キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

小春日和も一休み

2013年11月25日 | Weblog
今朝は曇りがちな天気だが、先週から続いていた小春日和が日曜日まで続いた。
午前中にわくわく広場まで歩き、白菜、ほうれん草、春菊を買い、道中の農家で蜜柑を買った。

西友に寄りボージョレヌーヴォを見た、スマイルが輸入したピンクのラベルのペットボトルで870円、品質は分からないがとにかく見た目が綺麗で安い。

帰りに吾妻山に登り山と海を眺める。
富士山は冠雪していたが大山はまだ雪がなかった。
相模湾は潮が複雑で釣り船がずいぶん出ていた。

梅沢海岸まで降りると、何人かの鱚釣り師が竿を出していた。
顔見知りがいたの釣果を聞いたが、大したこと無いようであった。
海岸を東に歩いて、鱚釣り師が仕掛けを巻き上げたところを見たが、ピン鱚にハゼがくっついていた。
鱚の落ち先は大磯のいわゆる幼稚園下というポイントだが、今年も良型の数釣りで良い目にあっている人がいるのだろうか。

午後、大判焼き、大山キャラ蕗、オネエサンのパン等を買いながら平塚まで歩く。
BOで、神吉拓郎「たべもの芳名録」文春文庫 1992年、須賀敦子「ヴェネツイアの宿」文藝春秋 1993年1刷 2001年9刷、嵐山光太郎「断固、不良中年で行こう!」朝日新聞社 2000年を買った。

ここのところ神吉拓郎の本を見かけた買うことが多いが、そういう巡り会わせなのだろうか。
都会的なセンスで洒落た小説とエッセイを書くが、こういったタイプの人は今の世に居ない、昭和という時代に寄り添った人だったのだろう。

須賀敦子のこの本は文庫本で持っているが、単行本の装丁を味わうのはまた違った楽しみだ。
イタリアを書かせたたら超一流、最近内田洋子が出てきたが、気品と知性ではこの人が上回るように思う。
地味な本なのに8年間で9刷というのも凄い。

嵐山光太郎は先週も買ったような気がする。
このころが一番油がのった仕事をした時期かも知れない。
「松尾芭蕉」が主著なんだろうが、軽妙なエッセイで軽味が実践されているのかもしれない。
コメント
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