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逆襲するさらりーまん

ーやっとこさ英検1級、通訳案内士試験合格。しかし英語の道は長い。基本的にやり直し英語+その時々に思うことなど。-

8月17日の学習記録 -映画の英語ー

2010年08月18日 01時48分12秒 | TOEIC

8月17日の学習記録。

通勤の往きの電車の中で、『TOEIC 公式問題集』のリスニング。
帰りの電車の中では、いつも『Pass 単』のリスニングばかりでは飽きてきたので、久しぶりにウオークマンに録音してある映画『哀愁(原題は Waterloo Bridge)』を聞いてみました。8月8日の記事でも書きましたが、僕は小学生のころから映画(洋画)が好きで”英語の世界”に首を突っ込むようになりました。

洋画を観る、聞くのは何でもよく、学習ではなく、好きなことをしているだけですが、あえて英語の学習に結びつけるのであれば、スラングやナウい現代語が飛び交う“現代映画”よりは、古い映画か、『自負と偏見』や『嵐が丘』や『テス』などの文学作品を映画化したもののほうが、オーソドックスでよいかと思います。

しかし、映画の英語が全部はとても無理でも、70%でも解るようになるというのは“超上級者”で、TOEIC のリスニング問題は“止まって聞こえる”ようになります。
ここまでくれば”英語学習者”は卒業だと思います。

僕のリスニング力がピークだったのは、駐在最終年(1998年)にシドニーで観た『タイタニック』(もちろん字幕なし)で、製作は現代でも、時代設定は第一次大戦前なので、スラングや現代語はあまり出てきませんでしたが、それでもデカプリオの英語は大体60%しか解らなかった。

『哀愁』も大変古い映画で、映画俳優が銀幕(死語か?)でCGの助けを借りずに、人間としてオーラを放っていた時代です。ですから実際の人生も映画以上に激しかった。ビビアン・リーの絶頂期の作品で、相手は伊達男のロバート・テーラーです。オールド・ファンには懐かしい。ビビアン・リーはインド生まれの英国育ち。イギリス英語です。一説にはインド人の血が混じっているということで、そういえば、英国人にしては非常にエキゾチックですね。彼女の実人生も、『風と共に去りぬ』以上に、非常にアップ・アンド・ダウンが激しかった。ロバート・テーラーは完全なアメリカ英語。今では初めて聞いて理解出来るだけのリスニング力はなく、スクリプトにざっと眼を通してから聞いています。しかし、それでも早くて難しい。

個人的な意見ですが、イギリス英語で口角がはっきりしていて一番のお手本が、ジュリー・アンドリュースの英語、アメリカ英語のお手本は、女優ではありませんが、ヒラリー・クリントン(現 国務長官)だと思います。2人の喋る英語は全部解ります。

ちなみに使っているのは『名作映画完全セリフ集 スクリーンプレイ・シリーズ145 哀愁 (株式会社 フォーイン)』です。画像も見れるDVD と解説付きフル・スクリプトが付いて、¥1,500 は非常に安い。(本屋ではTOEIC 対策本の影に隠れて埃をかぶっていましたが。。)

昔話になってしまいますが、昔はネイティブの加工されていない、自然な速さの生の英語を聞くには、映画館へ行って“一発勝負”するしかなかった。今は映画館で観るのとほぼ同じ値段でDVDとスクリプトまでついてくるので、隔世の感があります。もう20年遅く生まれてくればよかった、と思います。

前にも書きましたが、今の日本ほど英語学習環境が安く整っている国は他になく、あとは長く続けるだけの忍耐力だけですね。

ジュリー・アンドリュースの『サウンド・オブ・ミュージック』は映画館でも何回も観ましたが、ビデオが発売された時に真っ先に買いました。上下と 2巻あり、2巻で当時(20年ぐらい前)¥10,000 もしました。この映画はベトナム戦争以前のアメリカ映画が最も健康的・良心的・前向きな頃の記念碑的な傑作で、今でも持っています。その後、アメリカ映画は『ディア・ハンター』や『タクシー・ドライバー』等のように、屈折していきます。(これも古いか。。)

あと、家に帰ってからちょろちょろと学習しましたが、長くなりましたので省略します。

明日はサラリーマンにつきものの“飲み会”で、ブログはお休みします。

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