キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

「奈良の花の名所」を眺めながら

2024年06月23日 | Weblog
結局、「社会主義大国日本の崩壊」を読んでいたら、あるいは日野美歌のアルバムを聴いていたら口寂しくなり、台所へ行き氷にジンを注ぎ、そこへソーダを入れ、夕方採ってきたミントを入れて飲み始めた。

日野美歌のアルバムの「愛しさをください」と「Tastily」が演歌じゃないアルバムで、高校生の頃は荒井由実とかオフコースを聴いて涙していたらしいから、その系統の楽曲を歌うと良いんだな。

飲みだすと文字を追うのが億劫になり、大学の友人が出した「奈良の花の名所」を持って来て花を眺めながら飲んでいる。
彼は同じ園芸学科だったが花卉研究室だったので、花に詳しいが、奈良が好きで年に何度も云っていた。
退職てからはさらに奈良熱が嵩じて気がつくとしょっちゅう奈良にいる。
もう20年も前になると思うが、吉野の千本桜を観に連れて行ってもらったことがあった。
その写真もあり、あの頃は未だ足腰が丈夫で終日歩けたなあと懐かしく眺めた。
当時はかつての部下が生駒でワインショップを開いており、大阪の帰りに寄って、JR奈良の日航ホテルに泊まり、納品先の料理屋で飲み食いしていた。
だが、寺社仏閣花の名所などを眺めることは無かったので、連れて行ってもらって良かったと思う。
友人が行きたい所はあるかと聞いてくれたので、高校の時に行った浄瑠璃寺を所望した。
そこへ行く途中に農家が無人販売所を設けていて、柿などの秋の実りが置いてあったのが印象的だった。
この旅では東大寺、奈良写真美術館、吉野の千本桜が心に残った。

A4フルカラー140pの堂々たる本で、奈良紀行寺社編に続く第二集だが、次には何を出すのか楽しみだ。




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