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逆襲するさらりーまん

ーやっとこさ英検1級、通訳案内士試験合格。しかし英語の道は長い。基本的にやり直し英語+その時々に思うことなど。-

英語の学習を細く、長く続けるには?

2010年08月08日 22時55分53秒 | TOEIC

暦の上では、もう秋ですが、まだまだ暑いですね。

英語の学習は、長く続けることが必要だ、と今までの記事で書いてきましたが、時にはしんどくてやる気が出ない時があります。特に暑い時には。。

英語に限らず、あらゆる”勉強”や“学習”が嫌いな僕は苦し紛れに、竹中平蔵さんや勝間和代さんから安河内先生まで色々な人が書いた”自己啓発本”を読み漁りましたが、どれも立派すぎて、僕のような、根性のない、ラクしたがりの飽きっぽい、好き嫌いの激しい人間にはどうもしっくりきません。

僕なりの長く続ける方法は、下記です。

1、自分の好きなこと、やりたいことと無理矢理結びつける。
”英語学習者”の人は、洋画や洋楽や海外旅行が大好きな人も多いと思います。僕も実は洋画と海外旅行のフリークで、小学生の頃から映画館(洋画)に入り浸っていました。当時も今も、洋画で何を言っているのかよく分かりませんが、洋画の中で話していることを、戸田奈津子さんの字幕ではなく(戸田さんの場面の長さに合わせた字幕の言葉の選択は素晴らしいと思いますが)、じかに知りたい、という欲望はあります。また、海外旅行も、言葉が出来れば、より楽しくなりますので、好きなことには少々の苦痛も我慢するか、という感じです。

2、中長期の目標を持つ。
英検や、TOEIC の得点や結果は、結構派手に上下しますが(悪い方に傾くことが多い。)一喜一憂しないために、中長期の目標はあったほうがよいと思います。(楽しく海外旅行する、から、海外に移住する、まで、目標は人それぞれですが。)

とはいっても、1、2、だけでは僕はすぐめげてしまいます。またゴルフネタで恐縮ですが、何かの“ゴルフ上達本”にゴルフの上達は左腕の筋力だ、などと書いてあります。(通常、右利きの人は右腕の力が強く、左腕の力が弱いので、そのアンバランスがスイングを崩す。左腕を鍛えればよい、というわけです。)
すぐその気になるお調子ものの僕は、さっそく(ソフトボール用の)金属バットを買ってきて、家の外で左腕一本で素振りを始めたのですが。。。3日も続かなかった。。

ゴルフは好きだし、”中長期”の目標(250ヤード飛ばす)もあったのに、続きませんでした。そこで、

3、とにかく取りかかる、取りかかる状態にすぐ出来るように、参考書や辞書やPC(ノート・パソコン)やTIMEや単語帳を自分の半径 2 m 以内、立ち上がらなくても、手の届く範囲に置くか、携帯する。

とにかくズボラな僕は、取りかかろうとしても、めんどくさいと、もうやりません。バットを抱えて家の外に出る、ということだけでももうめんどくさくってやりませんが、手に届く範囲にあると、とりあえず取りかかれます。めんどくさいと、習慣になる前に、止めてしまいますが、習慣にまでなると、シメたものです。

4、馬ニンジン、ちょっとしたことでも、自分にご褒美をあげる。
英語学習者の方は、既にストイックな人も多いと思いますが、僕は英検合格や、TOEIC 高得点のような大それたものではなくても、今日は参考書を5ページやったから、おいしいものを食べようとか、すぐ自分にご褒美をあげてしまいます。餌をもらいたさに芸を披露するアシカと同じです。ですから、英検1級合格などの“偉業”を達成した人は、もっと自分にご褒美をあげていいと思います。しかし、英語は継続が大事ですので、1か月も自分にご褒美をあげ続ければ、ダメだと思いますが。。。

僕にとって一番効果のあるのは、(日本語の)本を読むのが好きなのですが、英文を読んだ時間と同じ時間しか、日本語の本を読む時間を与えない(ポチのおあずけ状態)というものです。
日本語の本を読みたさ一心で、結構英文も読めます。

5、締切を作る。
試験の受験を申し込むなどして、自分に締切を設けるのも一つの手です。しかし、僕のように試験が迫っても、一向に緊張感、臨場感を感じない図々しいオヤジには効果はないかもしれませんが。。。


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8月7日の学習記録 ー英語力は結局語彙力かー

2010年08月08日 01時17分00秒 | 英検1級学習記録

8月7日の学習記録。

『TIME』 8 ページ。
今までTIMEは分からない単語があっても(TIME をスラスラ読みこなすには、2万語の語彙が必要と言われています。また、辞書に載っていない
、”TIME 語" も結構あります。)いちいち調べていては、ものずごく時間がかかるし、“読む”楽しさが減るので、テキトーに類推して読んでいましたが、一向に語彙力が向上しないので、キー・ワードだけは、辞書(ロングマン英和辞典)で調べて読むことにしています。すると、8ページ読むのに2時間ほどもかかりました。

『Pass 単』の5周目でも覚えていない単語を書き出し。書き出した単語数は、336 になりました。書き出した”作業”だけに満足していてはいけないので、単語帳を携帯して、スキマ時間に覚えるようにしています。

『英語通訳ガイド試験 必須単語集』を少し音読しました。

”英語学習者”の方はゴルフをする人は少ないと思います。僕も時間がかかるし、(プレーそのものも、ゴルフ場までの往復時間も)、プレー・フィーも高いし、スポーツの持つ躍動感もあまりない(オヤジ的)ので、もともと嫌いというか、全然やらなかったのですが、豪州駐在時代に、ほとんどタダで、ゴルフ場も近くにあるので、結構ハマりました。(豪州のゴルフ場のスタッフは午後 5 時でいなくなってしまう。(早いときには 3 時ぐらいでいなくなってしまう。)豪州では夏はサマータイムを実施しており、午後 9 時頃まで明るいので、みんな夕方から散歩がてら、タダで 1 ラウンド(18 ホール)ぐらいやっている。(まともにお金を払っても A$ 15 ぐらい。)日本のゴルフのプレー・フィーが2万円~3万円というと、豪州人は生涯の会員権の料金だと勘違いするでしょう。(観光客相手のゴルフ場ではない)地元のゴルフ場は町の公園というイメージで、散歩したり、ジョギングしたりしている人もいる。また、シドニーの場合は当時 97 もゴルフ場があり、30分以内のアクセスで、それほど混雑することもない。)
ということで、当時の習慣で、今でも時々やっています。

話がそれましたが、ゴルフの上手い人は、必ずヘッドスピード(クラブヘッドをどれだけ早くスイングできるか)が速いです。男性の初心者で、35m/秒、シングルクラスで、45m/秒~50m/秒、プロになると50m/秒から60m/秒(石川 遼クラス)に達する人もいます。(ドライバーの飛距離がヘッドスピード1m/秒あたり約5m ですので、300ヤード(約270m) 飛ばすには、ヘッドスピードが54 m/秒というわけです。

ちなみに、好きにはなったが、相変わらずヘボ・ゴルファーの僕のヘッドスピードは42 m/秒あたり。

英語も、僕が知る限り、達人といわれている人は、必ず語彙力があります。また自分の体験からも、語彙をたくさん知っていれば、何とかなるケースが多かったです。ゴルフのヘッドスピードと同じように、達人(シングル・クラス)は、1万5千語~2万語以上の語彙力はあります。(中には3万語以上、という超人もいます。)語彙力と英語力は比例していると思います。逆はあまりないようです。

一方、コーパス(言語データの集大成)によれば、英語で書かれたり、話されたりしている 86% が2,000語までに収まるといいます。これは一理あり、2,000語あれば、現地でもなんとか生きていけます。しかし、コーパスは、小学生から、老人まであらゆる文章のデータの集大成であり、一般論としては正しいと思いますが、『TIME』や英検1級などは、小学生対象の文章ではなく、読み手の対象をあるレベル以上の人に絞っていますので、当然 2,000 語レベルでは対応できません。

僕の勝手な推論ですが、英検1級の場合、大問1の語彙問題が、1万5千語レベル、その他の問題が8,000 語~1万語レベルです。

もちろん語彙力だけではだめで、コロケーション→運用(書いたり、話したりできる)語彙力までいけなければダメなんでしょうが、(ゴルフもいくらヘッドスピードが速くでも空振りしたり、OB になってはだめなのと同じです。)、そもそも第一ステップの(認知)語彙力がないと話にならない、と思っています。

・・・昨日ゴルフをしながら、ふと以上のようなことを考えました。シコシコと語彙力アップに励みます。

 

 

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