団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

直流ハウス

2007年03月16日 | エネルギー 環境

  第2724回の太陽光発電の弱点を克服するには第1938回で取り上げた直流ハウスにすべきと書きましたが、同じ考え方がありました。

  シートン俗物記

  直流と交流 エジソンとテスラのリターンマッチ

  現在、家庭用太陽光発電や大規模風力発電というのは、電力会社の都合によってその伸びが抑制されている。それでも増加しているのだが。電力会社は電力系統のダメージを理由に太陽光発電や風力発電の売電枠を押さえている。これはドイツをはじめとする環境先進国の政策とはまったく異なる。電力会社の主張は不安定な電源である太陽光発電や風力発電を接続すると、電力供給に支障が生じると主張しているが、飯田哲也氏はその主張を否定している。だが、電力会社の主張の通りだとしても、問題を回避する事は可能だ。それは、送電を直流に換える事である。・・・中略

  もちろん、ほとんど独占形態の電力会社にはメリットが薄い話だ。つまり、直流送電は多様な電源、そして分散型電源、消費地近郊電源にメリットが大きい。逆に、交流送電は大規模で集中的電源、遠隔地電源にメリットがあるのだ。だから、電力会社の自発的直流送電変換は考えにくい。取り組むのであれば、消費者、家電メーカー、そして公権力のコミットが欠かせない。ここは一つ、真剣に直流送電を考えてみるべきでは無いだろうか。

せめて、家電メーカーには太陽光発電設備対応の家電、つまり直流入力の家電を販売してみてはどうだろうか。結構、引き合いがありそうだが。

  それでなくても自社の儲けしか考えていないような電力会社がこれを認めることは無いのかもしれませんが、シャープ・サンヨー・三菱など太陽電池メーカーは家電製品の方が主力でしょうから自社の太陽光発電システムで直流家電を使えるようにすることは意外と簡単なのではないでしょうか。
  直流ハウスが増えれば、電力会社も考えを改めることもあるかもしれませんよ。

どこかやらないかな!