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DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

高山、僅かに及ばず

2014年08月11日 06時15分33秒 | 世界ボクシング
去る土曜日9日、メキシコで行われた試合結果です。
2団体ミニマム級王座統一戦:
WBO王者フランシスコ ロドリゲス(メキシコ)判定3対0(115-112、119-108、116-111)IBF王者高山 勝成(仲里)

*高山が敵地で臨んだ王座統一戦。敗れはしましたが、堂々たる戦いぶりを披露。この敗戦により高山の株が落ちる事はないでしょう。

3人のジャッジは文句なしにロドリゲスを支持していましたが、私(Corleone)は114対113と僅か1ポイント差でメキシカンとしました。



試合の序盤戦(4回まで)、全体的に高山がコントロールしているように見えました。しかしロドリゲスの左フックをコツコツと当てられており、印象としてはやや不利。それに加え3回、両足が揃ったところ(+体も開いていた)所に左ジャブを貰いダウンを喫した高山。しかしそのダウンによるダメージはなく、その回の最後の1分は高山が支配しました。

中盤戦(5回から8回)は高山が支配。5回はアウトボクシング、7回にはボディー攻撃で確実にポイントをゲットしたように見えました。

後半戦、最後の4回はロドリゲスのペース。体力、一発、そして手数でも高山を上回りポイントを奪回。

10回開始早々にロドリゲスが自身のコーナーでダウン。11回1分過ぎ、同じ場所で今度は高山がダウン。両方ともパンチは当たっていましたが、明らかなスリップだったため、レフェリーはカウントを取りませんでした。

いくらなんでも119対108でメキシカンというのはないでしょう。結局は3回のダウンが勝敗を分けたのではないでしょうか。
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益田、圧勝でV1

2014年08月10日 00時19分59秒 | 日本ボクシング
先週4日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本バンタム級戦:
王者益田 健太郎(新日本木村)KO3回1分39秒 挑戦者冨山 浩之介(ワタナベ)

*今年の4月、大阪に乗り込んで当時空位だった同王座を獲得している益田。一階級下のスーパーフライ級で世界挑戦の経験がある冨山を試合開始早々から圧倒。3回に2度倒し見事な初防衛を飾っています。

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今週末の試合予定

2014年08月09日 00時36分45秒 | 世界ボクシング
2014年8月第2週末の試合予定です。

9日 土曜日
ロシア
WBAミドル級戦:
王者ドミトリー チュディノフ(露)対 挑戦者メディ ブアデゥラ(仏)

メキシコ
2団体ミニマム級王座統一戦:
IBF王者高山 勝成(仲里)対 WBO王者フランシスコ ロドリゲス(メキシコ)

米国ニューヨーク州
スーパーライト級強10回戦:
WBA(スーパー)/WBC王者ダニー ガルシア 対 ロッド サルカ(共に米)



WBAミドル級王座決定戦(レギュラー王座):
ダニエル ジェイコブス(米)対 ジャロッド フレッチャー(豪)

IBFスーパーライト級戦:
王者レイモント ピーターソン(米)対 挑戦者エドガル サンタナ(プエルトリコ)


10日 日曜日
大阪・住吉区民センター
日本スーパーウェルター級王座決定戦:
野中 悠樹(渥美)対 長島 謙吾(角海老宝石)




11日 月曜日
後楽園ホール
OPBF(東洋太平洋)スーパーライト級戦:
王者小原 佳太(三迫)対 挑戦者岩渕 真也(草加有沢)

日本スーパーフライ級戦:
王者戸部 洋平(三迫)対 挑戦者石田 匠(井岡)

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ライトヘビー級3団体統一戦へ(色々:08‐08‐14)

2014年08月08日 01時18分30秒 | 世界ボクシング
最近(2014年8月8日ごろ)のニュースです。

1)IBF/WBA(スーパー)ライトヘビー級王者のバーナード ホプキンス(米)対WBO王者セルゲイ コバレフ(露)によるライトヘビー級3団体王座統一戦が11月8日、米国の東海岸で行われることが内定しました。

2)その王座統一戦を前に、WBC王者アドニス ステベンソン(カナダ)が保持する緑のベルトの4度目の防衛戦に臨みます。9月27日に本拠地でその試合を行うステベンソン。挑戦者は近日中に発表になるようです。ステベンソンはその防衛戦後、WBAのレギュラー王者ユルゲン ブレーマー(独)との王座統一戦を希望しており、その後に「ホプキンス対コバレフ」戦の勝者との4団体王座統一戦を決行した意向のようです。

3)来月13日に迫っているフロイド メイウェザー(米)対マルコス マイダナ(亜)の再戦。WBCは愚かな事に、この一戦に同団体のウェルター級とスーパーウェルター級の2階級の王座を争うことを認可したようです。

4)日本ボクシング・コミッション(JBC)はWBOバンタム級王者亀田 和毅を世界王者枠から解除したとか。どんぐりの背比べですね、JBCと亀田家は。

5)WBAミニマム級王者のヘッキー ブドラー(南ア)が10月25日、前WBC王者の熊 朝忠(中国)を迎え3度目の防衛戦を行います。試合開催地はブドラーが前回の試合、6月の防衛戦で登場した北アフリカのモナコになります。

6)現在もっとも勢いに乗っている世界王者の一人であるWBOライト級王者のテレンス クロフォード(米)。11月29日に指名挑戦者レイ ベルトラン(メキシコ)を地元の米国ネブラスカ州に迎え2度目の防衛戦を行います。
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この階級、この選手(ライトフライ級編②)

2014年08月07日 01時34分30秒 | ボクシングネタ、その他雑談
1990年代初頭から、それぞれの階級で、といっても今回が3度目ですが、印象に残った選手を挙げていっております。各選手、登場するのは1階級のみ。選んだ選手がその階級実力№1とは限りません。

リカルド ロペス(メキシコ)、マイケル カルバハル(米)とスター選手が続きましたが、今回は少々地味な実力者を選びました。レオ ガメス(ベネズエラ)、日本のリングでも強さを存分に見せつけた選手ですね。ガメスは腐敗前のWBA王座をストロー(現ミニマム)からジュニアバンタム(現スーパーフライ)までの4階級で獲得しています。個人的には、このライトフライ級時代がもっとも強かったと思うので、同級での選出としました。



プロでの最終戦績は35勝26KO12敗1引き分け。日本ではその強打を存分に発揮しましたが、KO率は僅かに54%。しかも4戦に1度は敗戦を経験していたことになります。48戦の全キャリアの中で、世界戦に出場すること19度。そのすべてがWBAの世界戦になります。世界戦のみの戦績は8勝5KO10敗1引き分けで、その内3試合の暫定王座戦に出場しています。またその暫定戦は1990年代後半期に集中。そう、同団体が暫定王座を不要に乱発し始めた時期と重なります。

またゴメスは出場した19戦すべての世界戦を敵地で行っています。ガメスが訪れた国々は、日本(3勝3KO2敗)、韓国(1勝4敗)、タイ(1勝1KO3敗1引き分け)にそれぞれ5度、米国、パナマ、プエルトリコで1度ずつ(全勝全KO)、そしてデンマークで1度(判定負け)となっています。

1963年8月8日(明日)生まれのゴメスは1985年2月にプロデビューし、2005年の師走までの20年間戦い続けました。

デビュー13戦目でベネズエラ国内ライトフライ級王座を獲得したガメス。時期を同じくしてWBAがライトフライ級の下に最軽量級を設置。身長153センチのガメスはWBA最軽量級の初代王座決定戦に出場。1988年1月に韓国で行われてその一戦で、後のタイトルホルダー金 奉準に判定勝利を収め王座奪取に成功します。ちなみにWBCの同級初代王者は井岡 弘樹(グリーンツダ/一翔の叔父)になります。

日本の横沢 健二(三迫)に圧勝し初防衛を果たしたガメスですが、減量苦のためその王座は返上。1990年4月、2階級制覇を目指し再び韓国の地に飛びます。当時WBAジュニアフライ級(現ライトフライ)に君臨していたのは、同級で最多防衛記録を打ち立てた連打方ファイター柳 明佑。最強挑戦者として柳に挑戦し、絶対王者を大いに苦しめますが僅差の判定負けを喫して王座奪取ならず。半年後に行われた再戦でも判定負けを喫しています。

   

翌年10月、今度はWBAフライ級王者金 容江に挑戦しますがここでも判定負け。世界戦3連敗を喫し、「ガメス限界説」が出るまでに及んでしまいました。

ここで再び井岡が登場。1991年の師走に柳に挑戦し、柳の18連続防衛を阻止。自身の2階級制覇達成を果たしています。

井岡との再戦を制し、王座に返り咲いていた柳。韓国の英雄は初防衛(対細野 雄一)に成功後その王座を返上しリングから勇退。それに伴いWBA王座が空位となりました。ガメスが八尋 史郎(帝拳)とその王座を争うために来日したのが1993年の10月。八尋有利の声も聞かれていましたが、ガメスが圧倒的な強さを見せつけて王座奪取に成功。4度目の挑戦で見事に2階級制覇達成を果たします。個人的にはこの八尋戦と、翌年に行われたファン アントニオ トーレス(パナマ)との一戦がガメスの絶頂期だったと思います。

当時マイケル カルバハル(米)とのライバル戦を制し、WBC/IBF王座に君臨していたウンベルト ゴンザレス(メキシコ)。トーレス戦をリングサイドで観戦していたゴンザレスのトレーナー イグナシオ べりスタイン氏は、その試合後ガメスの強さに脱帽し、対戦を避けたとの話まで残っています。

アジアの強豪と対戦を繰り広げていく中、ライトフライ級王座を失い2度目のフライ級王座挑戦も失敗していたガメス。しかし1999年にはウーゴ ソト(亜/1994年に来日し、勇利 アルバチャコフの持つWBCフライ級王座に挑戦)、ホスエ カマチョを連破し、フライ級、スーパーフライ級(暫定王座)の獲得に成功。2000年10月には名古屋のリングで戸高 秀樹(緑)の顎を割り、正規のスーパーフライ級王座を獲得し、きれいな形で4階級制覇を完全に制覇。しかし翌年3月の4度目の来日では、セレス小林(国際)の巧みなボディー攻撃の前に沈没。



その後、バンタム級で3度の世界挑戦(2度は暫定)の機会を与えられますが、いずれも勝利ならず。2005年12月の世界戦敗戦後現役を退いています。

WBAに少々優遇されすぎの感があった現役時代のガメス。現役当時は日本人選手の天敵的な選手でしたが、こうして振り返ると、懐かしみ、親しいみが沸いてくる選手ですね。最近、日本人の壁になるような選手がいないように感じますが、ガメス的な選手の出現に待ち焦がれているのは私だけではないでしょう。

ガメスの獲得した王座(獲得した順):
ベネズエラ国内ライトフライ級:1987年4月30日獲得(防衛回数1)
WBAミニマム級:1988年1月10日(1)
WBAライトフライ級:1993年10月21日(3)
WBAラテンフライ級:1995年5月20日(1)
WBAラテンフライ級奪回:1998年10月3日(0)
WBAフライ級:1999年3月13日(0)
WBAスーパーフライ級暫定:1999年5月29日(0)
WBAスーパーフライ級:2000年10月9日(0)
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この階級、この選手(ライトフライ級編①)

2014年08月06日 01時01分06秒 | ボクシングネタ、その他雑談
この20年あまりの間に、全17階級のそれぞれの階級で印象に残った選手を挙げていきます。各選手、登場するのは1階級のみ。選んだ選手がその階級実力№1とは限りません。

第一弾は最軽量級のリカルド ロペス(メキシコ)。今回はライトフライ級、選んだ選手はロペスと同時代に花を咲かせ、ライバル候補の筆頭に挙げられたマイケル カルバハル(米)になります。



プロでの最終戦績は49勝33KO4敗。異名はあのロベルト デュラン(パナマ)にあやかり「小さな石の拳」。KOアーチストのイメージがあるのですが、KO率は62%とそれほど高くありません。アマチュアでは94勝9敗の好戦績を残しています。

1967年9月17日生まれのカルバハルは1988年に開催されたソウル五輪の銀メダリストという勲章を引っさげて1989年2月にプロデビュー。デビュー戦の対戦者は後にIBFライトフライ級王座を2度獲得するウィル グリスピーでした。

デビュー戦で思わぬ接戦(4回戦で3対0の判定勝利)を演じたカルバハル。しかしその後は順調に白星を重ねて行きます。結局デビューした1989年には10度の白星を重ねたカルバハル。KO/TKO勝利は7としています。

デビューからちょうど一年後の1990年2月、トニー デルーカ(米)に大差の判定勝利を収めNABFライトフライ級王座を獲得。世界挑戦への足がかりを作ります。NABFはWBCの北米下部組織になりますが、下部団体が以上に膨れ上がっている今日よりもよほど権威のある団体でした。

カルバハルの世界初挑戦が実現したのは1990年7月29日、場所はカルバハルの地元米国アリゾナ州の州都フェニックス。日本でもお馴染みの選手で、当時のIBFライトフライ級王者ムアンチャイ キティカセム(タイ)。キティカセムはこの敗戦後、一つ上のフライ級でWBC王座を獲得し、ユーリ アルバチャコフ(協栄/露)と激闘を繰り広げることになります。減量に苦しんだムアンチャイを尻目に絶好調のコンディションでこの試合に臨んだカルバハル。王者を7回の間にバッタバッタと4度倒しTKO勝利。見事な戴冠劇を演じています。

世界王座獲得までは順調なキャリアを作り上げてきたカルバハルですが、その後低迷期に直面します。元アマチュア・トップスター+強打者という条件が重なったカルバハルのボクシング。その強打を当てたいがためにパンチは単発に。それに加えヘッドハンター(ボディーを攻めないで顔面へ攻撃を集中)ぶりを如何なく発揮。そのため白星を重ねるもKO/TKO勝利は5割強に留まってしまいました。

そんな鬱憤を晴らす大一番が1993年3月13日に設けられます。その一番とは当時のWBC王者ウンベルト“チキータ”ゴンザレス(メキシコ)との王座統一戦。



1990年代初頭は、今以上に米国内での軽量級、そして米国人以外の選手軽視の目が向けられていました。しかしそれを打ち破ろうとする動きがトップランク社のボブ アラム氏によって展開されていきます。その先駆けとなった選手たちがこのカルバハルとゴンザレスになります。

軽量級史上初の100万ドル(約1億円=両者合わせてのファイトマネー)対決となった一戦。強豪相手とはいえ大苦戦を強いられた元銀メダリスト。2回、5回にはダウンを喫してしまいます。中盤に入ってもカルバハルにとり嫌な展開が続くこの王座統一戦。しかし7回、起死回生の左フックからチャンスを掴み、同じパンチで大逆転TKO。王座統一を果たすと共にスーパースターの仲間入りを果たしました。

「カルバハル対ゴンザレスⅠ」は1993年の年間最高試合に、そして勝者はその年のファイター・オブ・イヤーの座を獲得しています。ちなみにこの試合のリング・アナウンサーはジミー レノン ジュニアでしたが、会場を訪れていたマイケル バッファーが革ジャン姿で急遽カルバハルの名前をコールしていました。




ボクシング界に大ブームを巻き起こした軽量級のライバル対決。カルバハルとゴンザレスはその後2度(1994年2月と11月)に対戦。その2戦はいずれも僅差の判定でメキシカンが勝利を収めています。



ゴンザレスとの再戦に敗れてからも、常にライトフライ級の第一戦線で活躍し続けたカルバハルですが、徐々に存在感が薄らいで行きました。しかし1999年7月、後に世界5階級制覇を果たすホルへ アルセ(メキシコ)に大逆転のTKO勝利を収めWBO王座を獲得。有終の美を飾ると共にその試合を期に引退をしています。

印象に残っているのはやはりゴンザレスとの第一戦での打ち抜くような左フック。ローマン ゴンザレス(ニカラグア/帝拳)を含め、今でのライトフライ級でカルバハルを超えるパンチャーは出現していないと思います。

カルバハルの獲得した王座(獲得した順):
NABFライトフライ級:1989年2月18日獲得(防衛回数1)
IBFライトフライ級:1990年7月29日(10)
(*当時のIBFベルトのデザインは現在のUSBA王座に類似)
WBCライトフライ級:1993年3月13日(2)
(*IBFとの統一王座)
WBOライトフライ級:1994年7月15日(0)
(*当時はマイナー王座とみなされていた同王座。即返上)
IBFライトフライ級:1996年3月16日(2)
IBAライトフライ級:1997年3月22日(0)
WBOラテン・スーパーフライ級:1999年7月2日(0)
(*世界戦の僅か29日前に獲得。カルバハルにとり、唯一のライトフライ級以外の王座)
WBOライトフライ級:1999年7月31日(0)
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リオス、失格勝ち

2014年08月05日 01時54分15秒 | 世界ボクシング
先週末2日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
WBAスーパーライト級戦(レギュラー王座):
王者ジェシー バルガス(米)判定3対0(118-111x2、117-111)挑戦者ダアントン ノビコフ(露)

*新鋭バルガスが4月に獲得した王座の初防衛に成功。一応この試合がメインでした。


ウェルター級10回戦:
元WBAライト級王者ブランドン リオス(米)失格9回1分26秒 前WBAウェルター級暫定王者ディエゴ チャべス(亜)

*8回終了時までの採点は、僅差でチャベスがリード(2対1:2者が75対74でチャベス。もう一人が75対74でリオス)。

まずは3回、チャベスが2度目のホールディング(腕をつかむ)の注意を受け減点1。5回、今度はリオスがクリンチの際にアルゼンチン人を投げ飛ばし一発で減点。8回、南米人がクリンチ際に肘で米国人を押したため減点。最後は9回、またまたクリンチの際に事件が発生。この時はチャベスがグローブでリオスの目を押さえたとしてそこで失格が宣告されました。

   

計3回の減点かそれとも失格か?試合を振り返って見ると、レフェリーの判断は正しかったように見えます。喧嘩両成敗という手もありましたが、明らかにチャベスのほうが頭に血が上っていました。乱戦の時こそ冷静に。


ミドル級4回戦:
シェーン モズリー2世 TKO初回1分25秒 ジェロメ ジョーンズ(共に米)

*4月のデビュー戦より2ポンド軽くリングに登場した2世。このレベルでは、といっても相手は3戦目の相手、圧倒的なスピード、パワーの違いを見せつけています。
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高山、岡田がそれぞれ防衛に成功

2014年08月04日 23時37分47秒 | 日本ボクシング
先週7月28日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ウェルター級戦:
王者高山 樹延(角海老宝石)判定2対0(96-95x2、95-95)挑戦者斉藤 幸伸丸(輪島功一スポーツ)

*一昨年師走に当時空位だった同王座を獲得している高山。その時の対戦した相手が斉藤でした。前回の対戦では、高山の圧勝に終わりましたが、今回は接戦した試合内容だった様子。高山は4連続防衛に成功したことになりますが、日本王座戦の戦績は5連勝ながらKO/TKO勝利はゼロ更新が続いています。

日本スーパーライト級戦:
王者岡田 博喜(角海老宝石)判定3対0(96-94x3)シャムガル 興一(三迫)

*3月にデビュー8戦目で同王座獲得を果たしている岡田の初防衛戦。3月までの戦績は7戦全勝7KOのパーフェクトレコードでした。しかしここ2戦、その強打は湿りがちのようです。
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コバレフ圧勝。次はホプキンス?

2014年08月03日 21時21分03秒 | 世界ボクシング
現地時間の数時間前、米国ニュージャージー州で行われた試合結果です。
WBOクルーザー級戦:
王者セルゲイ コバレフ(露)TKO2回1分47秒 挑戦者ブレイク カパレロ(豪)

*初回半ば、左足をカバレロに踏まれている所に左ストレートを受けたコバレフ。尻餅をつく形でダウンを喫しています。もちろんそのダウンによるダメージはなし。



2回、エンジンをかけ始めたロシア人。右ストレートをボディーに持って行きお返しのダウンを奪うと、今度は同じパンチを顔面にもって行き2つ目のダウンを追加。最後は連打でレフリーストップを呼び込み試合終了。1年前に獲得した王座の3連続防衛(3KO)に成功しています。

11月8日には、IBF/WBA(スーパー)王者バーナード ホプキンス(米)との王座統一戦が噂されるコバレフ。IBFはホプキンスに対し、指名挑戦者との防衛戦を行うよ指示しているようですが、果たして?

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今週末の試合予定

2014年08月02日 01時15分51秒 | 世界ボクシング
2014年8月第1週末の試合予定です。

2日 土曜日
米国ニュージャージー州
WBOクルーザー級戦:
王者セルゲイ コバレフ(露)対 挑戦者ブレイク カパレロ(豪)

米国ネバダ州
WBAスーパーライト級戦(レギュラー王座):
王者ジェシー バルガス(米)対 挑戦者ダアントン ノビコフ(露)

ウェルター級10回戦:
前WBAウェルター級暫定王者ディエゴ チャべス(亜)対 元WBAライト級王者ブランドン リオス(米)

*この一戦の方がメインより面白くなるでしょう。


4日 月曜日
後楽園ホール
日本バンタム級戦:
王者益田 健太郎(新日本木村)対 挑戦者冨山 浩之介(ワタナベ)

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