昨夜は有効な読書もせずにダラダラと音楽を聴いていたが、百田尚樹の動画を見ていたら、私も平均寿命まで生きたとして十数年、最後の3年は病に臥せってる可能性が高いから、何かやれるのもあと10年と云っていた。
同じ年ごろの人は同じことを考えるんだなあと共感した。
実感としては10年前から今日までしか生きられないわけで、随分短いんだなあと思う。
45歳になったときに中年性鬱になり、人生を儚んだが、その時、酒煙草を止めて健康に暮らして90歳まで生きれば、この倍生きられんるんだと考えて少しは気が楽になった。
だが今回は泣いても笑ってもあと10年だ。
そうなると人間、何かやらなきゃと思うものだが、昔読んだ河合隼雄の本に、人生の黄昏時に朝日を観るようじゃいけない、老いと死を受け入れることが大切であると書いてあった。
まあ、ジタバタして最後の10年を過ごすことになりそうだが、取り合えず好きな音楽を聴いて読みたい本を読み、気になる映画を観て、美味いものを喰って酒を呑む事を繰り返しそうだ。
まあ、それが人生のstyleなんだから今更変えないほうがいい。