DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

テーラーが3度目の防衛に成功

2006年12月11日 12時21分41秒 | 世界ボクシング
WBC・WBO(WBA?)ミドル級戦:
王者ジャーメーン テーラー(米)判定3ー0(117ー111、115ー113、118ー110)挑戦者カシム ウーマ(ウガンダ)
テーラーが世界獲得後初めて地元のリングに登場。タフなウーマからダウンを奪えずも、大差判定で3度目の防衛に成功しています。
この試合ではWBCのオープンラウンド制が導入されました。4回までの採点は3人のジャッジともに40ー36でテーラー。8回までの採点はこれまた3者統一でテーラー(80ー72x2、78ー74)。採点だけ見ると、テーラーが最後の4回を流した形跡が若干見て取れます。
試合後王者はミドル級で試合を続けていく事を表明。タフな挑戦者は、本来のスーパーウェルター、又はウェルターでのスーパーファイト実現を目指していくとの事です。
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まずはハリソン、カーン、ロナルド

2006年12月10日 11時14分34秒 | 世界ボクシング
まずはロンドンで行われた試合結果からです。
ヘビー級10回戦:
シドニー五輪金メダリスト オードリー ハリソン TKO3回2分32秒 元英連邦ヘビー級王者ダニー ウィリアムズ(共に英)
本来ならこの日、マット スケルトン(英)と戦う予定だったハリソン。約1週間での試合準備はウィリアムズにとり大きな負担となったようです。タフなウィリアムズをストップし、再浮上の気配を見せるハリソン。昨年の判定負けの雪辱にもなりました。

IBFインター・コンチネンタル スーパーライト級戦:
アミア カーン 判定3ー0(99ー91x2)ラシド ドライゼン(Drilzane)
英国期待のカーンがプロ10戦目で初戴冠。8回にスタンディング・カウントを取られる不覚も、判定は文句無しでカーンを指示。


スーパーミドル級戦:
ロナルド ハーンズ TKO1回2分55秒 ロバート スモールウッズ
米国アーカンソー州で数時間後に行われる統一ミドル級戦の前座に「ヒットマン2世」が出場。ミスマッチに圧勝しています。
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今週末の試合予定

2006年12月09日 11時51分44秒 | 世界ボクシング
師走は第2週末の試合予定です。

9日 土曜日
米国・アーカンソー州
WBC・WBOミドル級戦:
王者ジャーメーン テーラー(米)対挑戦者カシム ウーマ(ウガンダ)
王者テーラーにとり王座獲得後初の地元での試合になります。この試合の前座にはロナルド ハーンズも出場する予定です。

英国・ロンドン
英連邦ヘビー級戦:
王者ダニー ウィリアムズ対挑戦者オードリー ハリソン(共に英)
英国ヘビー級同士の再戦。生き残るのは果して?英国期待の新星ケビン ミッチェル、アミア カーンも出場予定。ちなみに二ッキー クックも無冠戦に出場するとのことです。


10日 日曜日
ロシア・モスクワ
WBCヘビー級戦:
王者オレグ マスカエフ(カザフスタン)対挑戦者オケロ ピーター(緑)
日本ジム所属選手として初のヘビー級王座挑戦のピーター。世界を驚かせることが出来るか?

兵庫県高砂市総合体育館
日本バンタム級戦:
王者三谷 将之(高砂)対挑戦者川端 賢樹(姫路木下)


13日 水曜日
OPBF(東洋太平洋)クルーザー級戦:
王者ナーミン サバノビッチ(豪)対挑戦者高橋 良輔(金子)
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ライト、安定度抜群!!

2006年12月08日 03時59分27秒 | 世界ボクシング
ミドル級12回戦:
元統一スーパーウェルター級王者ロナルド ライト(米)判定3ー0(117ー112x2、117ー109)元WBAウェルター級王者アイク クォーティ(ガーナ)
ライトが強豪クォーティから2度のダウンを奪い快勝。このダウンはクォーティスにとりリップ気味なものとバランスを崩しただけの不運なもの。しかしそれを除いても試合は終始ライトのペース。今年6月のジャーメーン テーラー(米)戦の引き分けを含め、ここ7年間無敗のライト。ミドル級での世界王座獲得も時間の問題のようです。

スーパーミドル級10回戦:
元IBFスーパーミドル級王者ジェフ レイシー(米)判定2ー0(96ー94x2、95ー95)ビタリ チプコ(ウクライナ)
約1年前にはとんでもない勢いを持っていたレイシー。この3月にジョー カルザゲ(ウェールズ)にあしらわれてからは停滞気味。この試合後にも自身の怪我が発覚し、下手をすれば約1年のブランクが余儀なくされるという噂です。
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こちらも王座返上

2006年12月07日 13時15分18秒 | 世界ボクシング
ハリソン潔し!!
今週末に二ッキー クック(英)との防衛戦を予定していたWBOフェザー級王者のスコット ハリソン(スコットランド)。試合に向けての調整(体重が落ちないため)が不十分とし王座を返上しています。空位になった同王座には、暫定王者のファン マヌエル マルケス(メキシコ)がそのまま昇格する見通しです。
今後ハリソンはどのような路線を進むのでしょうか?引退か、それともスーパーフェザーに上がり現役続行か?
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王座返上へ

2006年12月06日 13時12分42秒 | 日本ボクシング
徳山 昌守(金沢)が正式にWBCスーパーフライ級王座を返上する見通し。近日中にもWBCに正式に返上を申し入れるそうです。徳山の新たな目標はWBCバンタム級王者の長谷川 穂積(千里馬神戸)。もし長谷川戦が実現しなければ、WBA王者のウラジミール シドレンコ(ウクライナ)への挑戦実現へ向かってほしいものです。
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フランスとドイツから

2006年12月05日 12時13分03秒 | 世界ボクシング
フランス・パリ
WBAフライ級暫定王座決定戦:
前WBAライトフライ級王者ロベルト バスケス(パナマ)判定2ー1(115ー113、114ー113、113ー114)坂田 健史(協栄)
第3国で3度目の世界挑戦に望んだ坂田。結果はまたしても僅差の判定負け。5回には不運のダウン。しかし敗れたとはいえ逆に評価を上げた坂田。会場からも坂田を支持する声が聞かれていたそうです。試合後の金平会長がいつも以上に(?)頼もしく見えたそうです。

WBAクルーザー級暫定王座決定戦:
ワレリー ブルドフ(ロシア)TKO11回 ルイス ピネダ(パナマ)
これでWBAのクルーザー級には3人の王者が並立することに。

WBAライトフライ級インターコンチネンタル戦:
ブライム アスロウム(仏)TKO4回 ラファエル ロザン(スペイン)
「星の王子様」がスペイン人を4度倒しライトフライ級で再出発。来年早々にも同階級での世界再挑戦を目指しています。


ドイツ・ベルリン
WBAミドル級戦:
挑戦者マリアノ カレーラ(亜)TKO11回1分52秒 王者ハビエル カステジョホ(スペイン)
敗者カステジョホ曰く、「敵はカレーラとレフェリーだった」。かなり早いストップだった模様。試合終了時までにカステジョホは低打による2点減点も受けています。

ミドル級戦:
フェリックス シュトルム(独)TKO6回1分8秒 ガビン トップ
前WBA王座のシュトルムが再起に成功。早ければ次戦で新王者のカレーラに挑戦することになりそうです。

先週末のフライス、ドイツでの興行の特徴は、同国出身者または活躍する選手が世界戦に出場しなかったことです。珍しいですね、こういうケースは。
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コットが2階級制覇達成

2006年12月04日 13時30分54秒 | 世界ボクシング
米国 アトランティック・シティー
WBAウェルター級王座決定戦:
ミゲル コット TKO5回終了 カルロス キンタナ(共にプエルトリコ)
プエルトリコ勢対決を制したのは前WBOスーパーライト級王者のコット。唯一懸念されていた階級差もなく、5回に2度のダウンを奪い勝利。減量苦から解放されたコット。今後一戦一戦評価をさらに上げていきそうな勢いです。コットの次戦はオクタイ ウルカル(独)との防衛戦が予定されています。

WBOウェルター級戦:
王者アントニオ マルガリート(メキシコ)判定3ー0(118ー109、116ー112x2)ジョシュア クロッティ(ガーナ)
現役最強のウェルター級の呼び声高いマルガリートが、判定で7度目の防衛に成功。次の防衛戦は危険度の高い挑戦者ポール ウィリアムス(米)との対決が予定されています。
「コット対マルガリート」戦、是非見たいです。
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まずは名城、石田、江口

2006年12月03日 10時37分59秒 | 日本ボクシング
今週末にはたくさんの試合が予定されています。まずは日本国内で行なわれたタイトル戦の結果からです。

大阪府立体育会館
WBAスーパーフライ級戦:
王者名城 信男(六島)判定3ー0(118ー110、117ー112x2)挑戦者エドゥアルド ガルシア(メキシコ)
プロ9戦目の名城が大差判定で初防衛に成功。試合後は反省の言葉ばかりの名城。何を言う。立派な初防衛です。名城のさらなる飛躍に期待。

日本スーパーウェルター級王座決定戦:
石田 順祐(金沢)判定2ー0(98ー93、97ー95、95ー95)松元 慎介(進光)


後楽園ホール
日本ミドル級戦:
挑戦者江口 啓二(姫路木下)判定3ー0(98ー94、97ー93x2)王者板垣 俊彦(木更津グリーンベイ)
元関取江口が敵地後楽園ホールで見事に王座奪取。江口は5回にダウンを奪っています。
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今週末の試合予定

2006年12月02日 11時20分36秒 | 世界ボクシング
師走の第1週末の試合予定です。

2日 土曜日

米国アトランティック・シティー
WBAウェルター級王座決定戦:
ミゲル コット対カルロス キンタナ(共にプエルトリコ)
個人的に大変注目しているコットの2階級制覇を賭けた一戦です。順当ならコットですが。

WBOウェルター級戦:
王者アントニオ マルガリート(メキシコ)対 挑戦者ジョシュア クロッティ(ガーナ)


米国フロリダ州タンパ
ミドル級戦:
ロナルド ライト(米)対 アイク クォーティ(ガーナ)
注目のベテラン右と左のジャバー対決。

スーパーミドル級戦:
ジェフ レイシー(米)対 ビタリ チプコ(ウクライナ)


フランス・パリ
WBAフライ級暫定王座決定戦:
ロベルト バスケス(パナマ)対 坂田 健史(協栄)
現在のフライ級世界トップ戦線でどの選手をも苦しめる可能性を秘めたのがこの坂田。念願の世界奪取なるか。

WBAクルーザー級暫定王座決定戦:
ルイス ピネダ(パナマ)対 ワレリー ブルドフ(ロシア)
究極の3大王者(スーパー、レギュラー、暫定)誕生間近。こんな特別処置、無くてよし。

WBAインターコンチネンタル・ライトフライ級戦:
ブライム アスロウム(仏)対 ラファエル ロサノ


ドイツ・ベルリン
WBAミドル級戦:
王者ハビエル カステジョホ(スペイン)対 挑戦者マリアノ カレーラ(亜)

ミドル級戦:
フェリックス シュトルム(独)対 ゲビン トップ


大阪府立体育館
WBAスーパーフライ級戦:
王者名城 信男(六島)対 挑戦者エドュアルド ガルシア(メキシコ)
プロ9戦目の名城。この初防衛でどれだけ世間に名前を売ることが出来るか。

日本スーパーウェルター級王座決定戦:
石田 順祐(金沢)対 松橋 拓二(帝拳)


後楽園ホール
日本ミドル級戦:
王者板垣 俊彦(木更津グリーンベイ)対 元関取江口 啓二(姫路木下)


3日 日曜日
茨城県坂東市岩井体育館
スーパーライト級戦:
日本ライト級王者長嶋 建吾(18古河)対 五十嵐 圭(つるおか藤)


何かとんでもなくたくさんの試合が世界中で予定されています。この中のいくつかの試合結果は、今後の世界ボクシング界に大きな影響を及ぼしそう。
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