キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

湘南散策

2011年09月19日 | Weblog
昨日は秋とはいえ真夏の日差しが照りつけていましたが、大磯から平塚まで散策をいたしました。お陰で夜がぐったりとして早々に寝てしまい、じっくりと読書をする計画が端座いたしました。それでも四時には目が覚めて、早朝読書が出来たのがせめてもの慰め、早朝は秋らしく涼しい風が吹いて快適な読書が出来ました。

久々の散策で、茄子胡瓜オクラを買い、母の頼まれものの栗と芋饅頭を買い、魚に期待をかけましたが、台風のせいで碌なものが無かったので少しがっかりでした。
平塚BOではここのところ掘り出し物があり、早々短期間で買いたいものが並ばないので期待しないで寄ったところ、以下の四冊を購入することが出来、充実した気分で帰ってきました。

「蕭々館日録」 久世光彦  中央公論社
これ単行本のほうを買いましたが、古本市場では文庫のほうが高額で取引されています。
皆さんかさの張るものを嫌うようです。

「意地悪は死なず」 山本夏彦・山本七平 WAC
山本夏彦とその時代 全10巻の2巻目です。お二人は同じ山本姓で親戚でもあるのかと思ったら赤の他人でした。山本夏彦さんの本は40年前の中公文庫で二冊持っていますが、七平さんとの対談はどんなものだったのでしょうかと大いに興味を持っています。今年の初めに出た本ですが、もう古書店で手に入るんだなあと、新刊を定価で買うのを考えちゃいますね。

「帝国ホテルの不思議」 村松友視 日本経済新聞出版社
これも最近出たばかりの本ですが、定価2,400が重く、買いませんでした。半年経ったら八分の一で買えるのですから、積読本として持つには人気作家の場合は待つ事が肝要です。

「贅沢な読書」 福田和也 光文社
これはちょっと古い10年前の本ですが、後ろから読み始めました。実に面白いですね。
読書をする人は偉くも何ともありません。酒を飲んだり女と遊んでいるのと同じで、悦楽だから読んでいるだけなんです。あまりバラさないで欲しいですね。

今日も朝から強い日が差して暑くなりそうです。秋は何処に隠れてしまったのでしょうか。




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