キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

鱸の季節

2013年11月15日 | Weblog
昨日今日と息子が鱸を釣り上げた。昨日は60cmくらいのものと50cmくらいのもの二尾、今朝も二尾だったが大きいほうがサイズアップして70cm近かったのではないか。
一年中釣れない事は無いのだが、寒さが増してくる晩秋になると鱸が群れて海岸近くを回遊するようで、釣果はぐっとあがる。

息子が子供の頃は一緒にルアーを投げたものだが、当時は千投に一回の当たりと云われ、確率の低いゲームであった。
そのため熱に浮かれていた頃はよかったが、子供にとっては耐えがたいものであったのだろう、つい最近までルアーフィッシングから離れていた。
今年の夏にワカシ狙いを再開し、9月からは狙いを鱸に変えていた。
一ヶ月以上鱸はノーヒットであったが、昨日ロッドをシマノの最新のものに変えたらショートバイトを感じ取ることが出来、俄然面白くなったようだ。
フックにいたらなくとも、生き物の反応があるだけでルアーは投げ続けられるものなのだ。

一昨日までは15年ほど前に私が買ったダイワのハートランドXを使っていたが、ニューロッドは感度と飛距離が各段に違っているらしい。
ラインも私がやっていた頃のナイロンから、新素材に変わっているので感度飛距離に貢献している。
10年一昔というが、15年もたてばリールにしろロッド、ラインもハイテクに支えられて大きく進化しているに違いない。

ポイントだが二宮海岸ではっきりしたカレント(流れ出し)をつかんだようで、早朝そこを攻めて、複数の鱸を仕留めることが出来ているらしい。

私はどちらかというと平目釣りが好みで、8フィートくらいの柔らかいロッドで波裏にルアーを落とし小刻みに探って歩くのが好きだった。
最初の頃はK-10、9Sやファースト9S、アスリート9S、ショアラインシャイナー40Sなどの小型シンキングミノーをカウントダウンして使っていたが、慣れてきてからはショアラインシャイナー50F、サラナ12などの大き目のフローティングミノーを早引きしていた。
平目と鱸、真鯒、時に鱸やワカシがかかった。

またもや今朝息子が74cmの鱸を釣り上げた。
黄金色かかった体格のいい見事な鱸であった。
ルアーはサラナのレインボーゴーストが気に入っているらしく、これを多用しているようだ。
この鱸の前に平セイゴを上げ、50cmくらいの鱸をばらしたそうだが、海中に鱸がうようよいることが感度のいいロッドから伝わってくるので粘れるらしい。
それにしてもこれほど多くの鱸を釣り上げられると、かつて二年半もノーヒットに悩みながらも粘り続けたのがばかばかしく思う。
コメント
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