11月6日、後楽園ホールで予定される試合です。
スーパーバンタム級8回戦:
辰吉 寿以輝(大阪帝拳)対 今村 和寛(本田フィットネス)
*元WBCバンタム級王者辰吉 丈一郎(大阪帝拳)の次男坊寿以輝のプロ14戦目が決定。ここまでの戦績が13戦全勝(9KO)と順調に白星を重ねてきている寿以輝。日本ランキングでは8位まで上昇しています。今回対戦するのは、プロの戦績が僅か2勝(1KO)3敗1引き分けという今村。これまでに6回戦を2度経験してきた選手です。
寿以輝が試合を行うのは、昨年師走以来となります。コロナウィルスの影響で致し方ない部分もありますが、今村にアマチュアでの実績があるとはいえ、もう少し経験値の高い対戦相手との試合を実現てほしかった、というのが本音です。ただこの今村は寿以輝にとり、初めて対戦するサウスポー(左構え)の選手となります。父・丈一郎は初めて対戦したサウスポー、ダニエル サラゴサ(メキシコ)にサンドバッグ状態にされました。2020年末に行われる「辰吉対サウスポー」はどんな試合展開、そして結果になるのか。興味津々です。
寿以輝が後楽園ホールのリングに立つのは2016年10月以来2度目。4年ぶりの日本のボクシングの聖地での試合となりますが、どれだけ成長した姿を東京のファンに見せる事が出来るのでしょうか。
実父・丈一郎はプロ13戦目には、あの伝説の名古屋決戦、対薬師寺 保栄(松田)戦を行っています。14戦目にはラスベガスで再起戦を行っており、メキシコの中堅選手ノエ サンティジャナに9回TKO勝利を収めリング復帰戦に勝利を収めています。
日本ランキングではようやく一桁の後半に名前をみせた寿以輝。この試合では少なくともそのランキングに値するパフォーマンスを見せる事が課題でしょう。