▼学校から、教科の成績や生活の記録が記載されたものが生徒に配布され、周囲に見られないよう、そっと見たのが通知表だ。
▼私の小・中学校時代(昭和30年代)は通信簿と言った。1から5までの段階で先生から渡される時は、なんだかブルーな気分だったのを記憶している。
▼5の数が前回より一つでも多ければ、鼻唄交じりで家に帰ったが、その反対は家の玄関が重く感じた。飼い犬と一緒に、どこか遠くに行きたい、そんな気分にもなった。
▼さてシンゾウ君とスガ君、そしてキシダ君。我が国の最近の総理だが、総理になるくらいなら通信簿の内容は【オール5】というのが普通だ。
▼だが、シンゾウ君は8年間も留年し、スガ君は1年で自主退学してしまった。昨日初の国会代表質問に立ったキシダ君の能力はどんなものかとテレビで観ていたが、正直成績がよさそうには見えなかった。
▼私たち選挙民が国会議員を選ぶのだから、政治家に点数をつけてもおかしくはない。この3人の、通信簿をつくってみたい。
▼と思っていたら、財務省事務次官という数学の大先生が、こともあろうに週刊誌へ、内閣や野党の数学(財政学)について、相当辛い点数をつけてしまった。
▼先生と言えども雇われの身だ。本来ならこのような越権行為は解任だ、左遷だと騒がれるだろう。しかしこの先生、あまりにも政治家の数学能力が低下しているのに、耐えられなかったのだろう。
▼もっときちんと勉強しなければ、氷山に向かうタイタニックのように沈没するだろうと、厳しい評価を付けた。
▼さて3人は共に「憲法改正」のため「自民党改憲草案」なる虎の巻を勉強しているが、あんな本を学んでいれば、東大法学部へは絶対入れない。
▼憲法学も数学も国語も、点数は低いようだ。それに外交学も弱い。3人ともやはり東大法学部は入れなかったようだ。
▼シンゾウやスガは、東大も受ける能力すらなかったようだ。シンゾウは家庭教師(東大法学部卒)にあまりにも勉強ができなかったので、頭をたたかれたというのは有名な話だ。
▼スガは法政大の夜間で苦学したようだ。キシダは、東大を2回落ちて早稲田に入っている。並みいる高学歴の官僚たちの中で、官邸主導の「人事権」だけで、制御できるとは信じがたい。
▼今回の財務次官の発言は、万死に値するとして、即降格ということにならなければ、官僚に馬鹿にされる総理ということになる。キシダはやはり日本国籍の、タイタニック号の船長のようにもみえてくる。
▼ということで、順番に通信簿を付けてみたい。シンゾウ君【オール3】、スガ君【オール2】、キシダ君といえば、所信表明演説と代表質問だけで判断すれば【オール1】というところか。
▼昨日、30代の公務員に衆議院選挙投票日はいつだと聞いたら、いつだったけと頭をかしげていた。多分史上最低の得票率で、与党の勝ちという感じがする。
▼という予想の私も、政治学は相当評価が低いだろう。コロナ禍と就職難で、若者の投票率が増えるのではないかというのが、大方の予想だからだ。
▼それにしても3代前から、我が国の総理の通信簿の評価が低く過ぎるのが気になる。官僚にいじめられ総理が自殺する、そんな国にだけはなって欲しくないものだ。
▼松本清張著「現代官僚論」には、こんなすごい官僚がいたのが記されている。農林省で2年間で7000万円ものつまみ食いをした、多久島事件というのがある。
▼安田善一郎農林経済局長が左遷命令を受けた。「そんなことをしてみろ。河野も道づれだ。おれは一人では沈まない。これまで河野のためにはどれだけ尽くしたかわからない。おれを動かすなら、農地局長か食糧庁長官かのどちらかにしろ。それ以外のポストは御免だ」と啖呵を切って開き直ったという。
▼左遷は消し飛び、農地局長に転任する。もちろん出世コースだ。河野とは、その当時飛ぶ鳥も落とす勢いの、河野一郎農林大臣だ。
▼ここで私の通信簿を自ら作ってみる。キシダが【オール1】なので、私は【オール0,5】だ。天国の母は喜んでくれるだろうか。
▼私の小・中学校時代(昭和30年代)は通信簿と言った。1から5までの段階で先生から渡される時は、なんだかブルーな気分だったのを記憶している。
▼5の数が前回より一つでも多ければ、鼻唄交じりで家に帰ったが、その反対は家の玄関が重く感じた。飼い犬と一緒に、どこか遠くに行きたい、そんな気分にもなった。
▼さてシンゾウ君とスガ君、そしてキシダ君。我が国の最近の総理だが、総理になるくらいなら通信簿の内容は【オール5】というのが普通だ。
▼だが、シンゾウ君は8年間も留年し、スガ君は1年で自主退学してしまった。昨日初の国会代表質問に立ったキシダ君の能力はどんなものかとテレビで観ていたが、正直成績がよさそうには見えなかった。
▼私たち選挙民が国会議員を選ぶのだから、政治家に点数をつけてもおかしくはない。この3人の、通信簿をつくってみたい。
▼と思っていたら、財務省事務次官という数学の大先生が、こともあろうに週刊誌へ、内閣や野党の数学(財政学)について、相当辛い点数をつけてしまった。
▼先生と言えども雇われの身だ。本来ならこのような越権行為は解任だ、左遷だと騒がれるだろう。しかしこの先生、あまりにも政治家の数学能力が低下しているのに、耐えられなかったのだろう。
▼もっときちんと勉強しなければ、氷山に向かうタイタニックのように沈没するだろうと、厳しい評価を付けた。
▼さて3人は共に「憲法改正」のため「自民党改憲草案」なる虎の巻を勉強しているが、あんな本を学んでいれば、東大法学部へは絶対入れない。
▼憲法学も数学も国語も、点数は低いようだ。それに外交学も弱い。3人ともやはり東大法学部は入れなかったようだ。
▼シンゾウやスガは、東大も受ける能力すらなかったようだ。シンゾウは家庭教師(東大法学部卒)にあまりにも勉強ができなかったので、頭をたたかれたというのは有名な話だ。
▼スガは法政大の夜間で苦学したようだ。キシダは、東大を2回落ちて早稲田に入っている。並みいる高学歴の官僚たちの中で、官邸主導の「人事権」だけで、制御できるとは信じがたい。
▼今回の財務次官の発言は、万死に値するとして、即降格ということにならなければ、官僚に馬鹿にされる総理ということになる。キシダはやはり日本国籍の、タイタニック号の船長のようにもみえてくる。
▼ということで、順番に通信簿を付けてみたい。シンゾウ君【オール3】、スガ君【オール2】、キシダ君といえば、所信表明演説と代表質問だけで判断すれば【オール1】というところか。
▼昨日、30代の公務員に衆議院選挙投票日はいつだと聞いたら、いつだったけと頭をかしげていた。多分史上最低の得票率で、与党の勝ちという感じがする。
▼という予想の私も、政治学は相当評価が低いだろう。コロナ禍と就職難で、若者の投票率が増えるのではないかというのが、大方の予想だからだ。
▼それにしても3代前から、我が国の総理の通信簿の評価が低く過ぎるのが気になる。官僚にいじめられ総理が自殺する、そんな国にだけはなって欲しくないものだ。
▼松本清張著「現代官僚論」には、こんなすごい官僚がいたのが記されている。農林省で2年間で7000万円ものつまみ食いをした、多久島事件というのがある。
▼安田善一郎農林経済局長が左遷命令を受けた。「そんなことをしてみろ。河野も道づれだ。おれは一人では沈まない。これまで河野のためにはどれだけ尽くしたかわからない。おれを動かすなら、農地局長か食糧庁長官かのどちらかにしろ。それ以外のポストは御免だ」と啖呵を切って開き直ったという。
▼左遷は消し飛び、農地局長に転任する。もちろん出世コースだ。河野とは、その当時飛ぶ鳥も落とす勢いの、河野一郎農林大臣だ。
▼ここで私の通信簿を自ら作ってみる。キシダが【オール1】なので、私は【オール0,5】だ。天国の母は喜んでくれるだろうか。