Chinaで習皇帝打倒の内乱が起こらないのはアメリカでも南北戦争が起きないのと同じくらい不思議です。
と言うか、人類が戦を嫌うようになったのでしょうか。もしかしたら、日本人に近づいているのかも。
そのChinaで、大卒の職がないのが問題になっているようです。宮崎さんが取り上げてくれています。
それにしても、凄まじい数です。どこの国もこぞって大学への流れがあるようですが、これも政治の貧困が齎す現象でしょう。
通巻7198号
中国雇用戦線の実態:新卒の就職浪人は1000万人を超えた
2022年は1074万人の新卒、「大学は出たけれど」事態は深刻
大学は出たけれど。。。。
希望の職場がない。仕方なく大学院へ行く、外国へ留学する、腰掛けでアルバイトしながら転職先を探す。フリーターだけ れど 看板は「起業家」。それでも一千万人が「就職」できず浪人をしている。
実態は二千万人近いのではないか。と言うのも、学習塾、予備校、家庭教師が禁止されゲーム産業も規制強化のため、溢れ た若 者だけでも一千万人とされるからだ。
中国の大学新卒者は2020年に874万人。翌年に907万人。そして2022年は、新卒予定が1074万人と推計さ れ る。
大学は出てけれど。。。。月給が3000元から4000元。どうやって食べていけるのか。「子供三人OK」と言われて も、 結婚のメドも立たないのになぁ。
これまで人気の職場はIT管理、メディアなどであったが、求職が多い先は不動産販売、エンジニア、教育現場など。。。 「働き たくない職場」と評判が悪い分野ばかり。
公務員には212万人が受験した。競争率たるや、なんと68倍。
楽をして、さぼっても給料の遅配がないし、減給も当面ないだろう。ト甘い考えで公務員になったら黒竜江省、吉林省、遼寧 省で は給与四割カット、人員削減。市の財政破綻、デフォルトと来た。IT企業でも人員削減は30%、35歳以上は肩たたきが始 まった。
北京人民大学「雇用調査研究所」(CIER)の直近の調査で、有効求人倍率は0・88と出た。つまり単純計算で12% が雇 用戦線に置いて行かれる。
中国経済の深刻な不況はとうに始まっているのである。
やはり、人民が立ち上がらないのが不思議です。もう人生を諦めているのでしょうか。