しかし、また誤ってブログに綴ってしまうと、『ライラック騒動』のようになるので控えていました。

低温研の強みは、いろいろな分野の方がおられて、ワカンナイ時などは訊けることです。

さて、このエゾシロチョウ(たぶん、そう)ですが、羽を開いた時、黒い筋(翅脈)が走っているのが特徴なんだそうです。モンシロチョウと同じシロチョウ科。日本では、北海道にしかいないのだそうです。今の季節に成虫になるらしく、ちょうど舞いの季節です。

070612020706120307061204でもって、白い瀟洒な建物(低温研の研究棟)に向かって右手の林(モデルバーン側)に立ち入ってみてください。嘘のようにどでかくウッソーしたオオハナウド(らしい)群落に、おびただしい数のエゾシロチョウの乱舞を観察することができます。

昼食後の休憩時にちょっと覗いてみてください。