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DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

意見番(2021年/日本国内編)

2022年01月21日 05時16分26秒 | ボクシングネタ、その他雑談

昨年2021年にその活躍が顕著だった選手を5名選んでみました。今回は日本国内の選手5名を重い階級から順に紹介していきます。

OPBF(東洋太平洋)/WBOアジア太平洋ウェルター級王者豊嶋 亮太(帝拳)/ 2021年の年間成績 3勝(1KO)。

*2021年が始まる前、タイトル戦はおろか10回戦にも出場した経験が無かった豊嶋。1月にOPBF王座を獲得すると、5月にはWBOアジア太平洋王座も吸収。師走には統一王座の防衛にも成功しました。決して質が高いとは言えない日本国内ウェルター級戦線ですが、そんな中で国内レベルの強豪たちと拳を交えながら、経験値、実力を大いに増した一年でした。

今年は世界ランカーとして通じるレベルを持つ日本王者小原 佳太(三迫)との一戦や、可能なら国外の選手との対戦が見てみたいですね。

 

IBFスーパーフェザー級王者尾川 堅一(帝拳)/ 1勝(0KO)。

*世界常連ランカーを、ボクシングの聖地マジソン スクエア ガーデンでボコボコにし、4年ぶり2度目の正直で念願の世界王座奪取に成功。今年はまず、順調に防衛ロードを歩んで行けるかどうかの第一歩になるでしょう。

 

2020年/2021年東京五輪女子フェザー級金メダリスト入江 聖奈(日本体育大学)。

*日本女子ボクシングだけでなく、地元鳥取県初の全競技を通じての金メダリストとなりました。まさに大偉業。秋に行われた全日本選手権でも堂々の優勝を果たしました。プロへの転向の意思はないようですが、次のパリ五輪での2大会連続金は目指してほしいです!

 

WBOアジア太平洋スーパーバンタム級王者井上 拓真(大橋)/ 2勝(0KO)。

*1月にOPBFバンタム級王座を、そして11月にWBOアジア太平洋スーパーバンタム級王座を強豪相手に実力差を見せつけ連続奪取。残すは「暫定」の2文字がない世界王座のみになりました。

 

WBOスーパーフライ級王者井岡 一翔(志成)/ 2勝(0KO)。

*コロナ禍の中、日本国内で2度の防衛に成功。希望していた王座統一戦は流れてしまいましたが、安定王者としての貫禄は十分に知らしめることが出来ました。海外で活躍するのは大変に素晴らしい事です。しかしそれと同時に、日本国内のリングを盛り上げる事も重要ではないでしょうか。今年も日本で防衛戦、願わくば王座統一戦を行っていって貰いたいです。

 

*選出した選手たちの順番は、昨年は軽いクラスからの順だったので、今年は重いクラスからの順となります。昨年選出した選手は、WBCライトフライ級王者矢吹 正道(緑)、WBOフライ級王者中谷 潤人(M.T)、 WBOスーパーフライ級王者井岡 一翔(志成)、IBF/WBAバンタム級王者井上 尚弥(大橋)、OPBF/WBOアジア太平洋ライト級王者吉野 修一郎(三迫)。今年も2020年、2021年組が活躍していきそうです。

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オルティス、逆転TKOで元旦勝利(ヘビー級)

2022年01月20日 05時42分58秒 | 世界ボクシング

今年の元旦、米国フロリダ州で行われた試合結果です。
ヘビー級12回戦:
元WBA暫定王者ルイス オルティス(キューバ)TKO6回1分36秒 元IBF王者チャールズ マーティン(米)

*新年2022年は初日から元世界ヘビー級王者同士の好カードが組まれ、ダウン応酬の見ごたえのある試合が行われました。

サウスポー同士の対戦となった一戦。実力拮抗者同士だけに、緊迫感のある攻防が繰り広げられました。どちらかというとオルティスが主導権を握っているように見えましたが、マーティンのパンチで初回と4回にコロコロとキャンバスに転げ落ちたキューバ人。しかしどちらのダウンもダメージがあるものではなく、42歳のベテランが6回に一気に逆転。2度のダウンを奪い一気に逆転。レフィリーストップで元旦に印象に残る勝利を収める事に成功しています。

強打者相手とは言え、これまでタフで通っていた選手が2度もダウンを奪われた点はが少々気になりますが、その強打と試合巧者ぶりはまだまだ魅力的なオルティス。世界王座返り咲きに向け、今年はどのような路線を進んでいくのでしょうか?今回の試合後、IBF王座への挑戦権を賭け14戦全勝(12KO)のフィリップ フルコビッチ(クロアチア)との対戦話もあったようですが、どうやらその試合はパスしたようです。

 

この試合は無冠戦でしたが、2022年1月20日現在のヘビー級王者たちの顔ぶれを確認しておきましょう。

WBA(スーパー):オレクサンデル ウシク(ウクライナ/防衛回数0)
WBA(レギュラー):トレーバー ブライアン(米/0)
WBC:タイソン フューリー(英/1)
WBC(暫定):ディリアン ホワイト(英/0)
IBF:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/0)
WBO:オレクサンデル ウシク(ウクライナ/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:ウラジスラフ シレンコ(ウクライナ/0)
日本:上田 龍(石神井スポーツ/0)

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意見番(2021年/海外編)

2022年01月19日 05時00分07秒 | ボクシングネタ、その他雑談

昨年2021年にその活躍が顕著だった選手を5名選んでみました。2020年は日本国内組が先だったため、今年はまず、日本国外の選手5名を紹介していきます。順番は、昨年が軽い階級からだったので、今回は重量級からとなります。

IBF/WBA/WBOヘビー級王者オレクサンデル ウシク(ウクライナ)/ 2021年の年間成績 1勝(KO勝利ゼロ)

*9月に敵地英国に乗り込み、体格が一回り大きいアンソニー ジョシュア(英)に堂々の判定勝利。勝負度胸とその技術がヘビー級のトップ戦線でも通じる事を証明しました。4月ごろにジョシュアとの再戦が予定されていますが、両者の相性からするとウシクが再び勝利を収めるのではないでしょうか。 

 

IBF/WBA/WBC/WBOスーパーミドル級王者サウル アルバレス(メキシコ)/ 3勝(3KO)

*2月にWBCの指名挑戦者アブニ イユリディン(トルコ)を一蹴し、5月にはビリー ジョー ソーンダース(英)を退けWBO王座を吸収。11月にはIBF王者だったカレブ プラント(米)を問題とせず易々と4団体王座統一に成功。2、3流の選手たちとの対戦でしたがその実績は大いに評価されるべきでしょう。

 

IBF/WBA/WBOライト級王者ジョージ カンボソス(豪)/ 1勝(0KO)

*強打のテオフィモ ロペス(米)に臆することなく立ち向かい、僅差の判定ながらも堂々の勝利。世界的にはまだまだ名前が知られていませんが、もっと評価されるべき選手でしょう。WBAレギュラー王者ジャルボンテ デービス(米)、WBC王者デビン ハニー(米)、元統一王者ワシル ロマチェンコ(ウクライナ)等との対戦が待っています!

 

元統一ライト級王者ワシル ロマチェンコ(ウクライナ)/ 2勝(1KO)。

*中谷 正義(帝拳)、リチャード コミー(ガーナ)の世界王者レベルの実力者たちに圧勝。健在ぶりを猛烈にアピール。今年の注目は、いつ世界王者に返り咲くのかの一点のみ!

 

WBCバンタム級王者ノニト ドネア(比)/ 2勝(2KO)。

*ドネアには大変失礼なのですが、「どうやってそのキャリアを終えるのかな?」と関心を持っていましたが、ものの見事に裏切られました。実力者ノルディ ウーバーリ(仏)、レイマート カバリョ(比)に快勝し、改めてその強さを知らしめました。さあ、井上 尚弥(大橋)との再戦は実現するのでしょうか!?

 

今回挙げた5選手は、新王者カンボソスを含めすでにキャリアのピークを迎えた選手たちが揃いました。しかしまだまだトップ戦線を牽引していくであろうと思われる顔ぶれです。今年も活躍が期待できると断言できる面々です。

昨年、2020年編で選出した選手は、WBCミニマム級王者パンヤ プラダブスリ(タイ)、前WBAスーパーフライ級王者ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)、初防衛戦でその王座を失った前IBF/WBA/WBO王者テオフィモ ロペス(米)、WBCクルーザー級王者イルンガ マカブ(コンゴ)、そしてWBCヘビー級王者タイソン フューリー(英)でした。

2020年は世界各地でコロナウィルスの影響で、試合すら行えなかった選手も多くいましたが、昨年2021年お返しとばかりに、数多くの試合が行われました。新年2022年もその勢いを継続して貰いたいものです。

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一体いくつのタイトル戦が行われたのでしょうか?(2022年版)

2022年01月18日 05時13分03秒 | ボクシングネタ、その他雑談

コロナウィルスの影響で、ボクシングの試合が激減してしまった今日この頃。昨年2020年に行われたタイトルの数と、一昨年2019年のそれを比べてみました。

ミニマム級
2021年:WBA(5)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(東洋太平洋)(1)、WBOアジア太平洋(2)、日本(1)
2020年:WBA(1)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)、日本(1)
2019年:WBA(1)、WBC(1)、IBF(2)、WBO(3)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)

ライトフライ級
2021年:WBA(3)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2020年:WBA(1)、WBC(0)、IBF(0)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
2019年:WBA(3)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(3)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(3)

フライ級
2021年:WBA(1)、WBC(3)、IBF(2)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2020年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(0)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2019年:WBA(1)、WBC(3)、IBF(2)、WBO(3)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(2)、日本(2)

スーパーフライ級
2021年:WBA(2)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(2)、日本(2)
2020年:WBA(4)、WBC(1)、IBF(0)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(2)、日本(2)
2019年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(0
)、WBOアジア太平洋(1)、日本(3)

バンタム級
2021年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(1)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(2)、日本(1)
2020年:WBA(2)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(0)
2019年:WBA(2)、WBC(3)、IBF(2)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(3)、日本(2)

スーパーバンタム級
2021年:WBA(4)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
2020年:WBA(2)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(0)、日本(0)
2019年:WBA(4)、WBC(2)、IBF(3)、WBO(4)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(2)、日本(3)

フェザー級
2021年:WBA(2)、WBC(0)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
2020年:WBA(0)、WBC(1)、IBF(0)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2019年:WBA(4)、WBC(1)、IBF(2)、WBO(3)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(2)、日本(3)

スーパーフェザー級
2021年:WBA(3)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(3)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2020年:WBA(3)、WBC(0)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)、日本(0)
2019年:WBA(6)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(3)、日本(2)

ライト級
2021年:WBA(3)、WBC(4)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)、日本(1)
2020年:WBA(3)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
2019年:WBA(4)、WBC(2)、IBF(3)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)

スーパーライト級
2021年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)
2020年:WBA(3)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(0)、日本(2)
2019年:WBA(4)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)

ウェルター級
2021年:WBA(3)、WBC(0)、IBF(0)、WBO(1)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(2)、日本(2)
2020年:WBA(2)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(0)、日本(1)
2019年:WBA(4)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)

スーパーウェルター級
2021年:WBA(2)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)、日本(1)
2020年:WBA(3)、WBC(1)、IBF(2)、WBO(0)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2019年:WBA(3)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(3)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(1)、日本(2)

ミドル級
2021年:WBA(1)、WBC(1)、IBF(0)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(1)
2020年:WBA(0)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(0)、日本(0)
2019年:WBA(4)、WBC(3)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(3)、WBOアジア太平洋(2)、日本(2)

スーパーミドル級
2021年:WBA(5)、WBC(3)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
2020年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
2019年:WBA(3)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)

ライトヘビー級
2021年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
2020年:WBA(1)、WBC(0)、IBF(0)、WBO(0)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
2019年:WBA(6)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(3)、OPBF(1)、WBOアジア太平洋(0)

クルーザー級
2021年:WBA(1)、WBC(0)、IBF(1)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)
2020年:WBA(0)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(0)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)
2019年:WBA(3)、WBC(0)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)

ヘビー級
2021年:WBA(3)、WBC(2)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(0)
2020年:WBA(1)、WBC(1)、IBF(1)、WBO(1)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(1)、日本(0)
2019年:WBA(2)、WBC(2)、IBF(2)、WBO(2)、OPBF(0)、WBOアジア太平洋(0)、日本(1)

WBAはスーパー、レギュラー、暫定の3つのタイトルを合わせたもの。WBC、IBF、WBOは正規王座と暫定王座の合計。OPBF、WBOアジア太平洋、そして日本王座も正規王座と暫定王座戦の合わせたものとなります。WBCやOPBFのシルバー王座戦は含まれていません。また、日本王座はスーパーミドル級、ライトヘビー級、クルーザー級の3階級には設置されていません。

王座統一戦の場合、その試合で争われた王座のすべてをそれぞれ(1)とします。例として3団体統一ヘビー級王者オレクサンデル ウシク(ウクライナ)の試合は、WBA、IBF、WBOの3つのタイトルがそれぞれ(1)となります。

こうして比較してみると、2021年に行われたタイトル戦は、全階級、全王座が比較的平等に行われた様子です。そしてWBAミニマム級など、同じ王座に複数の王者が君臨していた場合、その数が多かったようです。2021年夏にWBAが一挙に暫定王座戦を停止したため、今年は同団体のタイトル戦が若干減るのではないでしょうか。

今回調べてみて再認識させられた事は、この老舗団体以外で暫定戦はほとんど行われなかったという事です。

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4団体統一王者誕生なるか?(色々:01‐17‐22)

2022年01月17日 05時11分43秒 | 世界ボクシング

最近(2022年1月17日ごろ)のニュースです。

1)昨年7月に対戦し、痛み分けという結果を残したIBF/WBA/WBCスーパーウェルター級王者ジャーメル チャーロ(米)とWBO同級王者ブライアン カスターニョ(亜)。この両者による再戦が3月19日に行われる事が決まりました。

2)5月に次戦を予定している4団体統一スーパーミドル級王者サウル アルバレス(メキシコ)。その試合の対戦相手として、WBCミドル級王者ジャモール チャーロ(米)の名前が挙がっています。

3)今月29日に防衛戦を予定しているWBAヘビー級レギュラー王者トレバー ブライアン(米)。挑戦者がジョナサン ギドレー(米)になる事が正式に発表されました。

4)WBOクルーザー級王者ローレンス オコリー(英)が来月27日、ミハウ ツィエスラク(ポーランド)を迎え保持する王座の2度目の防衛戦を行う予定です。

5)減量苦のためにWBOスーパーウェルター級王座を返上しミドル級に進出したハイメ ムンギア(メキシコ)。来月19日、ディミトリアス バラード(米)を相手に新階級転向5戦目を行います。

6)WBAスーパーフェザー級唯一王者ロジャー グティエレス(ベネズエラ)対前暫定王者クリス コルバート(米)の一戦がその翌週の26日、米国カリフォルニア州で行われます。

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一翔、横綱相撲で福永を退ける(WBOスーパーフライ級)

2022年01月16日 05時11分16秒 | 世界ボクシング

昨年の大晦日、東京都大田区総合体育館で行われた試合結果です。
WBOスーパーフライ級戦:
王者井岡 一翔(志成)判定3対0(118-110、116-112、115-113)挑戦者福永 亮次(角海老宝石)

*本来ならこの日、IBF王者ジェルウィン アンカハス(比)との王座統一戦を行う筈だった一翔。しかしその夢のカードは、新型コロナの変異株に対する日本への水際対策強化のためあえなく中止となってしまいました。

アンカハスの代わりに一翔と対戦する事になったのが、これまでに日本、OPBF(東洋太平洋)、WBOアジア太平洋王座を統一した福永。35歳にして初の大舞台に出場する機会を得る事に。

強打のサウスポー福永が、どれだけ王者に迫れるかに注目が集中した一番。これを横綱相撲(ボクシング)と言うのでしょうか、一翔が持ち前の超安定したボクシングを存分に披露し、挑戦者を全く寄せ付けませんでした。これも両者のキャリアの差というのでしょうか。福永がプロデビューを果たした2013年8月の時点で、一翔はすでに世界王座の2階級制覇を達成していました。その後一時リングを離れていてとは言え(と言っても一年ちょっとですが)、常に世界の最前線で戦い続けている王者。挑戦者も階段を一歩一歩登りながら世界ランカーの地位を掴みましたが、対戦相手の質で大きな差がありすぎました。

確かな攻防の技術を磨き続けている一翔。攻撃一本の福永は、与しやすい相手だったでしょう。しかし技術には雲泥の差がありましたが、その体力と気迫で最後まで粘った挑戦者。中盤に差し掛かるころ、「さあ、いつ王者が仕留めるか?」という試合展開に発展。しかし挑戦者の頑張りが、大晦日に好試合を見る事が出来た要因でしょうね。

代役相手に快勝劇を演じた井岡。試合内容は採点以上に開きがあったとように見えます。2ポイント差はもちろん、4ポイント差という採点も王者にとって厳しい数字のように感じられましたが、どうでしょうか?

 

下記は2022年1月16日現在のスーパーフライ級王者たちとなります。

WBA(スーパー):ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジョシュア フランコ(米/2)
WBC:空位
IBF:ジェルウィン アンカハス(比/9)
WBO:井岡 一翔(志成/4)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:空位
日本:空位

*今後数ヵ月の間、複数のタイトル戦が予定されているスーパーフライ級戦線。それらの試合の勝者たちに一翔がどう絡んでいくのでしょうか?今年も注目の大きな階級になりそうです。

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今週末の試合予定

2022年01月15日 05時27分57秒 | 世界ボクシング

2022年1月第三週末の主な試合予定です(2022年1月15日から1月21日まで)。

15日 土曜日
米国ニューヨーク州
WBOライトヘビー級戦:
王者ジョー スミス(米)対 挑戦者スティーブ ゲーフラード(米)

*先週に続いてこの期間も世界的に見て、比較的ゆったりとしたボクシングの日程が組まれています。しかし上記の世界戦以外のも、いくつかの地域王座戦が世界の至る所で行われる予定です。

このWBOライトヘビー級戦は2022年初の世界戦となりますが、両者とも無事に計量を終えています。まずはこれ以上コロナウィルスに振り回されずに、無事に開催される事を願っております。

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西田、安定したボクシングでV1(WBOアジア太平洋バンタム級)

2022年01月14日 05時29分05秒 | 世界ボクシング

昨年12月19日、大阪市立住吉区民センターで行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋バンタム級戦:
王者西田 凌佑(六島)判定3対0(119-109、118-110、116-112)挑戦者大橋 哲朗(真正)

*4月に敵地沖縄に乗り込み、プロデビュー僅か4戦目で元WBCフライ級王者比嘉 大吾(志成)に明白な判定勝利。殊勲の王座奪取を果たしている西田。初防衛戦ではタイトル戦はもちろん、これまで10回戦出場の経験のない大橋を迎えました。

格下相手に試合開始のゴングから快調に飛ばしていく王者。サウスポー(左構え)スタイルから右ジャブ、それに続く左ストレートで挑戦者を寄せ付けず最終回のゴングを聞くことに。終始安定したボクシングを見せつけ、王座の初防衛に成功しています。ただ試合前から断然有利と予想されていた戦いだっただけに、ダウンの一つも奪いたかったところです。

 

下記は2022年1月14日現在のバンタム級王者たちとなります。

WBA(スーパー/唯一):井上 尚弥(大橋/防衛回数5)
WBC:ノニト ドネア(比/1)
IBF:井上 尚弥(大橋/4)
WBO:ジョン リエル カシメロ(比/4)
OPBF(東洋太平洋):栗原 慶太(一力/0)
WBOアジア太平洋:西田 凌佑(六島/1)
日本:空位

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ラミレス、ライトヘビー級王座挑戦へ向け前進(ライトヘビー級)

2022年01月13日 05時27分15秒 | 世界ボクシング

先月18日、米国テキサス州で行われた試合結果です。
WBAライトヘビー級挑戦者決定戦:
ヒルベルト ラミレス(メキシコ)TKO10回1分23秒 ジュニエスキ ゴンサレス(キューバ)

*減量苦からそれまで5度守ってきたWBOスーパーミドル級王座を返上し、ライトヘビー級に転向してきたラミレス。今回が新たな階級での4試合目となりました。ラミレスが対戦したゴンザレスは、これまでに世界王座への挑戦の経験はありませんが、同級の世界ランカーたちと拳を交えながらそのキャリアを積んできた生粋の生粋のライトヘビー級ゴンザレス。ラミレスにとり、その実力を試すには格好の相手と言っていいでしょう。

これまで築いてきた21勝の内、17ものKO価値のあるゴンザレスを相手に、体力負けせず自身のボクシングを展開したラミレス。至近距離では軽量級ばりの軽やかなポジショニングを披露。回を追うごとにペースを自分に引き寄せていきました。

試合は終盤10回にフィナーレを迎える事に。メキシカンの連打に対し、全く反撃する事が出来ないキューバ人を、レフィリーは躊躇することなく救い出し試合終了。ラミレスが全勝記録を43(29KO)に伸ばすと同時に、WBA王者ドミトリー ビボル(キルギスタン)への挑戦権を獲得する事に成功しています。早ければ次の試合でビボルへの挑戦が実現しそうな気配のラミレス。ビボル、ラミレス共に、技術のある実力者なだけに予想が難しい一戦になるでしょう。

 

下記は2022年1月13日現在の、ラミレスの標的となるライトヘビー級王者たちの顔ぶれとなります。

WBA(唯一):ドミトリー ビボル(キルギスタン/防衛回数10)
WBC:アルツロ ベテルビエフ(露/2)
IBF:アルツロ ベテルビエフ(露/5)
WBO:ジョー スミス(米/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:空位

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対戦相手変更等など(色々:01‐12‐22)

2022年01月12日 05時11分20秒 | 世界ボクシング

最近(2022年1月12日ごろ)のニュースです。

1)今週末15日にカラム ジョンソン(英)を相手に保持するWBOライトヘビー級王座の防衛戦を予定していたジョー スミス(米)。ジョンソンがコロナウィルスに感染してしまい、代わってスティーブ ゲーフラード(米)を相手に試合に臨むことになりました。

本来ならスミスは昨年10月にマキシム ウラゾフ(露)を相手に防衛戦を行う予定でしたが、その時はスミスがコロナウィルスに感染してしまい中止になった経緯があります。兎にも角にも今週末は無事試合が行われて貰いたいものです。

2)今月29日に予定されていたWBAヘビー級戦、レギュラー王者トレバー ブライアン(米)対休養王者マヌエル チャー(独)の一戦は、チャーが米国での労働許可証取得に手間取り、このまま消滅しそうな気配。一時はジョナサン ギドレー(米)という代役と防衛戦を行うとの情報がありましたが、まだまだ正式発表には至っていません。あくまで噂の段階なのですが、前暫定王者ダニエル デュボア(英)との対戦するという可能性もあるようです。

3)一昨年の師走まで、デビュー以来の連続初回KO/TKO勝利を16にまで伸ばしていたエドガル ベルランガ(プエルトリコ)。昨年は2試合行いましたが、そのどちらの試合もフルラウンド(8回と10回)を経験してしまいました。3月19日に次の試合を予定しているベルランガですが、その試合では世界王座への挑戦の経験を持つスティーブ ロールズ(米)と対戦します。

4)先月、そして今月末と2度の試合延期となってしまったクリス ユーバンク(英)とリーアン ウィリアムス(英)による注目の英国ミドル級ダービー。どうやら2月5日に決行されるようです。

5)WBAフェザー級レギュラー王者のリー ウッド(英)が3月12日、前暫定王者マイケル コンラン(アイルランド)と防衛戦を行います。この試合の勝者が、同スーパー王者レオ サンタ クルス(メキシコ)と対戦する運びとなります。

6)IBFフェザー級王者キコ マルティネス(スペイン)が3月26日、元IBF王者ジョシュ ワーリントン(英)を相手に、昨年11月に獲得した王座の初防衛戦を行います。この両者は2017年5月に対戦しており、その時はワーリントンが僅差の判定勝利を収めています。

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