昨夜は、最近駐在から帰国した人の歓迎会で、英語学習、ブログともお休み。
8月19日は、
通勤の往きの電車の中で、『TOEIC 公式問題集』のリスニング。
帰りの電車の中で、前回の記事に書いた、『哀愁』のリスニング。2 回目なので、ロバート・テーラーはアメリカ英語ですが、それ以外の俳優のイギリス英語もかなり解るようになってきました。(耳が思い出してきました。)
通常日本人が最初に接するのは、アメリカ中西部の英語だと思いますが、(米国も広く、東部の、ニューヨークやフィラデルフィアの大都会ではなく、古い小さな町や、メーン州などに行くと、とてもアメリカ英語とは思えない言葉が飛び交いますので、日本人がアメリカ英語だと思っているのは、比較的新しくアメリカになったテキサスやカリフォルニアの英語だと思います。)
僕は豪州にいたこともあって、イギリス英語(もどき)しか喋れません。典型的な例では、often をオフトン、schedule をシェジュール、can't はカーントと読みます。”身体”で覚えた癖は、一生消えないと思います。米系ネイティブと話すと、通じることは通じますが、『お前の英語は、イギリスの田舎の英語だ。』と出自がばれてしまいます。(“田舎”は余計だと思いますが。。)
いまでもBBCは自然に耳に入りますが、CNN はかなり集中しないと聞き取れません。
また、綴りと、語法というか、言い回しもかなり違います。豪州は当時、移民第一世代、すなわち、自らが移民してきた人が人口の半分を占め、ほとんどがイギリスからの移民なので、イギリス英語のみならず、生活様式もイギリスをそのまんま引きずっています。(とはいっても、細かく言うとイギリスもU.K.(連合王国)なので、イングランドとウエールズとスコットランドと北アイルランドでは全然喋る英語の発音が違います。イギリス人どうしでも通じないことがある。もっというと同じイングランドの中でもサセックス地方の英語はロンドンのシティで喋る英語と違い、かなり癖がある。(サセックスに行ったらホテルの受付のおばちゃんの喋る英語が全然解らなかった。豪州英語も移民元の英国の出身地によってバラエティに富んでいる。) 豪州人の中には『俺はエリートなんだぜ~。』と言わんばかりに、もごもごした遠まわしの”オックス・ブリッジ英語”そのまんまを喋る人もいます。
最近TOEIC でも、リスニングで、アメリカ中西部の英語だけでなく、イギリス英語も豪州英語も(カナダ英語?)も取り入れているようですので 、 つい懐かしくなって、イギリス英語のシーンでは聞きほれているうちに、追いつけなくなって、問題が解けなくなってしまうこともあります。(僕はTOEICのアメリカ英語とイギリス英語の差は判別出来ますが、イギリス英語と豪州英語の違いは判別出来ませんが。。 ”都会”と“田舎”の差でしょうか?)
そういう意味で、『哀愁』 は、自分にとっても哀愁がありました。
みんな、住んでいる人たちは、自分の喋る英語こそが本当の英語だと思っていますが、米語、英語、豪語、加語、どれが、あるいはどの地域の英語が本当の英語でしょうか? それとも今後も統合することなく、パラレルで続いていくのでしょうか? 案外ノン・ネイティブが学習して学ぶ英語が、土着化していないので、“標準英語”になっていったりして。。僕は癖が付き過ぎているので、もう手遅れですが。
『TIME』 7 ページ。一週間遅れの記事を読んでいます。キー・ワード(だけ)でも解らない単語を辞書で調べるようになってから、読むスピードは格段に落ちてきて、正直結構苦痛です。
あと、『1日1分 TOEIC Test ーパワーアップ編ー』の間違えたところをしつこく見なおしました。
そうこうしているうちに、通訳案内士試験は、8月29日、TOEIC IP は8月26日と迫ってきました。哀愁に浸っているようでは、通訳案内士試験は早くもあきらめムードですが、TOEIC IP は、本気モードです。