DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

内山、豪快に王座統一に成功

2012年01月03日 23時35分56秒 | 世界ボクシング
昨年の大晦日、横浜文化体育館で行われた試合結果です。
WBAスーパーフェザー級王座統一戦:
正規王者内山 高志(ワタナベ)TKO11回19秒 暫定王者ホルヘ ソリス(メキシコ)

*自身の右拳の負傷のため、11ヶ月ぶりのリング登場となった内山。ブランクの影響も感じさせず、暫定王者に圧勝。王座を吸収すると共に、保持する王座の4連続防衛に成功しています。またこの勝利は内山にとり、世界戦5連続KO(TKO)勝利という凄まじいおまけ付です。

実力者ソリスも中盤戦、暫定王者としての意地を見せましたが如何せん、内山が強すぎました。世界を見渡しても内山ほどパワフルな選手はそうはいないでしょう。10回終了時までの採点は大差の3対0(98-92x2、99-91)でもちろん内山。私(Corleone)も98対92で内山としています。ちなみに8回、9回をソリスのラウンドとしました。

特に前半戦、左フックの空振りが目立った内山。しかし最後はその左フック一発で試合を終わらせています。

内山の長所は何と言ってもそのパンチ力と体力。見落とされがちですが、防御技術も高いものを持っています。試合後の顔を見てもらえばわかると思いますが、ソリスのパンチをほとんど貰っていません。

体格に恵まれているのも内山の大きな武器でしょう。172センチの身長に対し、リーチは何と181センチ。そのリーチを攻撃、防御に思う存分使っていました。並みの選手では内山に対抗できないでしょう。

さらなる防衛記録更新が期待される内山。敵は自身の怪我と慢心(現状の内山にこの心配はナシ)のみではないでしょうか。

今年2012年、どれだけ内山が防衛記録を伸ばしていくのか?楽しみですね。
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