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本・いもとようこ 「かぜのでんわ」

2016-03-12 08:37:06 | 図書館本 読書備忘録 
かぜのでんわ

 内容紹介
つたえて、あのひとに……
やまのうえに 1だいの でんわが おいてあります。
きょうも だれかが やってきました。
せんのつなっがていない そのでんわで はなしをするために。
岩手県大槌町の佐々木格さん(ガーデンデザイナー)が、自宅の庭に「風の電話ボックス」をおきました。
「会えなくなった人へ伝えたい……」
ひとりきりになって、電話をかけるように相手に想いを伝える空間で、実際の電話線はつながっていません。
電話機のよこには、こう書かれています。
風の電話は心で話します
静かに目を閉じ 耳を澄ましてください
風の音が又は浪の音が或いは小鳥のさえずりが
聞こえてきたなら あなたの想いを伝えて下さい
佐々木さんが震災前から考えていたものだそうですが、
心の復興のきっかけになればと思い、実現させたそうです。
「あまりにも突然、多くの命が奪われた。
せめてひとこと、最後に話がしたかった人がたくさんいるはず。
そして今回の震災だけでなく、会えなくなった人につたえたい想いを持っている人は多いと思います。
どなたでもいらしてください」
この絵本は、この「風の電話」をもとに作られたものです。


               

 読書備忘録 

もう会えない人になってしまった。

風の電話は一方通行でお話は出来ないけれど・・・

線は繋がっていないのに・・・なった。

伝わった。

でんわ ありがとう・・・って。


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