▼メディアが最も悪と化したのが、戦争期だ。軍に圧力をかけられ、活動を制限されれば、転向をしながら、生き延びるという醜態を見せるのがメディアだ。
▼今私が信頼するのは、テレビより新聞だ。新聞の隅々に目を凝らし、戦争への匂いが立ちそうになるものがないかを、注視しているからだ。
▼今月18日に、日ロ艦隊10隻が津軽海峡を通過したというのは、小さな新聞記事だ。周囲の人に尋ねても、読んでいないという人が多い、そんなレベルだ。
▼今日(24日)は、その艦隊が太平洋を南下し、鹿児島沖を通過し東シナ海に出たという記事だ。しかもヘリコプターの発着訓練まで行っている。
▼艦隊の動きが図で説明されているが【日本列島包囲作戦】と考えて間違いないだろう。こんな時に妄想などしたくはないが、この艦隊の海底を、潜水艦が数10隻連なっていたとしたら、完全に日本は壊滅だ。
▼選挙などやってる暇はない。無防備すぎる我が国の未熟な防衛体制が、露呈されたということだ。そんな危機感を感じないだけ、平和ボケの我が国なのだろうか。
▼新聞各社が、なぜ一面全部に、中ロの艦隊の写真を大写し掲載しないのか、理解できない。またぞろ真実の報道をゆがめようとしているのだろうか。何に対し“忖度”しているのか。
▼太平洋を通過した時、在日米軍と自衛隊はどんな体制をとったのか、国民に知らせるのが新聞の使命ではないか。
▼そういえば、18日か19日に我が地域の上空を、2機の米軍戦闘機が強烈な爆音で通過していった。米軍は常に戦闘態勢をとるので、消音などしていない。
▼日本劣化が叫ばれているこの頃、新聞まで劣化しているのであれば「日本沈没」も現実化しているのだろう。選挙に、国費600億円を使っている時ではない。
▼列島の海岸にゲリラ部隊が上陸し、まちを占領すれば勝負は決まる。そんな無防備列島だ。中ロ相手に軍事費など増やせば、貧乏列島になってしまうのが我が国の現状だ。
▼【憲法改正】するなら、今の9条を1条に持ってきて、戦争放棄を世界に向け発信することだ。
▼2条には「世界で唯一の被爆国として、核兵器廃絶運動を行う。国家の名誉にかけこの崇高な理想と目的を達成することを誓う」だ。
▼そんな憲法改正であれば、我が国は太平洋に沈まない国でいられるような気がする。
▼私の考えなどこの程度なものだ。論理的に上手に伝えることができないので、政治思想家・丸山眞男の言葉を借りたい。
▼【民主主義というものは、人民が本来、制度の自己目的化 一 物神化 一 を不断に警戒し、制度の現実の働き方を絶えず監視し、批判する姿勢によってはじめて生きたものとなる。それは民主主義という名の、制度自体についてなによりあてはまる。つまり自由と同じように、民主主義も普段の民主化によって辛うじて民主主義でありうるような、そうした性格を本質的に持っている】。
▼それに対し、東大卒業後NHKのクローズアップ現代を手掛けた池田信夫は【すべての国民が革命を続けないとできないという丸山の言う民主主義も、現実的な政治ルールとは言えない】と指摘する。上の段と共に、池田信夫著「丸山眞男と戦後日本の国体」白水社から引用。
▼何やらさらに難しくなったようだが、民主主義は議員ばかりに任せるのではなく、国民自らが守るべきで、万年野党に甘んじている勢力に、民主主義の革命は期待できない,ということなのか。
▼期日前投票を済ませたが、なんだかしっくりこないのが、今の私の心境だ。「大日本帝国憲法」から「日本国憲法」への大変換は、戦勝国米国による一種のクーデターではないか。
▼さらにその「憲法改正」を、対米従属の政権与党が行うといい、そのクーデターを阻止するといういうのが、我が国の野党の動きだ。
▼保守と革新が逆転しているような政治状況が、国民を混乱させているのかもしれない。
▼丸山は「既成事実への屈服」で【現実はつねに未来への主体的形成としてではなく、過去から流れてきた盲目的な必然性としてとらえられる】ともいう。
▼コロナ軍の侵略と総選挙という混乱に乗じ、中ロ合同艦隊は太平洋を通過し【日本列島包囲作戦】を、いとも簡単に成功させたのではないだろうか。
▼何をぼんやりしているのだと、プレ認知症症候群の田舎オヤジは、愛読する新聞に“喝”を浴びせたい心境なのだ。
▼今私が信頼するのは、テレビより新聞だ。新聞の隅々に目を凝らし、戦争への匂いが立ちそうになるものがないかを、注視しているからだ。
▼今月18日に、日ロ艦隊10隻が津軽海峡を通過したというのは、小さな新聞記事だ。周囲の人に尋ねても、読んでいないという人が多い、そんなレベルだ。
▼今日(24日)は、その艦隊が太平洋を南下し、鹿児島沖を通過し東シナ海に出たという記事だ。しかもヘリコプターの発着訓練まで行っている。
▼艦隊の動きが図で説明されているが【日本列島包囲作戦】と考えて間違いないだろう。こんな時に妄想などしたくはないが、この艦隊の海底を、潜水艦が数10隻連なっていたとしたら、完全に日本は壊滅だ。
▼選挙などやってる暇はない。無防備すぎる我が国の未熟な防衛体制が、露呈されたということだ。そんな危機感を感じないだけ、平和ボケの我が国なのだろうか。
▼新聞各社が、なぜ一面全部に、中ロの艦隊の写真を大写し掲載しないのか、理解できない。またぞろ真実の報道をゆがめようとしているのだろうか。何に対し“忖度”しているのか。
▼太平洋を通過した時、在日米軍と自衛隊はどんな体制をとったのか、国民に知らせるのが新聞の使命ではないか。
▼そういえば、18日か19日に我が地域の上空を、2機の米軍戦闘機が強烈な爆音で通過していった。米軍は常に戦闘態勢をとるので、消音などしていない。
▼日本劣化が叫ばれているこの頃、新聞まで劣化しているのであれば「日本沈没」も現実化しているのだろう。選挙に、国費600億円を使っている時ではない。
▼列島の海岸にゲリラ部隊が上陸し、まちを占領すれば勝負は決まる。そんな無防備列島だ。中ロ相手に軍事費など増やせば、貧乏列島になってしまうのが我が国の現状だ。
▼【憲法改正】するなら、今の9条を1条に持ってきて、戦争放棄を世界に向け発信することだ。
▼2条には「世界で唯一の被爆国として、核兵器廃絶運動を行う。国家の名誉にかけこの崇高な理想と目的を達成することを誓う」だ。
▼そんな憲法改正であれば、我が国は太平洋に沈まない国でいられるような気がする。
▼私の考えなどこの程度なものだ。論理的に上手に伝えることができないので、政治思想家・丸山眞男の言葉を借りたい。
▼【民主主義というものは、人民が本来、制度の自己目的化 一 物神化 一 を不断に警戒し、制度の現実の働き方を絶えず監視し、批判する姿勢によってはじめて生きたものとなる。それは民主主義という名の、制度自体についてなによりあてはまる。つまり自由と同じように、民主主義も普段の民主化によって辛うじて民主主義でありうるような、そうした性格を本質的に持っている】。
▼それに対し、東大卒業後NHKのクローズアップ現代を手掛けた池田信夫は【すべての国民が革命を続けないとできないという丸山の言う民主主義も、現実的な政治ルールとは言えない】と指摘する。上の段と共に、池田信夫著「丸山眞男と戦後日本の国体」白水社から引用。
▼何やらさらに難しくなったようだが、民主主義は議員ばかりに任せるのではなく、国民自らが守るべきで、万年野党に甘んじている勢力に、民主主義の革命は期待できない,ということなのか。
▼期日前投票を済ませたが、なんだかしっくりこないのが、今の私の心境だ。「大日本帝国憲法」から「日本国憲法」への大変換は、戦勝国米国による一種のクーデターではないか。
▼さらにその「憲法改正」を、対米従属の政権与党が行うといい、そのクーデターを阻止するといういうのが、我が国の野党の動きだ。
▼保守と革新が逆転しているような政治状況が、国民を混乱させているのかもしれない。
▼丸山は「既成事実への屈服」で【現実はつねに未来への主体的形成としてではなく、過去から流れてきた盲目的な必然性としてとらえられる】ともいう。
▼コロナ軍の侵略と総選挙という混乱に乗じ、中ロ合同艦隊は太平洋を通過し【日本列島包囲作戦】を、いとも簡単に成功させたのではないだろうか。
▼何をぼんやりしているのだと、プレ認知症症候群の田舎オヤジは、愛読する新聞に“喝”を浴びせたい心境なのだ。