DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ロマチェンコ、中谷を退ける(ライト級)

2021年07月02日 05時51分39秒 | 世界ボクシング

先週末26日、米国・ネバダ州で行われた試合結果です。
ライト級12回戦:
ワシル ロマチェンコ(ウクライナ)TKO9回1分48秒 中谷 正義(帝拳)

*昨年10月、テオフィモ ロペス(米)にまさかの判定負けを喫し、王座から転落してしまったロマチェンコ。その後、ロペス戦以前から負傷していた右肩の手術を決行。万全の形で今回の再起戦の臨みました。

ロマチェンコが迎えたのは、強打とタフと危険度の高い中谷。初回にバッティングでおでこから出血するというアクシデントに見舞われたロマちゃんこでしたが、強豪をロペス戦以前のボクシングで翻弄してしまいました。

持ち前のフットワークと、ロペス戦で潜めていた多彩なパンチで徐々に、徐々にと中谷を追い詰めていったウクライナ人。5回に押し倒すような感じでダウンを奪うと、試合はさらにロマチェンコのペースになっていきます。

最後は9回、連打で中谷を捉えたロマチェンコ。久々にその強さを見せつけ、再起に成功。約2年ぶりのKO/TKO勝利を収めています。今後はロペスとの再戦を目指していくとの意向を示しているロマチェンコ。その試合には、是非万全の形で臨んでもらいたいですね。

 

世界王座への返り咲きを目指すロマチェンコ。下記が2021年7月2日現在の、ライト級の王者たちの顔ぶれとなります。

WBA(スーパー):テオフィモ ロペス(米/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジャルボンテ デービス(米/1)
WBA(暫定)ローランド ロメロ(米/0)
WBC:デビン ヘイニー(米/3)
WBC(暫定):空位?
IBF:テオフィモ ロペス(米/1)
WBO:テオフィモ ロペス(米/0)
OPBF(東洋太平洋):吉野 修一郎(三迫/1)
WBOアジア太平洋:吉野 修一郎(三迫/1)
日本:吉野 修一郎(三迫/6)

コメント
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