バンクーバー冬季オリンピック開幕式

  つい全部観ちゃいましたよ~。面白かったです。冬季オリンピックは、夏季オリンピックに比べると「国家の威信合戦」みたいな雰囲気が薄いし、なぜかカナダには良い印象があります。以下にとりとめなく分かったこと、感じたことを。

  ・カナダの元首は「総督(Governor General)」であり、形式的にはイギリス女王の代理としてカナダを統治している(追記:ウィキによると、カナダには連邦政府があり、首相がいて、実質的な政治は連邦政府の首相が担当しているそうだ)。

  ・カナダの先住民族は“First Nations”と呼ばれている。

  ・カナダの先住民族のダンサーたちの民族衣装は、ダイナミックなデザインとカラフルな色彩で非常にインパクト大。彼らによる踊りも見ごたえがあった。

  ・でも、選手の入場行進の間(およそ40分間)ずっと踊り続けていたので、実はすっごく疲れたんじゃないだろーか。

  ・カナダのバレエ団、アルバータ・バレエも踊った。服部有吉(←名前はよく聞くし、公演チラシもよく目にするダンサー)が踊っていた(たぶん白いシャツに淡いグレーのズボンを穿いていた人)。

  ・入場行進で観客の歓声がひときわ高かった国(地元のカナダを除く):

    イギリス(やはり関係が深いからか)
    アイルランド(これも関係が深いからだろう)
    中国(移民が多いからだろうか)
    アメリカ(隣国だからか。アメリカとカナダは仲が良いらしい。ふつう隣国同士は仲が悪いものだが)
    ラテンアメリカの国々(距離的に近いから?)
    日本(理由不明)

  ・入場行進の制服がイカしてた国:

    フランス(真っ白いジャンパーの背中に大柄のトリコロールを縦にあしらったデザイン。)
    イギリス(シャツ、オフホワイトのフリース、ウールっぽい濃い色のジャケットの重ね着が意外におされ。男子のかぶっていた帽子もキュート。)
    イタリア(忘れたけどカッコよかった。)
    カナダ(チェックやボーダーの入った幅の広い真っ赤なマフラーがかわいかった。)

  ・先住民族の文化や伝承をテーマにしたパフォーマンスの後は、一転してスコットランドやアイルランドを思わせるキルトの衣装、独特のステップの踊り、音楽のパフォーマンスに変わった。やはりカナダはイギリス、アイルランドと関係が深いのだなあ、と思った。

  ・オリンピックの歌を歌ったソプラノ歌手は髪型が良かった。クリスマスツリーにできそうだ。ドレスもゴールドとド派手。でも、あれくらいでないと「会場負け」してしまう。

  ・オープニングの歌を歌ったブライアン・アダムスが意外にまだ若かった(今いくつだ?)。

  ・国際オリンピック委員会会長の挨拶で、「ドーピングをしないように、不正をしないように」と注意していたのが、まるで小学校の運動会での校長先生の挨拶みたいだった(スケールは違うが)。

  ・選手宣誓でも「ドーピングはしません、薬物も使用しません」と言っていた。わざわざ言わなきゃならないようなことなのだろうか。

  ・聖火の点灯で、待機している聖火リレーの選手が4人なのに、柱が3本しか立たないのはおかしいし、ビジュアル的にもなんかショボい、と思っていたが、やはりアクシデントで柱の1本が立たなかったらしい。まあこんなこともあるさ。

  ・カナダ国旗やオリンピック旗を持っていた、赤い服に黒いズボンのカナダ森林警備隊(?)を見て、モンティ・パイソンのコント「ランバージャック」を思い出して噴き出しそうになった。あれが本物か~。ついでに「ランバージャックの歌」も思い出して更に笑えた。   
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