団塊の世代のつぶやき

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★RINO(名前だけ共和党)が結集し、ハリス支持へ

2024年09月09日 | アメリカ

 

アメリカの大統領選挙はまだまだ何が起きるか分からないようです。今度は共和党内の反乱です。尤もこれは予想されていた古都なので影響は少ないのかも。
  とは言え、マダマダ何が起きるか分からないでしょう。それにしてもRINO(名前だけ共和党)とは
いいえて妙ですね。
  日本の自民党内の売国奴共と同じです。やはり、正しい国家観も歴史観も持たない奴らに政治をまかせるとこうなるのでしょう。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和六年(2024年)9月8日(日曜日)
 通巻第8400号 

 RINO(名前だけ共和党)が結集し、ハリス支持へ
  チェイニー父娘、ミット・ロムニー、マイク・ペンス、そして。。。

 9月6日、チェイニー元副大統領は11月選挙でカマラ・ハリスに投票すると宣言した。もともとネオコンの頭目と言われた人物だけに想定内の言動、誰も驚かなかった。トランプがRINO(REPUBLICAN IN NAME ONLY)と定義した人達は反トランプのアナウンス効果を狙っているのである。

 米国は「軍・学・産」の三位一体のシステムが成り立っており、強い絆があると一般的に認識されてきた。しかし近年の新興企業群、たとえばGAFAMなどは従来の軍需産業のボーイング、マーチン・レイセオン、ロッキードなどとの関係、つまり「回転ドア」という図式が希薄になった。

 チェイニー元副大統領も現在のオースチン国防長官も軍事産業のトップを努め、政権入りしたように「回転ドア」とは政権がかわると軍事産業の社外役員とか顧問に就任し、あるいはシンクタンクへ移籍し、次の政権交代をまつ。

 ところで、アダム・キンジンガーって誰だ? 
彼はイリノイ州選出の連邦下院議員を五期。次の選挙には出馬しないとして2023年に議会を去った。熱狂的な共和党、トランプ支持者だった。そのキンジンガーが突如、反トランプに寝返った。

背景には共和党守旧派の根強いトランプ嫌いの風潮と、かれらの策謀がある。
切っ掛けは21年1月6日の議会議事堂襲撃事件で、この極左と民主党が仕掛けた暴動の演出を「憲法をまもるべきだ」としてトランプ擁護から批判に転じたマイク・ペンス副大統領に同調する動きが顕著になってからだ。

 RINOにはリズ・チェイニー、ミット・ロムニーらがいて嘗ての共和党主流派ゆえに政治的に異端者であるトランプとは肌が合わない(ケミカル・リアクションが希薄)のである。
それ以前に、ブッシュ・ジュニアの周辺を囲んだディック・チェイニー元副大統領やアミティジ国務副長官等の共和党主流派は新参のトランプを嫌い、ヒラリーに投票すると公言し、20年にはバイデンに入れた。
ちなみにリチャード・アミティジ国務副長官は嘗てジャパンハンドラーといわれたように日本への影響力をまだ残存させており、五月に来日したおりも岸田総理、上川外相を表敬訪問している。

 ディック・チェイニーの娘リズ・チェイニーハは一時期RINOの代表格だった。ところが、共和党予備選で惨敗し、影響力を喪った。
代わりにRINOの代表選手がアダム・キンジンガー前下院議員だ。かれは八月の民主党大会に登壇し、トランプ批判をぶったのだ。民主党に利用されても平気という政治感覚の持ち主である。

 キンジンガーは元空軍中佐、アフガニスタンとイラク戦争に従軍し、2013年に立候補、圧勝をつづけた。次回から選挙区が編成替えとなるため下院選挙には立候補しないとし、2023年の議員引退演説でトランプを強烈に批判した。
 RINOの新しい顔ぶれである。

  それにしても、政治家なんて碌なのがいないようです。やはり、人間なんてこの程度なのかも。情けないですね。



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