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トランプ政権 台湾に戦闘機部品売却へ

2018年09月27日 | 台湾

  トランプ政権の台湾重視は益々強固なものになっているようです。とうとう戦闘機の部品を売却するようです。
  中国は予定通り反発しているようです。只心配なのは台湾軍は国民党が押さえているので情報が筒抜けだということですが、そんなことはアメリカは分かっているから対策はしているのでしょう。
  とは言いながら、国民党を何とかしないと本当の援助は難しそうです。トランプ政権は、その当たりどういう戦略を持っているのでしょうか。 

  NHKより    2018年9月 25日

  ト ランプ政権 台湾に戦闘機部品売却へ 中国を改めてけん制

 アメリカのトランプ政権は、台湾にF16戦闘機の部品など、日本円にして370億円余りを売却することを決め、議会に 通知しま した。貿易をめぐって米中の対立が泥沼化する中、台湾を重視する姿勢を鮮明にすることで、中国を改めてけん制した形です。

 アメリカ国務省は24日、台湾がすでに配備しているF16戦闘機やC130輸送機などの修理や交換のための部品、合わ せて3億 3000万ドル(日本円にして370億円余り)を売却することを決め議会に通知しました。

 トランプ政権は去年もミサイルや魚雷など、台湾に対して、日本円でおよそ1600億円に上る武器の売却を決めていま す。

 国防総省は声明で「台湾の安全保障や防衛能力の改善を支援するもので、この地域の基本的な軍事バランスを変えることは ない」と 説明しています。

 トランプ政権は、貿易をめぐって中国と激しく対立するとともに安全保障面でも中国への警戒感を強めていて、来月から始 まる 2019会計年度の国防権限法で、台湾への武器売却を推進する方針を明記しています。

 今回、戦闘機の部品を売却し台湾を重視する姿勢を鮮明にすることで、中国を改めてけん制した形です。

 台湾総統府 米に感謝の意

 トランプ政権が、台湾への戦闘機の部品などの売却を決めたことをうけて、台湾の総統府はコメントを発表し、中国からの 軍事的な 圧力を念頭に、「安全保障の面で厳しい状況に置かれるなか、強い防衛力は台湾の人々を助け、この地域の平和と安定を維持できる能 力をさらに高めるものだ」として、今回の決定に感謝の意を示しました。

 中国「強い不満と断固とした反対」

 中国外務省の耿爽報道官は25日の記者会見で、中国の主権や安全保障上の利益を損なうと批判したうえで「アメリカの台湾 への武器 の売却計画に強い不満と断固とした反対を表明する」と述べ、すでにアメリカ側に厳正な申し入れを行ったことを明らかにしました。

 そのうえで、耿報道官は「アメリカには直ちに計画を撤回し、台湾との軍事的な関係をやめて、両国の関係や台湾海峡の平 和と安 定、それに両国の重要分野での協力に重大な損害を与えないよう促す」と述べて、トランプ政権に対応を求めました。

 
  産経ニュースより     2018.9.25

  中国、米国の台湾への武器売却に反発 米国との軍事交流も一部停止

 【北京=藤本欣也】中国外務省の耿爽(こう・そう)報道官は25日、トランプ米政権が台湾への武器売却を議会に通知し たことに 関し、「中国の主権と安全保障の国益を損なうものだ」と述べて「強烈な不満」を表明した。

 中国は米台の軍事交流の停止を求めているが、米中間では貿易分野だけでなく軍事部門でも関係が悪化しているのが現状 だ。

 米国が20日、「ロシア製の兵器調達に関わった」として中国共産党中央軍事委員会装備発展部などを制裁対象に指定した ことに、 中国側は「強烈な憤り」を表明。対抗措置として今月下旬に北京で予定されていた米中両軍の統合参謀部門による対話を延期したほ か、訪米中だった海軍の沈金竜司令官を中国に呼び戻し、米中間の軍事交流は一部停止に追い込まれた。

 マティス米国防長官は10月にも訪中するとみられるが、事態打開は不透明だ。
   
  それにしても、相変わらず腰の引けた日本政府はどうするのでしょう。やはり、台湾との国交を回復させることを考えるべきですが、きっとやらないでしょう。
  もし、憲法改正が成ればそのあたりも変わるのでしょうか。早く、台湾と同盟して中国と国交断絶する時代が来て欲しいものです。



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