キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

野毛のマンハッタン

2011年12月07日 | Weblog
野毛のブリリアントに開店以来5ヶ月ぶりに行きました。開店早々は田村君もバー内の位置関係に慣れなかったせいもあり、動きがぎこちなかったのですが、今ではすっかり広さとコの字カウンターになれて、何十年もそこで働いているような風情でした。好いバーテンというのは、場をぴたっと落ち着かせるようです。

マンハッタンをお願いし、出てきたものは色合いも薄く、やはり小田原とRで飲んだもの同様サッパリとした味わいで、自作のものが赤のリキュールを入れすぎているのを感じましたが、それはそれでで美味いですよ。マティーニ、ラフロイグ10年、スティアーのギムレットをいただきました。

タリケを使ったカクテルを即興で作ってもらいましたが、グリーンとピンクで色合いからして対照的で、味わいも異なり、既存のカクテルの変ではあるのでしょうが、中々たいしたもんでした。

開店当時は若い人が押しかけて、今の若い人の傾向でどちらが客か分からないような馬鹿丁寧な言葉で注文などをしておりましたが、この夜は酔っ払いの初老の夫婦が先客で、後からサラリーマンらしき30代の二人連れ、小山で新たにバーを開く田村君の知人が来て、落ち着いたゆったりとした空間になっていました。以前のグローリーのように狭くて入れないで諦めるなんてこともなく、落ち着いて一杯が楽しめる場所になっているので、オーセンティックバー愛好家はぜひお運びください。そのときはぜひタリケ15年を試しください。




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