団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

太陽光発電の問題点

2007年03月15日 | 太陽光発電

  第2710回で取り上げた国立環境研究所が発表したCO270%削減について何時もの市民のための環境学ガイドが詳しく分析してくれています。その中に第2690回で取り上げた電気事業連合会(電事連)の太陽光発電に対する非協力の原因が取り上げられていました。

  国環研の温室効果ガス70%削減シナリオ 03.11.2007

  ・・・略

  B君:日本が再生可能エネルギーの導入に対して熱心でないのは、電力会社の反対が強いからだ。一つは、当然のことながらコストが高いこと。さらに、風任せ、お天気任せの再生可能エネルギーを大量に電力系統網に入れると、電圧や周波数の揺らぎが大きくなってしまう。その対策のために、別途、火力発電などを作ることになって、ますます電力のコストが高くなってしまう。

C先生:その通りなのだが、2050年ぐらいを考えているが低炭素社会2050。そのときまで、現在のような電力系統網の考え方でよいのか、それは大いに疑問ではある。現時点だと、周波数の揺らぎも少ない必要はあるのだろうが、まだ40年以上先の話だから、多少の揺らぎは構わないという考え方に変えることも可能。大体、同じ国なのに、50Hz、60Hzの両方が存在している、といった世界にも例の無い異常な状況で、今後とも未来永劫行こうというのだろうか。・・・以下略

  これは第2720回第2724回で取り上げた太陽光発電の問題点と同じ理由のようです。これが電力会社が非協力的である理由と言うわけのようですが、C先生が言われるように太陽光発電を代表とする再生可能エネルギーを使うことを前提とした新しい方式を考えることこそが日本政府や電力会社が取るべき道なのじゃないでしょうか。当然、50Hz、60Hzも統一すべきでしょう。

これで面白くなりますね!