DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

今週末の試合予定

2017年10月21日 00時32分28秒 | 世界ボクシング
2017年10月第3週末の試合予定です。

21日 土曜日
後楽園ホール
日本ライト級王座決定戦:
吉野 修一郎(三迫)対 スパイシー松下(セレス)

英国
2団体バンタム級王座決定戦:
WBA王者ザナ ザキヤノフ(カザフスタン)対 IBF王者ライアン バーネット(英)

米国・ニューヨーク州
WBAスーパーフェザー級戦:
王者ジェスリール コラレス(パナマ)対 挑戦者アルベルト マチャド(プエルトリコ)

米国・ニュージャージー州
IBFクルーザー級戦:
王者ムラト ガシエフ(露)対 挑戦者クジストフ ブロダルチク(ポーランド)


22日 日曜日
両国国技館
WBAミドル級戦(第2の王座):
王者アッサン エムダン(仏)対 挑戦者村田 諒太(帝拳)

WBCフライ級戦:
王者比嘉 大吾(白井・具志堅)対 挑戦者トマ マソン(仏)

WBCライトフライ級戦:
王者ケンシロウ(BMB)対 挑戦者ペドロ ゲバラ(メキシコ)

豪州
WBC・ABCOスーパーウェルター級王座決定戦:
ティム チュー 対 ウェード ライアン(共に豪)

WBAオセアニア・スーパーライト級戦:
王者ダラ フォーリー(豪)対 挑戦者池田 竜司(六島)

*この試合にはWBAオセアニア王座の他、空位のWBC・暫定ABCO王座、WBOオリエンタル王座も争われます。フォーリーは12勝(8KO)2敗の戦績の持ち主で、6月にOPBF(東洋太平洋)同級王座も獲得しています。しかしその王座は既に返上。現在同級にはOPBF王者は君臨していません。

この豪州の興行はかなり大規模なもので、合計6つの王座が賭けられた試合が決行されます。その中には日本のリングにも登場した経験を持つOPBFウェルター級王座の保持者であるジャック ブルベイカー(豪)が英連邦王座戦に出場。元OPBFミドル級王者で、WBCスーパーミドル級王座も獲得しているサキオ ビカは空位のWBCスーパーミドル級インターナショナルのシルバー王座決定戦に出場を予定しています。

チュー2世が登場するためでもありますが、個人的にはかなり注目した興行になりそうです。
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意見番(10‐20‐17)

2017年10月20日 02時11分29秒 | ボクシングネタ、その他雑談
2017年10月20日ごろの意見番です。



*今回は同じサイズにする事が出来ました。非常に満足!

さて、両誌の表紙を飾っている一戦が48時間後に行われます。日本ボクシング界の今後を考えると、挑戦者の王座奪取に大きな期待が寄せられます。個人的には、WBCフライ級戦、というか比嘉 大吾(白井・具志堅)のこの試合での出来、そして今後に大きな関心を寄せています。
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グローブス、激戦を制す(WBAスーパーミドル級:スーパー王座)

2017年10月19日 04時01分04秒 | 世界ボクシング
先週末14日、英国で行われた試合結果です。
WBAスーパーミドル級戦(スーパー王座):
王者ジョージ グローブス KO4回1分42秒 挑戦者ジェイミー コックス(共に英)

*挑戦者が試合開始のゴングと同時に攻め続けたこの一戦。時折グローブスがカウンターを当て、その攻撃を遮断しようと試みますがそんな事はお構いなし。とにかく前に出て強打を振り続けます。

「これだけ打ち合えば終盤戦前に試合は終わるだろう」と思った矢先、王者の右ストレートがコックスのボディーにグサリ。キャンバスに送られた挑戦者は、結局テン・カウント内に立ち上がる事は出来ませんでした。

常に激戦を演じ、5月に4度目の正直で世界のベルトを腰に巻く事に成功したグローブス。またまた激戦を制し世界王座の初防衛に成功。来年早々にも予定される同国人のライバル、マイナー団体IBO王者クリス ユーバンクとの一戦に駒を進めています。
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勅使河原、輪島ジムに初のベルトをもたらす(WBOアジア太平洋バンタム級)

2017年10月18日 00時03分22秒 | 世界ボクシング
先週12日・木曜日、後楽園オールで行われた試合結果です。
WBOアジア太平洋級バンタム戦:
挑戦者勅使河原 弘晶(輪島スポーツ)TKO10回2分52秒 王者ジェトロ パブスタン(比)

*7月に日本国内ランキング中位に位置する高橋 竜也(ヤマグチ土浦)に勝利を収め同王座を獲得したパブスタン。勅使河原も高橋同様日本国内ランキングでは中頃に位置した選手です。昨年から日本国内での開催が認められている同タイトルですが、安易な挑戦が目立ち、加えてその後の世界へのレールも比較的簡単に引かれるため、個人的には好意な目で見ることが出来ません。しかし今回の対戦カードに関して言えば別物といっていいでしょう。

王者パブスタンは昨年2月、敗れたとはいえ敵地での世界挑戦を果たしている中々のキャリアの持ち主。対する勅使河原もちょうど一年前、現在日本同級王座を保持している赤穂 亮(横浜光)に大善戦し、1対2の判定で敗れるも評価を上げている選手です。

これまでの実績で劣る挑戦者ですが、試合開始早々からそんな事はお構いなし。プレッシャーをかけ続け、パンチをどんどん振るっていきます。中盤戦にクリンチの場面が見られますが、9回、勅使河原は連打から王者をキャンバスに送る事に成功。最後は10回、連打からレフェリーストップを呼び込み試合に終止符を打っています。

元世界ジュニアミドル級(現スーパーウェルター級)王者輪島 功一が育てた初の王者という名誉ある称号も手にした新王者。勅使河原(てしがわら)という苗字、彼の存在がなければ読み方を知らずに一生を終えていたでしょうね。
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末吉、日本の頂点に到達(日本スーパーフェザー級)

2017年10月17日 00時40分57秒 | 日本ボクシング
今月7日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本スーパーフェザー級王座決定戦:
末吉 大(帝拳)判定3対0(97-93、98-93、98-92)挑戦者高畑 里望(ドリーム)

*末吉の同僚である尾川 堅一が王座を返上したために、その空位の王座を争うために行われた今回の一戦。序盤戦はやや末吉のペースで試合が進みましたが、総合力で上回る末吉が最後に抜け出すことに成功。念願の日本王座を獲得する事に成功しています。

内山 高志(ワタナベ)と三浦 隆司(帝拳)という世界を代表する日本のスーパーフェザー級選手が立て続けに現役からの引退を発表した日本同級戦線。末吉がその後継者争いに加わることが出来るのか。今後の活躍次第でしょうね。
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河野、惜しくも届かず(色々:10‐16‐17)

2017年10月16日 00時42分29秒 | 世界ボクシング
最近(2017年10月16日ごろ)のニュースです。

1)今月7日、WBAスーパーフライ級王座を2度獲得してきた河野 公平(ワタナベ)が香港のリングに登場。地元期待のレックス ツォに肉薄しますが惜しくも届かず。7回負傷判定負けを喫し、WBOインターナショナル・スーパーフライ級王座の獲得に失敗しています。

2)同じリングに、元WBOアジア太平洋同級王座保持者の渡邉 卓也(青木)も登場。リ レシャン(香港)に5回逆転TKO勝利を収め、空位だったWBOオリエンタル・スーパーフェザー級王座の獲得に成功しています。

3)これまでにスーパーフライ級での暫定王座を含めると世界5階級制覇を達成しているノニト ドネア(比)が先月23日、米国・テキサス州のリングに登場。メキシコの中堅選手ルーベン ヘルナンデスに大差判定勝利を収め、昨年11月にWBOスーパーバンタム級王座から転落後の再起戦に成功。同時に空位のWBCフェザー級シルバー王座を獲得しています。

今後はフェザー級に主戦場を再び移行していくというドネア。ターゲットはWBO王者のオスカル バルデス(メキシコ)のようです。

4)現在のフェザー級で最強の呼び声が高いバルデスにターゲットを絞っているもう一人の実力者が元IBF/WBAスーパーバンタム級、WBAフェザー級王者のカール フランプトン(英)。来月18日に、2015年5月に長谷川 穂積(真正)に判定負けを喫しているオラシオ ガルシア(メキシコ)と対戦を予定しています。

5)フランプトンが登場する同じ興行で、現在英国を主戦場としているWBOバンタム級王者ゾラニ テテ(南ア)も登場。シボニソ ゴニャ(ナミビア)を相手に、4月に獲得した王座の初防衛戦を行います。

6)7月にマニー パッキャオ(比)を破り、WBOウェルター級王座を獲得すると共に一躍時の人となったジェフ ホーン(豪)。師走に予定している初防衛戦の相手は、英国のゲーリー コーコランになるようです。この初防衛戦をクリアすれば、来春にもパッキャオとの再戦、もしくはスーパーライト級の統一王者テレンス クロフォード(米)とのビックマッチに臨むという路線が敷かれているようです。
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大竹、ベテランの意地を見せる!(OPBFスーパーバンタム級)

2017年10月15日 00時04分32秒 | 世界ボクシング
一昨日の13日・金曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)バンタム級戦;
王者大竹 秀典(金子)判定3対0(116-111x2、117-111)挑戦者丸田 陽七太(森岡)

*36歳の王者と20歳の挑戦者の対戦となったこの戦い。そう、注目は16歳という年齢差でした。ボクシングの世界では、よくベテランが新鋭の踏み台になるケースがありますが、この一戦では王者大竹が快勝劇を演じ大先輩の意地を見せる事に成功。保持する王座の2度目の防衛に成功しました。

丸田選手には何ら恨みはないのですが、自分が大竹選手と近い年齢なだけに、この試合結果には大満足。試合の方は回を重ねるごとに王者が老獪さを発揮していったようです。


OPBFフライ級戦:
王者中山 佳祐(ワタナベ)引き分け1対1(115-113、114-115、114-114) 挑戦者ジョーバート アルバレス(比)

*挑戦者のランキングが低かっただけに、王者の圧勝が予想されていましたがどうしてどうして。終盤戦に入るまで比国人にリードを許した中山は、最後に何とか追いつくことに成功。苦しみながらも梅雨に手に入れた王座の初防衛に成功しています。
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今週末の試合予定

2017年10月14日 00時54分47秒 | 世界ボクシング
2017年10月第2週末の試合予定です。

14日 土曜日
豪州
WBOオリエンタル・スーパーウェルター級戦:
王者デニス ホーガン(豪)対 挑戦者野中 悠樹(井岡弘樹)

*日本のマスコミでは同団体のアジア太平洋王座決定戦と記載されていますが、BoxRecだと、ホーガンの保持するオリエンタル王座に野中が挑戦する形で書かれています。

英国
WBAスーパーミドル級戦(スーパー王座):
王者ジョージ グローブス 対 挑戦者ジェイミー コックス(共に英)

米国・ニューヨーク州
WBAスーパーウェルター級戦(スーパー王座):
王者エリスランディ ララ(キューバ)対 挑戦者テレル ガウシャ(米)

WBCスーパーウェルター級戦:
王者ジャーメル チャーロ 対 挑戦者エリクソン ルビン(共に米)

IBFスーパーウェルター級戦:
王者ジャレット ハード 対 挑戦者オースティン トラウト(共に米)

米国・カリフォルニア州
WBAフェザー級戦(スーパー王座):
王者レオ サンタ クルス(米)対 挑戦者クリス アバロス(米)

WBAフェザー級戦(レギュラー王座):
王者アブネル マレス 対 挑戦者アンドレス グティエレス(共にメキシコ)


20日 金曜日
比国
OPBF(東洋太平洋)フライ級戦(暫定王座):
王者ジェイアー レキネル 対 挑戦者リチャード ロサレス(共に比)
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清水、順当に初王座獲得(OPBFフェザー級)

2017年10月13日 02時26分30秒 | 世界ボクシング
今月2日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)フェザー級戦:
挑戦者清水 聡(大橋)TKO5回1分54秒 王者ノ サミュン(韓国)

*試合前から王座獲得が確実視されていたロンドン五輪・銅メダリストの清水。その予想通りに韓国人王者を圧勝。無難にプロ初のベルトを腰に巻くことに成功しました。

昨年9月にプロデビューを果たし、プロ4戦目で同王座を獲得した清水。来年には世界初挑戦を目論んでいるようです。来春に32歳の誕生日を迎える新王者ですが、ボクサーとしての年齢はまだまだ若いといっていいでしょう。世界王座挑戦の前に、どんどん試合を行っていって貰いたいですね。
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ブリエディス、乱戦を制す(WBCクルーザー級)

2017年10月12日 00時52分46秒 | 世界ボクシング
先月最終日、ラトビアで行われた試合結果です。
WBCクルーザー級戦:
王者マイレス ブリエディス(ラトビア)判定3対0(116-110、114-112、115-111)挑戦者マイク ペレス(キューバ)

*4月にクルーザー級で一つの時代を築いていたマルコ フック(独)を破り同王座を獲得したブリエディス。対するペレスは昨年まで最重量級でそれなりの実績を積んできた選手。実力者同士の対戦だっただけに、好試合が期待されていました。しかし蓋を開けてみると、もみ合いの多い乱戦に終始。王者は過度のクリンチから10回に減点1を科されました。

試合内容はどうであれ、強豪相手に保持する王座の初防衛に成功したラトビア人。次戦では、同級ナンバーワンの実力者と目されるWBO王者アレクサンデル ウシク(ウクライナ)と対戦します。
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