▼衆院選挙が一気に紅葉を加速させているような、晩秋の日本列島。だが列島周辺の海域では、きな臭い匂いが漂い始めている。
▼対馬海峡を通過した中国艦隊が、ウラジオストクの沖でロシア軍と合同訓練し、その後中ロ艦隊10隻が連なって、18日に津軽海峡を通過した。その後小笠原諸島周辺で、ヘリコプターの発着訓練をしていたという。
▼津軽海峡の最短距離は約18キロだ。鮪漁で有名な戸井町の高台からは、対岸の下北半島がはっきり見える。津軽海峡は「しょっぱい川=塩の川」と呼ばれる程狭い。
▼だがこの中央部分が「公海」となっているので、一兆有事になれば「三海峡封鎖」なる作戦があるという。
▼対馬海峡・津軽海峡・宗谷海峡を封鎖し、ロシアや中国の戦艦を太平洋側に出さないという 作戦のようだ。太平洋に出させてしまえば、挟み撃ちになるからだろう。
▼さらに北朝鮮が、潜水艦からミサイル発射に成功した。対米国を意識したミサイル発射訓練のようだが、日米安保がある限り、米軍の極東基地である我が国を標的にしているのは、十分想像がつく。
▼中国は台湾や尖閣地域付近で艦隊を移動させ、威嚇行動に出ている。再び日中戦争に発展するとすれば、この地域は最もデンジャラス・ゾーンだ。
▼ちなみに、日中両国のNPOが共同で世論調査を行った結果、中国が日本に対する印象で「良くない」と答えたのが「66%」で、日本が中国に対する印象では「良くない」と思っているのは【90%】にも及んだ。
▼ここで驚くのは日本人の中国嫌いだ。世論がそうであれば、日中戦争の危機は大いに可能性があるということだ。
▼明治以降の、日清・日露戦争、さらに韓国併合。日中戦争などの歴史から見れば、中国とロシアと北朝鮮の三国同盟が締結される可能性はある。悪の枢軸どころではない【地獄の枢軸】だ。
▼そうなれば、我が国は過去の歴史に真摯に対応しなかったことで、未来に恐ろしい結果を招くことになるかもしれない。
▼閣僚の靖国参拝。軍備費のGDP2%問題や、憲法改正などは、私たちが考えている以上に、周辺国が最も懸念する問題のようだ。
▼さらに、北海道矢臼別では今日(22日)から在沖縄米海兵隊500人が参加して、実弾訓練が行われる。もはや実弾訓練は当たり前の事実だ。
▼総合すれば、もはや現在は1936年に酷似してきたのではないだろうか。天皇のご来道を仰いでの昭和11年の【陸軍特別大演習】だ。
▼現北海道大学農学部を大本営として、南軍は「弘前第8師団」、北軍は「旭川大7師団」。北海道の広大な大地が、中国とよく似た自然環境だったからだという。
▼ここで少しまとめておこう。中国の香港民主化阻止の【香港事変?】。さらに台湾や尖閣列島への中国の挑発行為【尖閣事変?】の勃発の可能性。北朝鮮の【潜水艦発射弾道ミサイル】の実験成功。【中ロ艦隊の津軽海峡通過】で、太平洋進出。【コロナ戦争】や【天皇家を揺さぶる結婚問題】等も、日本を揺るがす懸念材料だ。
▼これらが微妙に重なり、衆議院選挙後の来年あたりに、長い冬の時代が到来してきそうな、世情になっているような気がする。
▼コロナ戦争での戦費?拡大。石油輸出国機構の協調減産での、ガソリンや灯油の値上がり。それに付随する、食料や物価上昇など。資源のない我が国の国民の生活は、日増しに苦しくなる。
▼過去に戦争を引き起こす要因となったのは、このような現状からだ。北朝鮮のミサイルを、いつか撃ち落としてしまったとする。いや、そんな妄想などしたくもない。
▼戦争はほとんどが【自衛のため】だという。防衛費の拡大は、軍隊設置への助走だ。軍隊であれば、最強兵器を持たなければ意味がない。弱い軍隊などただの金食い虫だからだ。
▼軍隊を保持したら【核兵器保有】というのは常識だ。核を持つことで国が維持されているのは、北朝鮮が証明しているからだ。
▼こういう時は日本国憲法前文を大きな声で読み上げてみることだ。【われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う】。
▼地球上唯一の被爆国として、核兵器廃絶運動の先頭に立ってこそ、名誉ある国民と言えるのではないだろうか。
▼「敵地攻撃能力も視野に入れる」などという、第100代内閣総理大臣キシダフミオ。被爆地広島県生まれで、この程度の人物を総理を戴く国民は、世界からどんな評価をされているのだろうか。
▼昨日、函館市に買い物のついでに、期日前投票をすましてきた。途中いつもの「50円温泉(65歳以上」に立ち寄った。
▼80歳近くの男性と湯船が一緒になり、コロナや選挙、津軽海峡を中ロの戦艦が通過した話をした。「戦争だけはごめんだね」と、話は一致した。
▼風呂から上がり際に、その男性が「今朝早く起きたら月がまだ出ていて、満月できれいだった」と話した。
▼私も見たので「あんまり満月が美しかったので、なんだか得したみたいでしたね」というと、男性は「そうだね」とにっこり笑い、湯船から出た。
▼対馬海峡を通過した中国艦隊が、ウラジオストクの沖でロシア軍と合同訓練し、その後中ロ艦隊10隻が連なって、18日に津軽海峡を通過した。その後小笠原諸島周辺で、ヘリコプターの発着訓練をしていたという。
▼津軽海峡の最短距離は約18キロだ。鮪漁で有名な戸井町の高台からは、対岸の下北半島がはっきり見える。津軽海峡は「しょっぱい川=塩の川」と呼ばれる程狭い。
▼だがこの中央部分が「公海」となっているので、一兆有事になれば「三海峡封鎖」なる作戦があるという。
▼対馬海峡・津軽海峡・宗谷海峡を封鎖し、ロシアや中国の戦艦を太平洋側に出さないという 作戦のようだ。太平洋に出させてしまえば、挟み撃ちになるからだろう。
▼さらに北朝鮮が、潜水艦からミサイル発射に成功した。対米国を意識したミサイル発射訓練のようだが、日米安保がある限り、米軍の極東基地である我が国を標的にしているのは、十分想像がつく。
▼中国は台湾や尖閣地域付近で艦隊を移動させ、威嚇行動に出ている。再び日中戦争に発展するとすれば、この地域は最もデンジャラス・ゾーンだ。
▼ちなみに、日中両国のNPOが共同で世論調査を行った結果、中国が日本に対する印象で「良くない」と答えたのが「66%」で、日本が中国に対する印象では「良くない」と思っているのは【90%】にも及んだ。
▼ここで驚くのは日本人の中国嫌いだ。世論がそうであれば、日中戦争の危機は大いに可能性があるということだ。
▼明治以降の、日清・日露戦争、さらに韓国併合。日中戦争などの歴史から見れば、中国とロシアと北朝鮮の三国同盟が締結される可能性はある。悪の枢軸どころではない【地獄の枢軸】だ。
▼そうなれば、我が国は過去の歴史に真摯に対応しなかったことで、未来に恐ろしい結果を招くことになるかもしれない。
▼閣僚の靖国参拝。軍備費のGDP2%問題や、憲法改正などは、私たちが考えている以上に、周辺国が最も懸念する問題のようだ。
▼さらに、北海道矢臼別では今日(22日)から在沖縄米海兵隊500人が参加して、実弾訓練が行われる。もはや実弾訓練は当たり前の事実だ。
▼総合すれば、もはや現在は1936年に酷似してきたのではないだろうか。天皇のご来道を仰いでの昭和11年の【陸軍特別大演習】だ。
▼現北海道大学農学部を大本営として、南軍は「弘前第8師団」、北軍は「旭川大7師団」。北海道の広大な大地が、中国とよく似た自然環境だったからだという。
▼ここで少しまとめておこう。中国の香港民主化阻止の【香港事変?】。さらに台湾や尖閣列島への中国の挑発行為【尖閣事変?】の勃発の可能性。北朝鮮の【潜水艦発射弾道ミサイル】の実験成功。【中ロ艦隊の津軽海峡通過】で、太平洋進出。【コロナ戦争】や【天皇家を揺さぶる結婚問題】等も、日本を揺るがす懸念材料だ。
▼これらが微妙に重なり、衆議院選挙後の来年あたりに、長い冬の時代が到来してきそうな、世情になっているような気がする。
▼コロナ戦争での戦費?拡大。石油輸出国機構の協調減産での、ガソリンや灯油の値上がり。それに付随する、食料や物価上昇など。資源のない我が国の国民の生活は、日増しに苦しくなる。
▼過去に戦争を引き起こす要因となったのは、このような現状からだ。北朝鮮のミサイルを、いつか撃ち落としてしまったとする。いや、そんな妄想などしたくもない。
▼戦争はほとんどが【自衛のため】だという。防衛費の拡大は、軍隊設置への助走だ。軍隊であれば、最強兵器を持たなければ意味がない。弱い軍隊などただの金食い虫だからだ。
▼軍隊を保持したら【核兵器保有】というのは常識だ。核を持つことで国が維持されているのは、北朝鮮が証明しているからだ。
▼こういう時は日本国憲法前文を大きな声で読み上げてみることだ。【われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う】。
▼地球上唯一の被爆国として、核兵器廃絶運動の先頭に立ってこそ、名誉ある国民と言えるのではないだろうか。
▼「敵地攻撃能力も視野に入れる」などという、第100代内閣総理大臣キシダフミオ。被爆地広島県生まれで、この程度の人物を総理を戴く国民は、世界からどんな評価をされているのだろうか。
▼昨日、函館市に買い物のついでに、期日前投票をすましてきた。途中いつもの「50円温泉(65歳以上」に立ち寄った。
▼80歳近くの男性と湯船が一緒になり、コロナや選挙、津軽海峡を中ロの戦艦が通過した話をした。「戦争だけはごめんだね」と、話は一致した。
▼風呂から上がり際に、その男性が「今朝早く起きたら月がまだ出ていて、満月できれいだった」と話した。
▼私も見たので「あんまり満月が美しかったので、なんだか得したみたいでしたね」というと、男性は「そうだね」とにっこり笑い、湯船から出た。