DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

来る週末

2005年01月24日 00時51分32秒 | 世界ボクシング
1月最終週末は興味深い試合がいくつか予定されています。

1月28日 金曜日
スコットランド グラスゴー
WBOフェザー級戦、スコットランドの雄スコット ハリソンが指名挑戦者ビクトル ポロ(コロンビア)を迎えての真価が問われる試合。ハリソン、マルコ アントニオ バレラ(メキシコ)戦へ向け重要な試金石を打てるか?


1月29日 土曜日
日本 大阪
WBCフライ級戦、日本人も見習うべき点が多いポンサクレック クラティンデェーンジム(タイ)が小松 則幸(エディータウンゼント)を迎え撃つ。ポンサクレック、今後本場アメリカでビックマッチを計画(対ホルヘ アリセ戦)。決して落とせない試合です。
この試合の前座には仲 宣明(尼崎)対小島 英次(金沢)の実力者対決も。


アメリカ アトランテックシティー
WBCスーパーライト級戦、アルツロ ガッティー(カナダ)対技師ジェシー ジェームス レイハ(米)。ガッティーもまた今後ビック ファイト(対メイウェザー戦)を控えているだけに、落とせない1番。

IBFスーパーウェルター級戦、カシム ウーマ(ウガンダ)対コフィー ジャントゥーア(ガーナ)のアフリカ人対決。大迫力の両者だけにとんでもない試合になりそう。


プエルトリコ バヤモン
WBOライトフライ級戦、ネルソン ディエッパ対アレックス サンチェスの同胞対決。

1月30日 御隣の韓国
WBCフェザー級王者池 仁珍の今後強豪との対決前の調整防衛戦。オーストラリアの新鋭トミー ブラウンに対し、実力差を見せ付けることが出来るか?
同日にはイラク国民選挙もアリ(だからなんじゃい!!)
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マイアミは暖かいんだろうな...

2005年01月23日 14時46分04秒 | 世界ボクシング
無名ヘンリー ブルセレス(プエルトリコ)は前評判通りの実力を誇示。フロイド メイウェザー(米)にまるで歯が立たず。昨年5月以来のリングのメイウェザー。常夏のフロリダ州でスーパーライト級でもとても早く、そして強いメイウェザーであることを証明。試合後は本人も満足の様子。6月に予定されるWBC王者アルツロ ガッティー戦に向け準備完了の模様。結果は8ラウンド終了直前TKO。
今年のメイウェザーの計画では、1)6月にガッティー、2)秋にコンスタンチン チュー 3)そして年末にデラ ホーヤ、もしくはシェーン モズレー戦を希望。
相変わらずのビック マウス。彼の故郷ミシガン州グランド ラビッツは大雪に見舞われています。

メイウェザー戦の前座では次期ヘビー級トップ戦線に向けての生き残り戦が行われています。サムエル ピーター(ナイジェリア)がヤンキ ディアス(キューバ)を5ラウンド内に4度倒し空位の全米ヘビー級王座獲得。世界戦線に一歩近づいた形になっています。
ディアス、昨年のファン カルロス ゴメス(キューバ)戦はやはりまぐれ勝ちか?
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ファン、大満足!!

2005年01月22日 13時32分56秒 | 世界ボクシング
法学部進学希望生ファン ディアス(米)が、自身の保持するWBAライト級王座2度目の王座防衛に成功。地元テキサス州ヒューストンにベテラン挑戦者ビリー アーウィン(カナダ)を迎え、実力を披露。試合の方は試合開始からディアス ペース。2ラウンドにダウンを奪い9ラウンド一方的な展開のまま(1分27秒)勝利。地元のファンも大満足。21歳ディアス、日本でも御なじみのラクバ シン(モンゴル)、ジュリアン ロルシー(仏)、そしてこの日の36歳挑戦者アーウィンとベテラン実力者を立て続けに退け、同級に新旧交代を猛烈にアピール中。今後が大いに楽しみ(ファン/Fan)な若き王者である。近い将来日本上陸はあるか(嶋田 雄大(ヨネクラ戦)?

ちなみにアメリカで法学部は4年生卒業後、つまり大学院から。かなり競争率が激しいエリート学部である。現在ディアスは政治学専攻。政治の他に歴史、哲学部生が法の道に入るのが一般的。
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王座か?ビック マネーか?

2005年01月21日 10時32分13秒 | ボクシングネタ、その他雑談
連日のように報道されるフェリックス トリニダード(プエルトリコ)の復帰第2戦。
最近の情報ではWBA/WBCスーパーウェルター級王者のロナルド ライト(米)の名が頻りに挙がっています。
今回の焦点はトリニダードではなく技手ライト。
本日のファイト ニュースでWBCのホセ スライマン会長は「もしライトがトリニダード戦に踏み切るなら王座剥奪」と通達。
11月のシェーン モズリー(米)との再戦前、ライト陣営は試合承認を得るため同団体とモズリー戦後直ちに暫定王者ハビエル カステジョホ(スペイン)との統一戦に臨むと合意。そしてカステジョホ陣営には待ち金まで出しています。WBCの言動は全く意に適った正当なもの。
もしライト王座剥奪の場合カステジョホが正規王座昇格。昇格後、直ちに最上位ランカーとの防衛戦が義務づけられています。
ライト、もしWBC王座を戦わずして失った場合WBA王座はどうなるのでしょうか?WBAでは「スーパー」王者として君臨。しかし「スーパー」王座は2団体以上の世界王座保持者だけに限られずはず。
ライトの動向に大いに興味が沸きます。

先日も書きましたが、これらの事を考えてバーナード ホプキンス(米)の次期防衛戦、必ず統一王座が賭けられるはずです。
さて、もしカステジョホが正規昇格の場合、誰との対戦になるのでしょう?デラホーヤ? マヨルガ? モズレー?
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タイトル戦について

2005年01月20日 02時13分21秒 | 世界ボクシング
色々なサイトで話題に上がっている2月19日のミドル級戦。4団体統一ミドル級王者バーナード ホプキンス(米)がWBC指名挑戦者ハワード イーストマン(英)を迎えての試合。何でもホプキンスは「WBC王座のみ」をこの試合に賭けるとの事。
自信を持って言います。少くなくともこの興行にはIBF王座も加えられると。ホプキンス自身、防衛回数をまず20度の大台に乗せる事が目標と明言。これまで19連続防衛してきたIBF王座を賭けないはずがありません。ホプキンスらしい話題を呼ぶ行動以外の何物でもないと思います。

タイトル戦といえば、今週末に行われるフロイド メイウェザー(米)対ヘンリー ブルセレス(プエルトリコ)戦にも妙なタイトルが賭けられています。
たしかWBCが新たに新設した「All African Title」などというもの。この王座の主意は「アフリカ(黒人)を起源に持つボクサー王座」。
またわけのわからないタイトルが増えました。スレイマン会長はアジア、ヨーロッパ人を対象にした王座新設も考えているようです(いい加減止めてほしい)。
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MASUDA対決

2005年01月19日 01時26分28秒 | 日本ボクシング
2005年のチャンピオンカーニバル開幕戦、日本ライトフライ級戦が去る日曜(16日)静岡県島田市で行われ、地元の王者、WBC12位の増田 信晃(駿河)が挑戦者でWBA同級12位にランキングされる升田 貴久(三迫)を3ー0の判定(96ー96、97ー96、97ー95)で下し初防衛。試合内容の方はかなり接近したもの。升田サイドは判定に不服。東京での再戦を訴えています。
2団体王座が空位で混乱模様の世界同級。王座獲得に続き、競った判定を手にした王者増田の今後の路線が楽しみです。

ちなみに両者同姓(違う漢字/ますだ)、同世界ランキング(12位、別団体)と一致(だからなんじゃい!)。
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川嶋-ナバロ戦の波紋?

2005年01月18日 00時26分58秒 | 世界ボクシング
今年4月に世界2度目の挑戦を目論んでいた石原 英康(松田)が計画の変更を余儀なくされる可能性アリ。
昨年12月、WBA王座を統一、唯一の同団体王者に昇格したマーティン カスティージョ(メキシコ)がエリック モーレル(プエルトリコ)との防衛戦を行う計画があるとのこと。3月19日のモラレス-パッキャオ戦の前座で。ファンとしては「カスティージョーモーレル」戦の方にどうしても目が行ってしまいそうです。
王者陣営の理由として、「日本で判定勝利は難しい」との事。
客観的に見てスーパーフライ級で世界を狙うとすると、せめて最近日本で3連勝中のOPBF(東洋太平洋)王者ウェーンベット チューワッタナ(タイ)を攻略してからが筋かと。

最近常にビックファイトの噂が上がるIBFスーパーバンタム級王者イスラエル バスケス(メキシコ)。ファン マヌエル マルケス(メキシコ)戦以外にも、あのジョニー タピア(米)との防衛戦も噂されています。
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長期政権への期待

2005年01月17日 07時58分57秒 | 日本ボクシング
日本ウェルター級のトップに長期政権が期待できる王者誕生!!
日本ウェルター級1位湯場 忠志(都城レオ)が地元宮崎県都城市早水公園体育文化センターで日本ウェルター級王座決定戦に出場。同級2位竹中 義則(尼崎亀谷)を試合終了となる2ラウンド1分7秒までに2度のダウンを奪い王座獲得。史上3人目となる日本王座3階級制覇に成功。
これまで才能を高く買われていた新王者。体重苦のためライト、スーパーライト級時代には力を出し切れじまい。66.68/147ポンドの同級では183センチの長身から来る減量苦も減退のはず。同階級で久しぶりに安定王者誕生か?
本人も試合後のコメントで、「10年間は王座を守りたい」とうれしいコメント。
同級には現在、世界ランカー マサ バキロフ(ウズベキスタン)に善戦した加藤 壮次郎(協栄)、そのバキロフと引き分けた山口 祐司(ヨネクラ)など対戦が楽しみな選手が存在。
これらの選手との防衛戦をしながら、OPBF(東洋太平洋)王者や、バキロフとの対戦、その後の世界挑戦が期待される。
ちなみに日本同級連続防衛記録は吉野 弘幸(野口)が築いた14度。湯場、この記録にどれだけ迫る事が出来るか?
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上海での興行

2005年01月16日 05時40分25秒 | 世界ボクシング
4月23日中国の上海でWBAスーパーバンタム級王者マヤル モンシプール(仏)が防衛戦を予定。
その試合の前座に昨年度、2度スーパーミドル級で世界挑戦をした西沢 ヨシノリ(ヨネクラ)が出場の可能性アリ。
しかし何で上海なんだ?挑戦者は?最近結婚し、既に同級で1位にランキング(WBC)される西岡 利晃(帝拳)か?
そのスーパーバンタム級に少々動きがありそう。
まずはWBC王者オスカー ラリオス(メキシコ)。8度目の防衛戦を元WBCバンタム級王者ウェイン マッカラー(アイルランド)相手に2月10日行います。
その前座でアメリカ アテネ五輪金メダリストのアンドレ ワードがプロ第2戦目のリング。
IBF王者のイスラエル バスケス(メキシコ)は、ファン マヌエル マルケス(メキシコ)が噂されています。
WBO王者のファン グスマン(ドミニカ)は相変わらず試合話がない寂しい現状。
日本王座も4月に仲里 繁(沖縄ワールド)が中島 吉謙(角海老)に挑戦と中々の状況。
今年内に同級での日本人世界王者誕生なるか?
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引退式はヘビー級戦で

2005年01月15日 02時23分03秒 | 日本ボクシング
WBAスーパーフライ級、暫定バンタム級の2階級制覇を達成した戸高 秀樹(緑)の引退式は、3月23日OPBF(東洋太平洋)ヘビー級の興行にて。
そのヘビー級の組み合わせは戸高の同僚ウガンダ出身のオケロ ピーターの8度目の防衛戦、対高橋 良輔(金子)戦で。
最近世界王者増大に影響されてか、地域王座も水増し中。アジア圏には主要4団体の地域タイトルが存在し、タイトル戦の質が急降下中。せめてアジア圏内だけでも日本が主導になり唯一のアジア地域王座を設立してほしいものです。
それらの地域団体は;

WBC:OPBF、ABCO(日本の雑誌等ではABC)
WBA:PABA
IBF:パン パシフィック
WBO:同団体アジア地区タイトル

もしこれらが一つになるとアジア王座の対戦カードの質がかなり上がります。
ヘビー級で例を挙げると、OPBF王者のオケロ、3月に再起予定のデビット ツア(ニュージーランド)、PABA王者の巨漢ニコライ ワルーエフ(ロシア)、WBO王座に挑戦、大善戦したカリ ミーハン(豪)、世界常連ランカー オレグ マスカエフ(カザフスタン)等が火花を散らすことになります。
もしこれらが実現するなら本場アメリカでも十分受ける試合が見れるはずです。

実現の可能性は?低いでしょうね,残念。
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