このところ、大統領選挙などに力が入って、私 の大 好きな中国崩壊の話題が減ってしまっている宮崎さんですが、久し振りに面白い数字を上げてくれています。
なんと、あの鬼城の空き部屋が34億人分だそうです。これは、地球の人口の半分じゃないですか。流石、中国、やるこ との スケールがでかいですね。どうやったら、ここまでとんでもないことが出来るのでしょうか。中共を守る為だけにこれだけの無茶 苦茶が出来るのが、何とも恐ろしいですね。
折角、これだけのものを建てて、空室なら、今、ヨーロッパで問題になっている難民に提供するなんてのはどうでしょ う。仕 事は無いですが、取り敢えず住む家はあるのですから。生活費は、EUから出させても良いのじゃないでしょうか。
と言っても、幾ら、住むところがあると言っても、難民の方たちもあの素晴らしい水と空気の中国には行きたくはないで しょ うね。
「宮崎正弘の国 際ニュース・早読み」より 平成28年(2016)7月22日(金曜日) 通算第4970号 <前日発 行>
宮 崎正 弘の国際ニュース・早読み
中国の鬼城(ゴーストタウン)の空き部屋はついに34億人分
7兆平方メートルが空室、空き屋、廃墟という、とてつもない数字
中国のエコノミスト、謝国忠が推定した数字がある(『博訊新聞』、7月11日)。
現在、中国全土で34億人分の空室があり、一家族三人と計算しても一億戸が空き室という計算になる。
以前から小誌が推定してきた空室は8000万戸から1億2000万戸だから、ま、想定の範囲内だが、それにしても前代 未 聞、 人類史始まって以来の壮挙(というより愚挙)だ。
こんな暴挙をやってのけた世界帝国は嘗て存在しなかった。
そのうえ、近未来に中国は人口の急減に見舞われ、住宅需要はとうにピークを打っている。空き家を増やし続ける景気刺激 路線 は、とうに破産している。
不動産暴落は必至の情勢にあるが、第一四半期に都市部では不思議にも住宅価格が上昇するという奇妙な現象があった。
これは同期に7兆元もの財政出動、すなわち裏付けのない通貨供給をおこなった結果であり、無理矢理吹かせたエンジンは、 いず れ加重に耐えられなくなる。
不動産バブルの崩壊は時間の問題だが、中国共産党は何回となく膨大な通貨供給を強行して阻止してきた。
当局は以前から日本の不動産崩壊のプロセスを調べ上げ、二の舞を演じないようにと数々の予防策を展開してきたが、延命 させ ればさせるほどに、崩壊がくると歴史始まって以来の暴落を演じることになるだろう。
それにしても凄まじいですね。良くもここまで出鱈目が出来るものです。それでも、崩壊しないのは一体何故なのでしょ う。 やはり、一党独裁の中共の強みなのでしょう。
こんな国の人民は、本当に悲惨ですね。それが、分かっていて、まだ利用して儲けようとしている、国や企業の悪辣さに は呆 れるしかないですね。
人間のやることでしょうか!
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