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団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

自動販売機

2009年08月18日 | 日記・その他

  ペットボトルがまだ自販機に入れらて無かった頃、出張の時、売店で弁当とペットのお茶を買って新幹線に乗りました。その時、初めて、飲んでいる途中で栓をすることが出来るペットボトルの便利さに気が付きました。それからは、出張の時は必ずペットボトルを買って乗るようになりました。
 その時はまだ紙コップ式の自販機オペレーターに勤めていたのですが、350ミリ・リットルのアルミ缶が自動販売機に入るようになった時に感じたのと同じように、「これは大変な時代になる」と思いました。
  この便利さと安さに消費者が気が付いたら250ミリ・リットルの缶が350ミリ・リットル缶に取って代わられたように缶はペットに完全にシェアを取られてしまうだろう。まして紙コップの需要は一気に落ちるのじゃないかと恐れたものでした。
  それから、自動販売機業界から足を洗ったので詳しくは知りませんが、ペットが缶の自動販売機に入れられるようになりその勢いは一気に進んだようです。今や自動販売機の主力製品は完全にペットボトルになっているようです。

  それからもっと厳しい時代に突入しているようです。

  NIKKEI NETより

  春秋(8/14)

 ・・・略

  便利さや近未来イメージで普及が進んだ自販機にも、最近は逆風が吹き始めている。若者の間では節約とエコを兼ねて水筒を持ち歩くのがカッコいいという。昨年の清涼飲料の販売額は前年に比べ1割以上減った。設置場所である工場などの統廃合で台数も減り続け、治安にも黄信号。自販機王国の転機だろうか。

  自動販売機の設置台数の増加により台あたり売り上げがどんどん下落し自動販売機業界の冬の時代が始まったのがペットボトルが出る前の頃だったと思いますが、今やそれどころではなくなってきたのですね。
  そういえば、私も何時の頃からか、ペットボトルに水道水を入れて持ち歩くようになり、今やあれほどお世話になった自動販売機を利用することは殆どなくなりました。
  省エネルギーの時代を考えると自動販売機や自動車の時代は終わったのかも。

時代は変わりますね!