第2395回や第3427回などでクルマと自転車や歩行者が同じ平面を使うことが交通事故が減らない大きな原因の一つであるのだから早急に同じ平面を使わすに済むシステムを整備すべきと書きました。
思わぬ方向から同じ考えが出てきていました。
中谷明彦:目指せ!E級ライセンス
・・・略
「音だけが頼り」という目の不自由な歩行者の安全を確保するために、小鳥のさえずり音や軽音楽を流しながら走行する、あるいはクラクションの代わりに「自動車が通ります」という音声ガイドを発する機能を付けるなど、様々なアイデアが出ています。
しかし、どんな装置を付加したところで、すべての歩行者の安全を保障することはできません。それは走行音を発する従来のクルマによる交通事故が、依然としてなくならないことからも明らかでしょう。そもそも、「歩行者とクルマが同じ道路上を行き来する」という道路システム自体に欠陥があるからです。・・・以下略
まさか電気自動車などの音なし問題からこの問題を指摘する人が出てくるとは思ってませんでしたが、これは思わぬ味方になりそうです。
もっと言えば、もう自動車を諦めて公共交通主体の交通体系へ進むべき時が近いのじゃないでしょうか。いたずらにクルマ社会の寿命を延ばすことを考えるより一日も早い公共交通と自転車・歩行へ移行した方がダメージも少ないのじゃないでしょうか。
もしかしたら、高速道路など道路のメイテナンスの費用より公共交通の整備の方が安く出来るのじゃないでしょうか。
クルマ社会を終わらせよう!