キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

神戸ビーフ

2014年12月07日 | Weblog
アナケナのパブロが帰った。クリスマスパーティーに参加し、都内の客先回りをし、昨日の夕方の便で羽田からハノイに飛んだ。

今回の日本滞在で、神戸ビーフをどうあっても食べたかったらしく、昨日は彼の滞在ホテルの近くの[瀬里奈ステーキドーム]で持ち込んだアウラ・カルムネールと共にA5の神戸ビーフを堪能した。

まず驚いたのは、フライトの都合で11:30の開店時に予約して、その少し前に行ったのだが、既にお客か来てウエイティングルームで待っており、開店と同時に三台の鉄板の調理台に料理人がついてお客を案内したことた。
13:00過ぎに店を出たが、外でお客が待っていた。

お客はほとんどがファミリーで、休みの日に関内に出ることは滅多にないが、アベノミクスにより貧富の格差が拡大したが、富裕層の消費は活発なのを目の当たりにした。
知人がマネージャーを勤める牛鍋の老舗[荒井屋]でもステーキを食えるとのこでお願いしたのだが、この日、本店も万国橋店も予約が取れず、状況は同じなのだろう。

パブロは神戸ビーフのコースを頼んだが、私はそれに固執しないので半額の和牛のコースをいただいた。
前菜、サラダ、スープの内容は違うが、肉は一切れ神戸ビーフを食べてみたが、違いは良く分からなかった。
海外からやって来るサプライヤーは松阪牛や米沢牛等の他の和牛の名を知らない。
チリへ帰って自慢できるのは神戸ビーフを食べたことで、他の和牛では相手に価値が伝わらないのだ。

カルムネールは金曜日に開けておいてもらったので、柔らかく、酸やタンニンが舌を刺すこともなく、前菜にも良く合い、牛脂とも溶け合って美味かった。

バブロをYCATまで送って別れたが、終始ご機嫌であった。
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